クニコ(小5)の夏休み自由研究のテーマは「料理作り」となった。
クニコは、①温泉卵 ②ブロッコリーサラダ ③インゲンのごま和え ④豚肉と夏野菜の挟み焼き ⑤しゃぶしゃぶ ⑥レンジでイカめし ⑦カレーライス の7種類の料理を作った。そして、独力でノートにまとめた。
このまとめ方のフォーマット(項目)が、指導する親のサポートのポイントであり、悩みのタネであろう。自由研究「料理体験」のフォーマットはどうしたらよいのだろうか。
夏休み自由研究「料理作り」その1 2013年8月31日 第981号
ークニコ(小5)がまとめた「料理作り集」フォーマットー
裁縫か?料理か?
今年の夏休みも、科学研究でまた私のサポートが必要だろうなと予想していた。
ところが、今年は科学研究は必須ではないという。自由研究に替えてもいいという。つまり、どちらか一つをやればいいのだ。
クニコ「裁縫で何かを作って提出することにする。」
(科学研究はやらないで、自由研究「裁縫で何かを作る。」にするということ。)
私「そうか、今年は科学研究は必須じゃないからやらないのか。」
お母さん「お料理もいいんじゃない。」
私「裁縫で何か作るのもいいけど、料理作りの方がいいと思う。いろいろな料理ができるようになった方がいいと思うから。」
かくてクニコの夏休みの自由研究テーマは、料理作りとなった。
クニコの作った料理と感想など
クニコのまとめたノートから、作った料理と感想などを紹介する。
まとめノートの項目(フォーマット)は、□材料 □使うもの □作り方 □工夫したところ □作っての感想 □食べての感想 であった。
■チョー簡単・温泉たまご<5人分> 8月4日(日)
□使うもの ・温泉卵の専用機械 ・計量カップ
□作り方
①たまご5個を温泉卵の専用機に入れる。
※ 卵のとんがった方を上向きにする。
②水を約2カップ入れる。
③スイッチをおす。
④できたら、卵を水に冷やす。
⑤卵を割って、お皿に入れる。
□できあがり(写真)
□工夫したところ…卵を割るときに、からがいっしょにならないよう慎重に割りました。
□作っての感想…お水を入れて卵を割るだけだったので、とっても簡単でした。
□食べての感想…卵がトロトロしておいしかったです。
■実物ノートの写真
まとめ方のフォーマット
自由研究をした場合、どのようにまとめるかが一つの悩みのタネであろう。
ここが教師である私の出番かと思っていたら、クニコはいつのまにか自分でまとめていた。
まとめノートのフォーマット(項目)は、
□材料
□使うもの
□作り方
□工夫したところ
□作っての感想 □食べての感想
であった。はじめは「感想」という項目だったそうだが、お母さんのアドバイスで「作っての感想」と「食べての感想」に分けた方がいいと言われたから、分けたのだそうだ。
確かにその方がよさそうだ。妻は、教員ではないが、さすがである。
クニコは、同じように ①温泉卵 ②ブロッコリーサラダ ③インゲンのごま和え ④豚肉と夏野菜の挟み焼き ⑤しゃぶしゃぶ ⑥レンジでイカめし ⑦カレーライス の7種類の料理を作った。そして、同じファーマットでノートにまとめた。
(続く)
・テーマがテーマだけに、今年の自由研究では父親である私の出番はほとんどなかった。写真をとって印刷することと、「クニコの作った○○はおいしいよ!」と言って心から喜んだことぐらいである。
・妻は料理で手出しをすることはほとんどなく、口しか出していないそうだ。つまり、作り方だけ教えたそうだ。それだけでできたのだから、これまでの母と子の料理教室(ずっと以前は毎月何か料理をいっしょに作っていた。)の蓄積があったからだろう。
・まとめノートは、クニコが一人で書いた。私のアドバイスは全くなしだった。これは、以前の自由研究で、わたしといっしょにまとめたことなどの蓄積があったからだろう。
教育にマジックはない。どれも積み上げである。
近況:勤務校は8月27日(火)から始業式で、とうに学校は始まっている。
7月の終わりから8月のまるまる1ヶ月以上、ブログの更新もなし。実はブログの更新よりも、D社から出版が決まっている「子育てがうまくなる10の原則ー子どもといい関係を築く秘訣-」の原稿をせっせと書いていた。
夏休み中も、夏季研修や6年生の陸上指導など子どもは夏休みでも、教職員は研修と指導の日々であった。
とはいえ、お盆をはさんだ1週間はまるまるお休み。今年の家族旅行は、日光で2泊3日の家族旅行であった。東武ワールドスクウェア、日光東照宮、霧降高原、竜頭の滝、戦場ヶ原、西湖、イタリア大使館別荘、田母沢御用邸、華厳滝、大笹牧場(乳搾り体験)と盛りだくさんの3日間であった。
日光東照宮:見ざる・言わざる・聞かざる のポーズで