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地震で新幹線が止まった!さぁどうする?ー元日帰省の次女、浦佐駅で立ち往生ー

🔸1 震度六の地震発生!

元日のこと。私は、帰省する次女を迎えるために新幹線の燕三条駅に向かっていた。
4時29分燕三条駅着なので、15分前に燕三条駅に着いた。

ほぼ同時刻、いきなり駅全体が揺れた。
天井が落ちてきそうなくらい揺れた。
あの頑強な駅が揺れた。
天井が落ちてきたらやばいと思い、駅の構内から外へ出た。

スマホでNHKニュース防災を見たら、中越は震度6と出ていた。
「やばい新幹線止まるな❗️」

2年ほど前、大雪で電車が止まり、4時間ほども電車の中に待っていて、その後ようやく別の交通手段で移動したというニュース映像を思い出した。せっかくの帰省が台無しになるかも!

🔸2 新幹線、在来線全て運転停止、さあどうする?!

早速、次女にLINEで連絡を取ると、思った通り、新幹線は停止していた。

しかし、とっても運の良いことに、浦佐駅(二つ駅前:浦佐駅⇨長岡駅⇨燕三条駅)に着いて、ドアが開いた途端、大きく揺れて、新幹線は停電したと言う。
乗客は、浦佐駅にそのまま降りたそうだ。

これは「不幸中の幸い」と思いつつも、100キロ近くも離れている浦佐駅で待っている次女、どうしたものか!?

私は、「1時間、2時間で復旧する事はありえない!」と判断した。それどころか、今日中には運転再開は、無理かもしれないと思った。

そこで、「タクシーがいいぞ! すぐ行動した人が勝ち!」

とLINEした。

次女は、タクシー会社にすぐ連絡して、駅前で待った。
行動が早かったので、10分足らずで乗れた。

 

🔸3 中間地点の長岡駅まで迎えに行くことに

浦佐駅⇨長岡駅⇨燕三条駅だから、中間地点の長岡駅前までタクシーで次女には行ってもらい、私は長岡駅まで向かい、そこで次女にお父さんの車に乗り換えてもらうことにした。それが一番早いし、経済的だ。

おそらく長岡駅まででタクシー代1万5千円ぐらい、自宅までだと3万円を軽く超えるだろうから。かと言って、浦佐駅までは高速道路なら77km先だから1時間ほどで行けるが、高速道路も止まっていた。

長岡駅まで車を走らせながら、「もし途中で新幹線が再開したら、お金が無駄になるな!」という思いがよぎった。まあ、それでも最悪「今日中は運転再開せず、駅の構内で泊まる。帰省は半分台無し」を想定して、そうならないように動いているのだから、よしとした。

タクシーと私はそれぞれちょうど1時間で長岡駅周辺のホテル前に着き、無事乗り換えることができた。

🔸4 7時過ぎに自宅到着

車中、次女から次のような話を聞いた。

同じようにすぐにタクシーに乗るように動いた年配の男性から、

「若いのに賢いね。今、駅にいる人たちは1時間もすると、ここに並ぶことになると思うよ。」

と言われたそうだ。
つまりほとんどの乗客は、新幹線浦佐駅で待っていたそうだ。
まぁ、タクシーはお金かかるし、そう判断するのも無理ないと思うけど。
こちらは、妻も実母も、同じ市内に住む義母・義兄も、次女が帰ってくるのを心待ちにしているので、時間を無駄にできない。

大晦日と新年は、友達の家で過ごして、3時間ほどしか寝ていない次女。
途中、こっくりこっくりしていて、その寝顔が可愛らしかった❤️

(燕三条駅で買っておいた、おにぎりを食べた次女)

地震がなければ、4時29分燕三条駅着で、5時15分頃には自宅に着いていただろうけど、2時間遅れの7時15分ごろに自宅に着いた。

実は、自宅は震度五で、2階の本や時計等が落ちて散乱していたり、窓辺の植木鉢も倒れていた。ガスも自動で止まっていた。電気は止まらなかったが、妻は、とても怖がっていた。

お腹も空いていたので、片付けは後にして、みんなで夕食を囲んだ。

🔸5 振り返って

実は、タクシー代は値上がりしていたようで、浦佐駅から長岡駅(冬場料金になっていたはず)まで2万1千円かかった。

新幹線は、その日どころか翌日2日の午前中まで復旧しなかった。予想以上だった。

特急分は、返金手続きを取ることで、全額戻ってきた。(特急になっていないから)

乗車券分は、浦佐駅から燕三条駅分までが返金された。

最悪を想定して、迅速に判断して行動してよかった❤️

何よりも、戸惑う次女の力になれて

しかも帰省を心待ちにしている、妻や実母、義母・義兄のためにも、よかった。

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