クニコ(小5)の夏休み自由研究のテーマは「料理体験」となった。
クニコは、①温泉卵 ②ブロッコリーサラダ ③インゲンのごま和え ④豚肉と夏野菜の挟み焼き ⑤しゃぶしゃぶ ⑥レンジでイカめし ⑦カレーライス の7種類の料理を作った。そして、独力でノートにまとめた。
まとめた自由研究テーマ「料理体験集」の実物まとめノートを紹介する。料理体験は、立派に自由研究たり得る。大方の母親にとって指導可能であるし、ここで紹介するフォーマットさえ使えば、十分まとめることもできる。料理のレパートリーが広がるという実利もあり、お勧めの自由研究である。
夏休み自由研究「料理作り」その2 2013年8月31日 第982号
ークニコ(小5)がまとめた実物「料理作り集」ー
クニコの作った料理と感想など
クニコのまとめたノート「料理体験集」から、作った料理と感想などを紹介する。
まとめノート「料理体験集」の項目(フォーマット)は、□材料 □使うもの □作り方 □工夫したところ □作っての感想 □食べての感想 であった。
■ブロッコリーサラダ<5人分> 8月4日(日)
□材料
・ブロッコリー1個 *水菜1束 *ハム4枚 *きゅうり1本
・マカロニ1袋(ゆぜておく) ・塩適当 ・マヨネーズ適当
□使うもの
・包丁 ・また板 ・ザル ・さいばし ・ボール ・なべ
□作り方
①水をなべ半分ぐらいまでいれて中火にかけ、ふっとうさせる。
②ブロッコリーの食べない部分を切り捨てる。
③ブロッコリーの食べる部分を切りはなす。
④くきのまわりを切りすてる。
⑤くきを四分の一に切る。
⑥*をすべて切る。
⑦マカロニと⑥で切った物をボールに移す。
⑧まぜながら、塩をマヨネーズをいれる。
⑨ふっとうしたら、なべの中にブロッコリーを入れる。
⑩やわらかくなったら、ザルに取り出して水で冷やす。
⑪⑦とブロッコリーをもりつける。
□できあがり(写真)
□工夫したところ…1口~2口で食べられるようにブロッコリーをなるべく小さく切りました。
□作っての感想…ブロッコリーを切りはなすことがブロッコリーがかたいため、大変でした。でも、*の食材は、ちゃんと切れました。
□食べての感想…味がうすかったです。それにブロッコリーはじゃっかん、かたかったです。なのでマヨネーズと塩は多く、ブロッコリーはやわらかさをかくにんしながらゆでるとよいと思いました。
■実物ノートの写真
お料理をしてみての感想
■感想
作った料理を家族に食べてもらったら、「おいしい!」と言ってくれたのがうれしかったです。でも、一番うれしかったのは、お料理のレパートリーがふえたことです。レパートリーがふえると、自分でできることが少しはふえていくからです。しっぱいしてしまったところは、次回作るときに注意していきたいです。
■今度は…
今度料理を作るときは、「ヘルシーレシピ」か、病気になりにくい「健康レシピ」を作りたいです。
私の出番は……
テーマがテーマだけに、今年の自由研究では父親である私の出番はほとんどなかった。写真をとって印刷することと、「クニコの作った○○はおいしいよ!」と言って心から喜んだことぐらいである。私のアドバイスは作成過程においては全くなしだった。
最後に完成した実物まとめノート「料理体験集」には目を通した。一つだけアドバイスすべき点が見つかった。
私「<ヘルシーレシピ>と<健康レシピ>これ、同じこと言ってるんじゃないか。」
クニコ「そうだね。」
私「健康(ヘルシー)レシピ でいいよね。そこだけ書き直しておいたら。」
本当に私のアドバイスはこの1点だけであった。
子育てにマジックはない!
妻は料理で手出しをすることはほとんどなく、口しか出していないそうだ。つまり、作り方だけ教えたそうだ。それだけでできたのだから、これまでの母と子の料理教室(ずっと以前は毎月何か料理をいっしょに作っていた。)の蓄積があったからだろう。
まとめノートは、クニコが一人で書いた。先に書いたように、私のアドバイスはほとんどなく、「健康(ヘルシー)レシピ でいいよね。そこだけ書き直しておいたら。」だけである。
これは、以前の自由研究で、わたしといっしょにまとめたことなどの蓄積があったからだろう。
教育にマジックはない。どれも積み上げである。
作った料理の記録一覧
■③インゲンのごま和え
■⑤しゃぶしゃぶ
■⑥レンジでイカめし
■④豚肉と夏野菜の挟み焼き
■ ⑦カレーライス
■特別編「野菜のゆで方の基本」
■「お米のたき方(とぎ方)」
近況:9月1日(日)夏休み最後の長女アキコ(中3)は、朝8時から友達と県都へショッピング&ランチ。その後、そのまま自分の市の夏祭りに参加。夜の花火まで友達といっしょだから、夕食まで友達といっしょ。花火は8時からだから、8時過ぎの今も帰宅していない。
以前は、家族みんなでいっしょに夏祭りを楽しんでいたのだが……。これも成長のプロセスだろう。こうして子どもは自立していく。