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神域でシャッターを切り、運気を落としていませんか?

◆1なぜ、ビジネスマナー本ほどに、神様本は売れないのか!?

社会人になり、直属の上司に気に入られて、大事にサポートされたり引き立てられたら嬉しいですよね。逆に、直属の上司に嫌われて、パワハラを受けたり、認めてもらえなかったら辛いですよね。そこで、これから社会人になるわが子のために、親がビジネスマナー本を買ってプレゼントしたり、社会人になる本人自身が率先して買い求めたりするわけです。
その結果、ビジネスマナー本は手堅く売れるそうです。
ところが、直属の上司はもちろん社長よりも、ずっと偉くて力のある存在である「神様」に対するマナー本を買い求めないのはなぜでしょう?
知らずに失礼なことをして神様に嫌われているとしたら、その結果、運気が低迷しているとしたらどうでしょう。
逆に、神様への正しいマナーを知っているがゆえに、神様に気に入られて運気が上昇するとしたらどうでしょう。
ビジネスマナー本と同じように、買い求めたくなるのではないでしょうか。

◆2神様への正しいマナー本があれば、御利益も倍増!

著者で神道研究家の藤原美津子さんは、本書のはしがきで次のように書いています。

▶正しく神様に接することができれば、あなたはもっと神様に守られ、もっといい仕事ができ、もっと豊かな人生を送れます。
本書は、あなた自身を幸せにするための「神様に接するガイドブック」です。(4p)

「そもそも神様がパワーある存在とは思えない。御利益があると思えない」と思われる人もあるでしょう。大丈夫です。御利益は確実にあります。

▶私が主催する伊勢参拝にご参加された方には、すごい変化が起こっています。
たとえば、
・参拝後三年で東京の一等地に自社ビルを建てた広告代理店の社長
・今までとはステージの違う人が次々とクライアントになったコーチ
・その年のうちに天命と運命の人に出会った方…(40p)

▶神様や神社が与える力は、それだけではありません。
神様の本当の力は、お金では買えない幸せにもつながっています。
たとえば、心が満たされる、心が落ち着く、人を許せるようになる。人にあたたかい心で接する気持ちのゆとりが生まれてくる。神様の力を上手に受け取ると、こんな心の変化が得られるのです。
 実際、次のような話がたくさんあります。
・ずっとギクシャクしていた嫁と姑の関係が円満になった。
・仕事が忙しすぎて、家族と心の距離ができ、家の中に居場所がなかった人が、お参りの家族との時間に安らぎを感じられるようになった…(45p)

●私自身、約25年前の4月、失恋で失意のどん底にいたとき、どうせ行くなら東の横綱の伊勢神宮に祈願しようと、「良縁祈願」を神楽殿でしていただきました。松阪牛を食べる予定だった、なけなしのお金をはたいて。その結果、その年の6月に今の妻と出会い、9月には結納、11月には結婚できたのです。

●私は、伊勢神宮で、「日本の親たちのためになる子育て本の出版を祈願した」こともあります。2015年4月、その子育て本は出版され、後にベトナム・タイ・中国語にも翻訳・出版されました。3千部止まりかと思っていたら、現在4千5百部を突破し、電子版を含めると約5千部売れています。店頭になくなった現在も、毎月50部ほど売れているのです。

◆本論「神様へのNGマナーと正しいマナー」
御利益有りと納得していただけたでしょうか。
それでは、本論の「神様への失礼になるNGマナー」と「神様に気に入られる正しいマナー」を本書から少しだけ紹介します。

▶自分がお供えできるお酒で、可能な限りいいお酒をお供えしましょう。(175p)
(自分は高級酒を飲んでいるのに、神様には安酒を供える これはNGマナー)

▶お社やご神木などの写真を撮る前に、軽く一礼し、ひと言ご挨拶をしてから写真をとる。
それをしないでいきなりバシバシ撮ると「失礼な人が来た」と思われます。(76p)
(何より大切なのは、興味本位で写真を撮らないようにすること)…

実は、今回、私自身が大きな学びになったのは、次の二つなのです。

▶神様にお願いする時、心の中でだけ願うのではなく、言葉にして口に出すとよい。なぜなら、「人が心のなかだけで思ったことに対して、神様が動いてくれることはほとんどない」からです。それが神様の世界の決まりだからです。(122p この後に、なぜかの説明があるが割愛します。)
日頃の感謝を伝える時には、心の中で述べるのでもいいかもしれません。でも本当は小さな声であっても、言葉に出して言うほうがいいのです。
そして、「本当に叶えたい願いの時は、心を定めてはっきりと言葉に出して言う」ことです。(124p)

実のところ、私は、大抵心の中で願っていました。今後は、小さい声であっても言葉に出して言う、または、心を定めてはっきりと言葉に出して言うことに変えました。

もう一つは、<「ついで参り」は効果が薄い>、でもせっかくだから、出張先でお参りをしたいし、御利益も得たい、ではどうしたらよいか ということです。

▶旅行先で見つけた神社。出張先で見つけた神社。
「せっかく来たのだから、ついでにお参りしていこう」と思ったことはありませんか?
これを「ついで参り」と呼びますが、そのままだと、このお参りの効果は限りなくゼロに近くなってしまいます。(96p 途中にその理由が説明してありますが、割愛します。)
「せっかく九州まで行くので、○○神社にお参りしたいのですが」そう思った時には、どうしたらいいのでしょうか?(98p)

この後、なるほどそうすれば大丈夫なのか!という解説が続きます。
これ以上、紹介すると、著作権にふれそうなので、やめておきます。
「ついで参り」はよくある話だと思うのですが、この秘訣を知るだけでも、本書の元はとれるでしょう。
わずか880円なので、正式に購入してお読みください。きっとお布施にもなると思いますよ。

これ以外にも、シャワーでなく「お風呂の禊ぎ」でぐっすり眠れる、運気を上げる「おみくじの読み方」(64p)など、役立つ知恵がたくさん紹介されています。

『うちの子、どうして言うこと聞かないの!と思ったら読む本』の著者、泉河潤一

追伸

2024年1月藤原さんの新刊『運が味方する神習慣』が出版された。たった今、私は注文したところですが、合わせてご紹介しておきます。

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