《読み始める前に》
父の日に、アキコとクニコからプレゼントをもらったことがあります。
アキコは、小学6年生。
クニコは、小学2年生。
手作りのカード。
感謝の手紙。
そして、肩もみ券。
特別に高価なものではありません。
けれど、そこには、子どもたちなりに考えた「お父さん、いつもありがとう」の気持ちが込められていました。
父親にとって、子どもからの感謝の言葉は、本当に大きな力になります。
日頃の仕事の大変さが、報われる。
また家族のために頑張ろうと思える。
そんな不思議な力があります。
今回は、少し特別な形でお届けします。
この記事は、2018年7月27日に書いた「あったかい家族日記」第1173号をもとにしています。
その中で、さらにさかのぼって、2010年6月20日の「あったかい家族日記」第726号を引用しています。
つまり、
2010年の父の日の子育て日記を、2018年の私が振り返って書いた文章です。
そして今回のnoteでは、その流れをできるだけそのまま残しました。
前回の「母の日」の話と合わせて読むと、
「子どもが感謝を形にするには、親の少しのサポートが大きな意味を持つ」
ということが、より伝わるのではないかと思います。
パパの子育て奮戦記:第1173号
長女アキコ、次女クニコ、ママ、パパ(私)
子どもが親のために宝物の時間をつくる
祖母のために誕生日プレゼントを作って祝う。
体調がよくない時に、自分に代わって料理を作ってくれる。
父親のために、感謝のメッセージと心のこもったプレゼントをあげる。
そんなふうにわが子にしてもらったら、かけがえのない宝物の時間になるに違いありません。
そんな「子どもが親のために宝物の時間をつくる」秘訣その5は、
「父の日を祝う」
です。
父親だって、感謝の手紙はうれしい
母親同様、父親だって、わが子からの感謝の手紙やプレゼントは、このうえなくうれしいものです。
もらうことで、日頃の仕事の大変さが報われ、大いに元気をもらえることでしょう。
「父の日」の喜び!
今日は、「父の日」でした。
アキコとクニコから、父の日のプレゼントをもらいました。
アキコ・小6からの父の日のプレゼント
アキコ「はい、これ。父の日のプレゼント。作るのに1時間もかかったんだよ。」

アキコ・小6・父の日のプレゼント
私「ありがとう!」
「お父さん いつも ごくろうさま」
と書いてある他に、英語でも、
「Thank you for everything. Dad ♪」
と書いてありました。
「いろいろありがとうございます、お父さん。」
という意味になろうか。
クニコ・小2からの父の日のプレゼント
クニコ「はい、これ。お手紙。肩もみ券も使ってね。」

クニコ・小2からの父の日のプレゼント
私「ありがとう!」
手紙を読んでみると、次のように書いてありました。
「おとうさんへ
いつも、おしごとありがとう!
これからも4649ネ。
そして、ちちの日のプレゼントは、かたもみけんだよ!
つかってね!
そしてこれからもいっぱいあそぼうね!
いつもいつもありがとう。
おふろでもいっぱいはなそうね。
こんどまた、バイキングつれていってね。
クニコより」
手紙とは別に、「肩もみ券20回」が付いていました。
私「肩もみ券20回とは、ありがたい! アキコからも、肩もみ券ほしいな!」
アキコ「いいよ。」
このように、アキコ、クニコからの父の日プレゼントは、手作りカードとお手紙、そして肩もみ券でした。
プレゼントをもらった父親である私は、とてもうれしかった!
何がそんなにうれしかったのか
1 アキコの「いつもごくろうさま」、クニコの「いつもおしごとありがとう」から、仕事をしていることについてのねぎらいや感謝の気持ちを伝えられたことが、まずうれしい!
2 アキコについては、1時間もかけて手作りカードを作ってくれたのが、うれしい!
カップラーメンではなく、本格的なラーメンをごちそうしてもらった感じだ。
クニコについては、最近ずっと仕事でストレスがたまり気味なので、肩もみ20回してもらえれば癒されそうでうれしい!
3 自分たちなりに考えて、工夫して、手作りのプレゼントをくれたことが、うれしい!
4 プレゼントの内容よりも、ねぎらいや感謝の気持ちを、母親から言われることもなく、自分たちで考えて伝えられるようになったこと。
そうした子どもたちの成長がうれしかった!
(あったかい家族日記 第726号 2010年6月20日)
「父の日」には母親が子どもをサポート
家族のために、日夜働いている父親。
にもかかわらず、「父の日」に感謝の言葉やプレゼントをもらえないでいる──忘れ去られている──父は少なくないようです。
もしかしたら、父親本人も忘れている場合もあるかもしれません。
そうならないためには、どうしたらよいのでしょうか。
「母の日」には父親が子どもをサポートしたように、「父の日」には母親が子どもをサポートすればよいのです。
では、「父の日」に母親がサポートするようになるには、どうしたらよいのでしょう。
それは、まず父親が「母の日」をしっかりと子どもをサポートして祝うことです。
そして、子どもたちの誕生日などをしっかりと祝うことです。
もちろん、母親が先に父の日をサポートしてもいいわけです。
日夜、子どもを養い育てるために働いている父親、母親に感謝できないなら、いったい誰に感謝できるでしょう。
父親、母親こそが、感謝の手紙を渡すのに最もふさわしい相手だと、私は思うのです。
日夜働いていることに感謝された父親、母親は、家族のためにまた頑張ろうという意欲をもつことができます。
つまり、「宝物の時間」は、子どもばかりでなく、親をも癒す力をもっているのです。
◆Warning Message
家族のために日々働いている親に感謝できないとしたら、いったい誰に感謝できるだろうか。
(あったかい家族日記 第1173号 2018年7月27日記)
今回の文章について
今回の記事も、前回に続いて、少し変則的な形になっています。
もともとは、2010年6月20日にSo-netブログ「あったかい家族日記」第726号として書いた文章がありました。
それを、2018年7月27日に第1173号として、あらためて引用しながら振り返ったものです。
そして今、noteで「パパの子育て奮戦記」として再編集するにあたり、できるだけ元の文章を残す形で整えました。
この連載で大切にしているのは、
実際にあった家族の記録を、できるだけそのまま未来へ手渡すことです。
AIを使って文章を整えることはあっても、実際にはなかったエピソードを加えたり、娘たちが言っていないセリフを作ったり、家族の出来事を美しく脚色したりすることはしません。
当時の言葉、当時の温度、当時のパパの喜び。
そして、娘たちが実際に書いた手紙やプレゼント。
それらを大切に残しながら、今の読者にも読みやすい形に整えていく。
それが、このnote版「パパの子育て奮戦記」の基本方針です。
今回は、そのことをお伝えする意味でも、当時の元記事のスクリーンショットを最後に添えています。
この連載が、単なる創作ではなく、家族の日々を積み重ねてきた実録であること。
そして、長い時間を経た今だからこそ見えてくる子育ての意味を、もう一度ていねいに見つめ直していること。
そんなことも感じていただけたら嬉しいです。
この連載で大切にしていること
このnoteでは、AIを使って文章を整えることはあります。
けれど、実際にはなかったエピソードを加えたり、娘たちが言っていないセリフを作ったり、家族の出来事を美しく脚色したりすることはしません。
残したいのは、よくできた物語ではなく、実際にあった家族の日々です。
手作りのカードも、肩もみ券も、少し照れくさい「ありがとう」も、当時のパパが感じた喜びも、できるだけそのまま残していきたいと思っています。
この方針に共感してくださる方は、ぜひフォローしていただけたら嬉しいです。
あなたのフォローが、この家族の記録をもう一度、必要としている誰かへ届ける力になります。

当時so-netブログ<育児部門>約4千ブログ中で2位 ☝️右上



So-netブログは、2025年3月末をもって閉鎖されました。
うっかりしていて移行手続きをしておらず、「あったかい家族日記」の記録は全て消えてしまいました。約15年間に渡り、1400号余りの記事を書いてきて、しかも1記事平均1時間半もかけて書いてきたので、一時茫然自失状態となりました。
それでも、PDFが1185号まで見つかり、「パパの子育て奮戦記」は、それを元に復刻しています。ただの復刻記事ではなくて、後半には「今、振り返ってみて」や「ワーク」も入れて、子育て真っ最中のパパママに役立つように再編集しています。
***パパママとして成長したいあなたへ──フォローどうぞ***
「あったかい家族日記」は、長女アキコ(2025年7月現在27歳・既婚)と次女クニコ(23歳・公認会計士)の成長を、パパの視点で約15年間にわたり綴った実録子育てエッセイです。
二人が幼児だった頃から大学入学、そして結婚前後までの家族の日々を記録し、累計アクセス数は400万を超えました。
七田チャイルドアカデミー校長・七田眞氏にも「子育てに役立つブログ」として推薦された本連載は、So-netブログ閉鎖(2025年3月)を機に、「記録」と「今の視点」を重ね合わせて再編集した〈日々の記録に、“今”を添えた子育てエッセイ〉として、noteで再連載しています。
この文章は、2010年6月20日にSo-netブログで公開された「あったかい家族日記」第726号の文章を、2018年7月27日の第1173号で引用・再構成した記事をもとに、note向けに整えた再編集エディションです。

