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親子で遊べる旬

小3のクニコと妻と私の3人で、夜宮に行った。これまでは、アキコも入れて4名で毎年出かけていたのに……。いずれクニコも、中学生になれば親よりも友達同士で行きたいと思うだろう。親と一緒に夜宮に嬉々として出かける今の時期を大切にしたい。

親子で遊べる旬  2011.5.20 第817号

5月20日(金)夜、予定通り小3のクニコと妻と私の3人で、夜宮に行った。

アキコ(中1)は、習字の練習などいろいろあって一緒に行かなかった。(翌日の祭りには、友達同士で行くという。)これまでは、アキコも入れて必ず4名で毎年出かけていたのに……。

クニコは、妻と私の間に入って一緒に歩いた。
私はクニコと手を握り、母親である妻もクニコの手を握ったまま歩いた。

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両手に花ではないが、クニコは父親と母親と手をつなぎ間に入って、ご機嫌だった。

夜店では、いろいろなお店を見て歩いた。クジ屋(嵐のグッズが当たる)、お好み焼き屋、クレープ屋さん、綿あめ屋さん、おもちゃ屋さん、射的、輪投げ、金魚すくい屋さん……本当にたくさんあった。

クニコ「チョコバナナが食べたいな。」

妻「お父さんに(買っていいか)聞いてみたら。」

クニコ「お父さん、チョコバナナ買っていい。」

私(やっぱりいつものチョコバナナか)「いいよ。その代わり、一口だけ食べさせろよ。」

こう言って、クニコのチョコバナナを一口だけ食べた。

ずっと神社まで夜店を見ながら歩いた。神社の所までは、結構な階段である。

クニコ「ねえ、あんな上まで行くの。この場所(下の賽銭箱の所)でいいんじゃない。」

私「いや、上まで行くよ。祭りはこれが一番大事なんだよ。」

こう言って、上の神社まで行った。

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妻「家族5人分で(来ていないアキコや実母の分も入れて)、5百円ね。」

 お賽銭をあげ、お参りをした。

私「クニコ、(心の中で)何て言ってお参りした? たった百円で色々願い事しちゃだめなんだぞ。 <いつもお守りくださいまして、ありがとうございます。>って、感謝の気持ちをただ伝えればいいんだよ。」

クニコ「うん。」

この後、クニコは、どれにしようかと色々迷いながらも、トロロのストラップ300円を買った。この色々迷っている姿がかわいい。

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私は小学校5年理科で扱う「メダカ飼育と観察」(メダカの受精卵が育っていく様子を観察する)のために、メダカが卵を産み付けるようにホテイアオイを買った。

そして、ぽっぽ焼きやイカなどおみやげを手にして、帰路についた。

お母さん、お父さんを独占して、両手に花のような状態で夜店を見て歩いたクニコ。とてもうれしそうであった。好きなバナナチョコを買ってもらい、好きなおみやげも買えてご機嫌だったクニコ。

かかったお金は、二千円ほど。時間もほんの1時間余り。でも、とっても楽しい至福のひとときだった。

両親と手をつないで笑顔でうれしそうにしていたクニコの姿、

バナナチョコを食べてご機嫌だったクニコの姿

気に入ったおみやげを見つけてご機嫌だったクニコの姿

を見ることができたから。

別に高価な物を買ったり、高級な物を食べたり、遠くまで出かけたりしなくても、子どもは、親がそばにいてちょっぴり好きなものがあるだけで、十分幸せなのだ。親にしても子どもがそばにいて、その笑顔があるだけで、十分幸せである。

次女クニコ(小3)にも、長女アキコ(中1)のように、<親よりも友達と行く方が楽しい>という時がやがて来るだろう。それはあと3,4年後だろうか。

今この時期の子育てを十分に楽しみたい。

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