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子育て相談実例「第一子(長男)ばかり怒ってしまう」

4月30日(金)初めて有料の子育て相談(約1時間)を実施しました。
その様子のアウトラインおよび詳しい版をお伝えします。
なお、いずれもご本人様の了解の元に公開しています。
(本人:
ぜひ、紹介してください(*^^*) よろしくお願いします!)

◆1.お悩み・願いとクライアント

■お悩み・願い

「そんなに深刻な悩みではないのですが」と前置きされたうえで、
①「第一子(長男)ばかり怒ってしまう」「口出し過ぎ・怒りすぎかもしれない」というお悩みでした。
②「親の愛情を感じて欲しい」(愛情が伝わっているか不安)という願いもお持ちでした。

※ 深刻な悩みでなくても、お気軽にご相談ください。きっと好ましい変化が訪れますよ。

  「子育て相談LP」をクリックしてください。

■クライアント(相談者)

小4男子9歳、小2女子7歳、年中男子5歳の3人の子どもの母親(30代後半)からの相談です。共働きです。
私との面識は、子育てzoom相談までありません。

◆2.子育て相談のアウトライン

■スタート時のクライアント(母親)の願い

特に長男の子育てに関して、人と比べて厳しすぎやしないかと少し不安になるときがある。自分としては、「長男には心を強くしっかりした大人に育ってほしい」という願いがあるので、甘やかしたくない。
一方で、こうした形(自分でやれることはさせる。責任をもたせる)だけでは、親の愛情がうまく伝わっていかないという気もしている。
自分の子育ては間違っていない、(基本は)今のままでいいよという安心がほしい。

■子育て相談で私からお話ししたこと

○心を強くしっかりした大人になってほしいという願いは正しい。
○一方で、5歳次男のように「甘え上手(できないことは人の力を借りる)」なことも生きていくには大切な資質。
○どんなに強い人も、できないことがあるのが人間。今現在も、料理は作ってもらっているし、学費も出してもらっている。
できないことは頼っていいし、それも強さの一つで、その力があった方が倒れにくい。
○エベレストに登れるのも、ベースキャンプがあって、いつでも戻れる安心感があるから。
◎お母さんは、「がんばっておいで!できないことはいつでも助けるから!」「失敗してもいいんだよ。そしたら励ましてあげるから!」という安心基地でもあった方が、 子どもは挑戦しやすくなり、より強くなれる。だから、母親=サユリ(仮名)さんの本来もっている優しさも、依存心をもたせてしまうかもとセーブしないで、もっと出していい。
○愛情の伝え方も、チャレンジも何もしなくても、ハグするとかして伝えてあげると子どもは元気が出る。
(実際の相談では母親が7割、私が3割話しています)

■相談の結果

○お母さんは、相談する中で、「ベースキャンプも作らず、ふもとで見ているわぐらいの感じでエベレストに登らせていたかもしれない」「ふもとで見ているんじゃなくて、いっしょにベースキャンプまで言って、いつでもベースキャンプまでは帰ってきていいよ。ここから頂上まで絶対ずっと見ているよ。こう言った方があたたかくていい」と言われました。
○終わり頃、お母さんは、「アンケートを記入しているうちに、ちゃんと長男はできていることに気づいて、それなのに(自分は長男に)求めすぎていたな」と涙されていました。

■その後(母親のメールから)

○4/30とてもステキな時間をありがとうございました!!!
ママ友でもなく、家族でもない方とこんなに子育ての話を聞いてもらう経験もなかったので、
とても自分のことを見つめ直すいいきっかけになりました!!!
ありがとうございました!
ベースキャンプが、とてもイメージしやすく、頭に残ってるので、
これからもベースキャンプを意識しつつ、子どもたちと一緒に成長できればなと思っています。

○5/1先生のおかげで、確実に私の心に余裕があるがわかります!
そうすると、第一子に対してもイライラすることもなく、
これは私の問題なだけで、子どもには関係ないこと、と気づくことが出来たり、
声かけ1つでも、
これお願いできる???など、
第三子には以前から使えていたようなことが、つい第一子にはきつめに言ってしまっていたことにも気づき、
第一子ににも、同じように言えるようになりました!!
どうしても、第一子には、多くを求めてしまいがちですし,
出来るだろうと思い込んで話したりしてしまってました。
そんなところに気を付けながら生活していきたいなと思っています。
ありがとうございます!

○5/3昨日は、友達家族と近くの山にみんなで登ってきました!
そんな時には率先して動いてくれたり、
荷物を持ってくれたり、
先生に教えていただいたこともあり、
今までよりも、長男に私の気持ちを素直に伝えることができたり!
とても心地いい山登りができました(^^)
本当にこちらの心構えというか、気持ち次第で、
変化があることに驚きがいっぱいです!

○5/7フォローアップ子育てzoom相談では、
長男さんによくハグをしてあげるようになったこと。
ハグをしてあげると、長男さんはとても嬉しそうな表情をすること。
関係がすごくよくなったという報告をもらいました。
そして、次女と次男の習い事についての質問に答えました。

◆3.子育て相談(詳しい版)

ここからは、詳しい版になるので、興味のある方のみお読みくださいませ。

なお、ご本人様の了解の元に公開しています。
(ご本人様の了解なしに公開することはありません。)

あいさつと自己紹介の後、「今回の子育て相談後にどうなっていたいか」(目的設定)を質問しました。

■私「子育て相談終了後、どんな感じになっていたいですか」

母親:そうですね。他のお母さん方とお話ししていると、私がわが子にすごく厳しくしてしまっているイメージをもたれているようで、「えー、考えられない」と言われる。私からしたら、「子どもにそんなに甘くていいの」と、逆に思う。だから、変えるつもりはないんですけど、他のお母さんの話を聞くと、「家ってちょっと厳しすぎるのかなー」って、思うことがある。
直すつもりはないですけど、「それでいいのかなー」って思いながら子育てをしているよりは、自信をもちたいというか、「まちがってないよ」って言ってもらいたい。

甘やかすじゃないですけど、「甘えさせるそういう方が子どもが愛を感じる、子どもにとっていいのかな」って思ったり……。そこがたぶん私は一番下手くそで、厳しいだけがすべてじゃないと思ってるんですけど、「しっかりしてほしい」とか、「大人になったときに、心を強くもってほしい」とか、そういう部分がよそのお母さんよりも強いかなって思うんです。

ここは、間違ってないっていうか。「そういう面では、今のままでいいよ」って言われて、自信を持って子育てできればなあって思っています。

●私:今、お話しをお聞きすると、「子ども強く育ってほしい、しっかりしてほしい」という願いがあって、そのために自分は「甘えさせるよりは、ある程度、厳しく当たった方がいい」と思っている。そこは変えるつもりはないけれど、周りから「厳しすぎはしないか」みたいなこと言われて、その気持ちもちょっと揺らいでしまう。もう少し自分の中で見直す部分がないかっていうことでしょうか。
一旦このように受けて、さらに話をお聞きすると、

母親自身も、男・女・男の真ん中で育ってきて、長男は甘やかされているように感じていること。将来自分の長男が「甘やかされて育ってきたな」って思われたくない。だから、「しっかりした大人になって、心を強く持つ子に育ってほしい」から叱るんだけど、長男にはこの愛情がうまく伝わっていないような気がする。…このように話されました。

◎よい子(強くしっかりした長男)になってほしいから、叱っている。だから、周りから厳しすぎると言われようと、そこは変えたくない。一方で、子どもに親のそうした愛情(愛の鞭)が伝わっているか不安に感じる。ここを何とかしたい。
こういう願いなのだな、と私は思いました。

■私「厳しすぎると言われるということですが、どんなふうに厳しいのですか?」

母親;長男が学校に忘れ物をすると、その日のうちに絶対自分で取りに行かせます。

私:他にはありますか。

母親:スイミングによく忘れ物をするんですが、スイミングに「どうしたらいいですか?」と自分で電話をかけて、自分で対応を考えさせました。

私:他にありますか。 たとえば、宿題とか。

母親:宿題とか、学力はそんなに望んでいない。宿題など、口うるさく言うことはありません。長男は、自分で計画してやれますし。

そして、長男は、何かあっても、まず絶対に怒られないであろうお父さんに相談するとのこと。私がその点について「寂しくないか」問うと、母親の私が聞いたらすぐに怒ってしまう気がして、うまく役割分担していると考えれば、寂しさは感じないとのことでした。
また、小2の長女、年中の次男は、叱られる様子を見ていて、自分は叱られないようにしているとのこと。

●私は、忘れ物への対応、自分で責任を取らせるという対応は適切だと思うと肯定したうえで、

■私「叱りすぎかなって思うくらい叱ってしまう裏にある願い(肯定的な意図)は何でしょう?」

母親:自分で対処、自分で考えてほしい、人任せじゃくて。
いつか助けてもらえるんじゃないかという思いがある気がする。
そういうところを改善したい。

私:過度に依存して、もっている力を使わないで、甘えちゃう。
やればできるのに、やる中で身についていく強さがあるのに、
そこに安易に周りに頼ることで、その強さが育てないことを恐れる。

母親:そうです、そうです。

私:ぜひ長男でもあるので、甘えるのでなくしっかり強さをもってほしい。

母親:そうですね。

母親:その反面次男(年中)は本当に甘え上手。自分が得意じゃないみたいなところは、「なあなあやってよ」とか……。

■母親「そういう(甘える)のが第一子はまったくない気がして、それは私がそうさせてしまったのかな?」

という気がして、頼るのが下手くそというか……。

母親:今後何かあったときに、だれかに頼るというのもあった方が大事なように思うところもあるんですよね。そのさじ加減がすごくむずかしくて……。

私:今、とってもいい視点が出てきたんですけれども、
次男(年中)は甘え上手、頼り上手で、そういう面も必要かなとおっしゃいましたよね。
強いというのは、確かにとっても大切な資質で、お母さんとしても大事にしたい。
わが家も「賢く強くあたたかく」という子育ての三本柱に一つなんですよ。

母親:(笑顔で聞いている)

私:でも、強いだけだと、「自分でなんとかしなくっちゃいけないんだ!」そういう信念・価値観だけだと、長い人生では自分一人では手に負えないことは起きるじゃないですか。

母親:そうですね。

私:基本自分でやるにしても、本当にすべて自分一人でって言うのは、あり得ないじゃないですか。「一人で手に負えないときには手を借りてもいい」とか、そういう柔軟性、「芯は強く」というのがある一方で、そういう資質も子どもに育んでおかないと、いかに強い木でも強風が来たときに、誰も頼らないと、ポキッと折れてしまう可能性があるわけでしょう。

母親:そうですね。

私:3番目の子どもがその辺りを教えてくれていると思うんですね。
ましてまだ9歳ですから、自分にできないところは頼ってもいいんだというところもないと、本人がつらくなると思いますよ。

母親:そうですね。そこは、「頼ってもいいよ」っていうか、「出来ないときは教えてね」っていうか、
声をかけてもいいってことですか。

私:そうですね、そうするとものすごく安心すると思いますよ。

母親:それをどのタイミングで言えばいいか、すごいむずかしくて。

私:お父さんにまず相談するということは、お母さんが思っている以上に、緊張しているんです。
お母さんには嫌われたくないから、これ言ったらまずいなとか。子どもになりに考えてまずお父さんに相談してるんです。
もしかすると、「自分は強くないと、お母さんに好かれない」と思っているかもしれない。
それって、9歳の子どもとしては、相当ストレスな感じがしますよ。

母親:あー、そうなんですね。(うなずく)。

私:基本強いのは大事だけれども、どんなに強い人でも、右腕という人がいるわけでしょう。どんなカリスマ社長だって、一人じゃ全部できないわけだから。

母親:(にこにこする。)

私:人には得手不得手もありますし。
たった今だって、食事はお母さんに作ってもらっているわけでしょう。
どんなに強くても結局一人では全部できないんだから、そういうときは頼っていいんだよとか、上手に人に頼ってもいい。
次男さんがもっているリソースももった方がいい。

母親:そうですね。

私:それをもつと、もっと強くパワーアップしますよ。支えがついて倒れにくくなるから。

母親:へえー、確かに。

私:「どんな強い人でも、そういうことがあるんだから、上手に頼っていいんだよ。
できないときはいつでもお母さんが支えるからね」っというスタンスの方がいいです。
その方が、子どもは安心していろんなことにチャレンジして、より強さがパワーアップしますよ。

母親:(うなずく)

私:今だと全部責任とらされる感じがするから、躊躇することもあると思うんですよ。

母親:そうですね。

私:ある程度わんぱくじゃないと、自分でチャレンジしないと、強さは身につかないじゃないですか。

母親:そうですね。

私:エベレストに行くのだって、いつでも天気が怪しかったら、ベースキャンプに戻って来れるという安心感があるじゃないですか。それがあるから果敢にいけるんですよ。
だから、お母さんの「できないときはいつでもお母さんが守るから。サポートするから。」というのがあるといいと思いますよ。
もしかしたら、「全部自分でやんなさい」って、長男さんに映っているかもしません。

母親:そうですね。
そういうこと、私は思ってても、言葉に出すタイミングが分からなすぎて……。
一応厳しいばっかりではダメだと思っているので……。(間)

「なるべく相談して。思っていることは言って」っては、言うようにはしてるんです。
でも、全部が全部、10あったら10言えてるかといったらそうじゃないかもしれない。
でも、お父さんには10あったら10言えてる気がする。

●お互いに大笑いする。

母親:今までは「それでいいのかな」って思ってたんですよ。
役割分担じゃないですけど、長男にとって、お父さんというよりはお兄ちゃんみたいな感じでいる気がして。
私にそこまで言ってこなくても、「お父さんがよき理解者、どんなことでも受けて止めてくれる存在であれば、いいのかな」っという思いが、心のどこかにあったんです。

でも、私ももう少し(あたたかい言葉を)言った方がいいですね。
許すっていうか、私もどこかでは協力するっていうかは、もう少し言った方がいいかもしれませんね。

私:母親が言った方がパワーが強いです。
9歳、いやもっと大きくなってからもそうなんですけど、母親に好かれたいという思いが、子どもは絶対強いと思うんです。

母親:そうなんですね。

■私:安全・安心が母親からもらえた方が安定しますよ。

そうすると、外に向かってチャレンジする力がパワーアップします。
さっきのエベレストのベースキャンプじゃないですけど、お母さんの強くしたいという願いも、そちらの方が叶うんです。
強くしたいから手を引くというのも一つの真理なんですけれども、強くしたかったら逆にチャレンジしやすいような安全な環境を整えるということも、強くする要素なんですよ。

母親:ベースキャンプをつくるですね。(うなずいている)

私:そうそう。そうすると安心してチャレンジできるので、「失敗しても自分の手に負えなかったら助け船が来る」と思えば、果敢に挑戦できるじゃないですか。
そうして、自信を持ち帰って、さらに難しいことにも挑戦できるようになります。
だから、その方が強くなります。

母親:そうですね。(さかんにうなずく)

私:他のお母さんからの「あんなに厳しくして」みたいな評判も、別に私はポリシーがあれば気にしなくていいと思うんですよ。自分の子ですしね。その結果を引き受けるのは自分なわけだから。外野の言うこと聞いて、子どもが悪くなったらどうするんだと思うわけですよ。

母親:確かに。(笑う)

私:将来人に頼って(悪い意味でですよ)、責任感のない男になるよりは、そういうように厳しくやった方がいいというのは十分わかります。

それがさらにいい形でパワーアップするには、

「できないことがあったら、そこはお母さんがサポートするよ」とか
「失敗したっていいんだよ。挑戦することが大事。お母さんがそこは励ましてあげるから」。

そういう世間の言葉で言うと「あたたかさ」なのかもしれないんですけれども、そういうところもあった方がいいですよね。

母親:そうですね!

私:それ(あたたかな心)は、もうお持ちだから、わが子を強くするにはそれをおさえておこうと(母親:そうですね)これまでは思われていたと思うのですけれども。

母親:私は、ベースキャンプも作らず、ふもとで見ているわぐらいの感じで、エベレストに登らせていたかもしれないです。
それよりも、
「ふもとで見ているんじゃなくて、いっしょにベースキャンプまで言って、いつでもベースキャンプまでは帰ってきていいよ。ここから頂上まで絶対ずっと見ているよ。」
こう言った方が、あたたかさを感じるようなことができますものね。

私:その姿勢は子どもも感じるので、「見守ってもらってるな」って。
特に具体的なサポートはなくても、それだけでも子どもは感じると思います。
お母さんがそういうふうに切り替えれば、それだけでもう伝わるところがあるので。

母親:うーん。そうですね。

私:今までだったら、「そんなことあなた(一人で)やる。その方があなたのためよ」だったのが、彼にとって高すぎる山で不安がある場合、「自分(一人)でやれるようならやってごらん。でももし助けてほしいところがあったらサポートしてあげるからね」と言ってあげる。
実際今、食事を作ることだって、将来高校だ、大学だといえば、学費も出すわけだから、できないとろろはサポートしていますよね。それを食事や学費以外も、できないところはサポートする。
言葉がけとか、いろんなことに対しての不安ももつわけだから、そういうのも受け止めて、サポートしてあげるっていうそういうふうに変えるといいですよ。

母親:そうですね。

私:特にもう伝えなくても、変わりますよ。
お母さんが気持ちを変えただけで。

母親:えー。

私:ちょっとやさしくなるはずなんです。

●この後、お母さんは、
・子育て相談に先立つ事前アンケートに書いただけで、自分の子育てについて見つめ直すよい機会になったこと。
・そして、長男に怒る回数が(もうなんでもできてるわと気づいて)すごく減ったこと。
この点を嬉しそうに話してくれた。

■私:終わりに、どうやったらお母さんの愛情が伝わるか? という問題にいきましょうか

私:お母さんなりに十分愛情があるのに、それが自立して欲しいという形で出ているわけです。
「あなたが自分でやりなさい」ということばかりだと、子どもからするとヘルプが欲しい場合もあるんですよ。
「(それなのに)ヘルプが来ないっていうのは、愛していないのかな」っていうふうにとらえられかねない
ということもあるんですよね。

母親:そうですね。なんかたぶん表し方、塞ぎ込みすぎたなって、私気づいて、

強くなって欲しいという気持ちが勝って、出すタイミングがわからなくって、

どこなら出してもいいのかなって、すごいあったので。

私:お母さんの方で出すとかえって依存しちゃうかなっておそれがおそらく恐れがあって、引っ込めた部分があったと思います。甘えすぎると困るなって。

それはむしろ逆で、最後の1割については、いつも安心させるところが、安全基地があった方が子どもは強くチャレンジできるようになっていきます。そこはむしろセーブというか引っ込めないで、出すという形でいいんじゃないですかね。

母親:そうですね。

私:あんまりほめないかもしれないですけれども、ついついほめると逆に甘えちゃうじゃないかみたいに思えて。
よかったところはほめてあげると安心すると思いますよ。
ほめ方とかいろいろあるんですけれど、難しいことは今は言わないので、とにかくいい姿が見られたらほめてやると、「お母さんちゃんといいとこ見てくれているんだ」となって信頼感が増しますよ。

母親:そうですね。ただ強くなって欲しいことで、自分で対処するということの関しては、そこはずいぶんほめるんですよ。

「やるじゃない!」「自分でできたじゃない!」って言って。

その他のところが、それこそ、先生がおっしゃるように甘え上手じゃないっていうか、依存されたくないっていうか……。

私:甘えてもいいと思いますよ。まだ、9歳でしょう。
今年の4月で長女は社会人ですけど、長女が12歳の時、お母さんにハグしてもらって
「ふう、元気が出た−」なんて言ってたんですよ。

母親:へえー。

私:だから9歳なんていったら、まだハグとかスキンシップで愛情を伝えるといいと思いますよ。
海外に行けば大人でもハグして元気をもらってるでしょう。

母親:そうですね。

私:だからなんかしたらじゃなくて、やってあげてもいいと思いますよ。

母親:なんでもないときでもね。

私:そう。大人になったら、なかなかハグしにくいですから。

母親:そうですね。今だけですね。

私:そう思いますよ。たぶん子どももね、やってもらうととっても喜ぶと思います。
とりあえずハグなんかね、無条件にやってあげてもいいと思います。

母親:そうですね。(うなずく)

■長男に求めすぎていたことに気づき涙ぐむ

この後、お母さんがハグしたとき、長男がめちゃ喜んでいたという話をしてくれました。
そして、事前アンケートを書きながら自分の子育てを見直していると、
(甘やかさないで強く育てようと思ってきたけど)

◎長男は十分にできているわ!

と気づいたそうです。
それなのに、今まで

◎自分は(まだ足りないまだ足りないというように厳しくして長男に)求めすぎていた

このように、話して涙ぐまれました。

■私:スタート時の願いは達成されましたか?

母親:はい、ありがとうございます。

最後に、1週間後、フォローアップ子育てzoom相談をすることに決めて、今回の子育て相談を終えました。
(本文中、方言など標準語に直しています。)

◆4.子育て相談を終えて

約1時間の子育て相談の結果、アウトラインのところで紹介したように、母親と長男の関係はとてもよくなりました。

▶5/1先生のおかげで、確実に私の心に余裕があるがわかります!
そうすると、第一子に対してもイライラすることもなく、
これは私の問題なだけで、子どもには関係ないこと、と気づくことが出来たり、
声かけ1つでも、
これお願いできる???など、
第三子には以前から使えていたようなことが、つい第一子にはきつめに言ってしまっていたことにも気づき、
第一子ににも、同じように言えるようになりました!!
どうしても、第一子には、多くを求めてしまいがちですし,
出来るだろうと思い込んで話したりしてしまってました。
そんなところに気を付けながら生活していきたいなと思っています。
ありがとうございます!

▶5/3昨日は、友達家族と近くの山にみんなで登ってきました!
そんな時には率先して動いてくれたり、
荷物を持ってくれたり、
先生に教えていただいたこともあり、
今までよりも、長男に私の気持ちを素直に伝えることができたり!
とても心地いい山登りができました(^^)
本当にこちらの心構えというか、気持ち次第で、
変化があることに驚きがいっぱいです!

▶5/7フォローアップ子育てzoom相談では、
長男さんによくハグをしてあげるようになったこと。
ハグをしてあげると、長男さんはとても嬉しそうな表情をすること。
関係がすごくよくなったという報告をもらいました。

私は小学校教員としてこれまで約1,000名の保護者や教職員の教育相談をしてきました。
今回は、初めて有料4,400円(18,000円のところ先着36名までの期間限定)の子育て相談をしました。
その子育て相談を通して、クライアントのお母さんとその子どもが「笑顔」になるお手伝いができて、とても嬉しいです!

●このような子育て相談を希望される方は、下の「子育て相談LP」よりお申し込みください。

「子育て相談LP」をクリックしてください。

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