目次から検索、子育てがうまくいくヒント

豊かな宝物の時間を実現する家族会議

必ずやってくるわが子の巣立ち。それまでの期間、わが子とたくさんかかわりを持ちたいし、たくさんの宝物のような思い出を作りたい。そのために、不可欠のしくみが「月1回の家族会議」である。

豊かな宝物の時間を実現する家族会議

 ー月1回の定例家族会議ー

「んっ、家族会議?」というのが大方の読者の第一声でしょう。「別にあらたまってそんなことしなくても、思いつきやその時の気分でいいじゃん!」と思われたでしょうね。

ところが、子どもが大きくなってくるにつれて、そうはいかなくってくるのです。子ども「この日は友達と○へ行くことになってるのだから行けない)」とか、妻「この日は、ママ友とランチの予定よ」とか、お互いの予定を調整する必要が出てくるのです。夫にしても、大事な家族イベントを忘れて、ゴルフの約束や仕事の予定など入れていたりしたら大変なことになります。

それに、あらかじめ予定を決めて準備していた方が、豊かな満足のいく内容になります。

家族会議は、月1回15分ほどですみますし、わが家では15年以上も続いているということは、メリットの大きい、不可欠の仕組みということです。

では、家族会議とは具体的にどういったもので、どのようにすればよいのでしょうか。「月1回の定例家族会議の仕組み」以下の「家族会議のノウハウ」をお読みください。

◆家族会議のノウハウ

1.月1回の定例家族会議の仕組み  
ー行き当たりばったりではダメ!ー

2.家族会議の仕方 その1 
ー月の家族計画の立案ー

3.家族会議の仕方 その2 
ー「家族優先の日」の内容を計画ー

4.家族会議で「ふり返り」 

◆Key Message

必ずやってくるわが子の巣立ち。それまでの期間、わが子とたくさんかかわりを持ちたいし、たくさんの宝物のような思い出を作りたい。そのために、不可欠のしくみが「月1回の家族会議」である。

◆Key Messageの解説

 ー家族会議の4大メリットー
わが子が幼児の頃からずっと継続してきた家族会議は、それだけのメリットがあったからこそ不可欠の仕組みとして15年以上も続いてきたし、これからも続いていくでしょう。
ここで家族会議の4つのメリットを紹介しましょう。

第1に、実現までの期間を楽しみに過ごすことができます。「もういくつ寝るとお正月♪お正月には凧上げて、独楽を回して遊びましょう♪~」のように、それまでの間を楽しみにして過ごすことができるのです。長女も次女も「もう少しでクリスマス会だ♪」などと言っていました。

第2に、色々な行事や家族で企画したイベントを楽しみにして、がんばることができます。子供たちに「○日には、遊園地に行くから、(勉強)がんばろうね」と言ったり、自分自身でも「○日は、丸一日家族で過ごすとなると、それまでに△の仕事を終えておこう」と考えたりします。

第3に、十分な準備をすることができ、結果として、内容の豊かさを生み出すことになります。遊園地でどう過ごすか、クリスマス会の内容をどうするかなど、いつやるかを決めておけば、それに向けて具体的な内容などのつめをゆとりをもってできるわけです。その日の朝になって、家族イベントーたとえば「お花見」ーの内容を考え準備するより、あらかじめ内容を練っていたときの方が、やっぱり豊かな内容になります。あらかじめ予定を立てておくことは、十分な考える時間を確保することになり、企画する内容の豊かさを生み出すわけですね。

これは、企画の成功ー内容の豊かさが高い満足度を生み出すーにつながっていきます。

第4に、あらかじめ調整したり、突然のことにも柔軟に対応したりできます。妻がマラソン大会を参観するのも、勤務校の文化祭とバッティングした次女の作品展を見るのも、年休を取る必要があります。それも、当日ばたばたして申請するのではなく、事前に許可を受けておく必要があるわけです。(職場でも予め年休に対する手当をしなければならないので当然ですよね。)また、実母や義母などを招待する場合も、あらかじめ相手の予定に入れてもらっておく必要があります。

決まっている予定をはっきりさせていく中で、空いている日が明確になります。突然何か入ってきても、すぐに調整しやすいわけです。家族で計画した大切なイベントと重ならないように、調整することができるわけです。

たとえば、妻は友人から急に山登りに行かないかと誘いを受けましたが、先に家族のイベントを決めていたので、それを優先して重ならないようにして誘いを受けることができました。長女は、先に決まっていた家族イベントを優先し、友達の誘いを断わりました。

逆に、あらかじめ予定を入れておかないと、友人からの誘いや仕事などに時間を奪われてしまい、家族のイベントを入れようと思っても入れられなくなってしまいます。

月の計画を立てるメリットを4つあげてみました。その最大のメリットは、計画ー宝物の時間ーが実り豊かに実現するということです。

計画を立てることなしに、「宝物の時間」のビジョンをもつことなしにーたとえば、遊園地に行くことも二世帯ボーリング大会も収穫した野菜を使ってのカレーライス作りも…ー決して実現することはなかったことでしょう。

やがては巣立っていく子供たち。それは思いの外早いのかもしれないし、案外遅いのかもしれません。いずれにしても、巣立ちは必ずやってきます。

それまでの期間を大切に質高くともに過ごしたい。たくさんかかわりを持ちたいし、たくさんの宝物のような思い出を作りたい。そのために、その月の具体的な計画を立て、実り豊かなビジョンをもつこと。言い換えれば、月例家族会議をもつことは、きわめて大切であることを強調しておきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ツールバーへスキップ