子どもとの時間を心ゆくまで楽しんでほしい 2005.5.30 第7号
久しぶりに、本田健「きっと、よくなる!」(サンマーク出版)を読み返した。
朝出がけに専業主婦の妻に、「育児を楽しめよ。だんだん大きくなると、友達・彼とのかかわりの割合が高くなるんだから。今(おかあさんがいないと泣くような)は、今しかないよ。今日は運動会の代休なんだから、おれはだめだけど、祖母とも一緒にどこかへ行って楽しんでくればいいよ。」と言った。
そして、本田健「きっと、よくなる!」を出して、「これ読んでおくといいよ。付箋をしておいたところだけでも。」と言って出勤した。
付箋をしたところは、私の家族のビジョンを創るセミナーでも紹介する「子育ては、世界一すばらしいライフワーク」のところである。
子育て中のお母さんから、「ライフワークを見つけたいのだけど、育児期間中だから見つけられない。どうすればいいのか」という質問がありました。 私も妻と一緒に四年間育児に専念しましたが、それは、人生で宝物のような期間でした。子育ては世界でいちばんすばらしい仕事なのですから、子供と一緒に過ごす時間を楽しんでほしいと答えました。 ライフワークは仕事ではありません。私は、ライフワークとは自分らしさを愛する人と分かち合うことだと考えています。そういう意味では、子供と最高の時間を過ごすのは、すばらしいライフワークといえるでしょう。 (中略) 仕事をやっているほうが偉いという観念を手放して、子供との時間をぜひ心ゆくまで楽しんでもらいたいと思います。(引用)
帰宅後、さっそくどう過ごしたか聞いたみた。
祖母と4人(アキコ、小1)(クニコ、2歳)で買い物へ行き、その後ピノキオ(時折家族で行く、お気に入りの軽食・喫茶店)で、昼食をとり、パフェを食べたという。子供たちにとって、大満足の一日だったそうだ。そこで父親の私がかかわれなかったのは少し残念ではあるが、祖母と交流を深め、楽しい一日を過ごせたのでよしとしよう。
・専業主婦で外で働いていないことに負い目を感じることなく、世界一すばらしいライフワークを思い切り楽しんで欲しいと思う。
- 作者: 本田 健
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2005/01/06
- メディア: 単行本