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親が元気なうちに親孝行

親がしてくれたことをわが子に返すこと。これが親の恩に報いることだという考え方は、確かに一理ある。
しかし、半分は違っている。親から受けた愛情をわが子に返すと同時に、親にも返すのが当然だ!
どんなことが親に喜ばれるか?
親が必要としているときに手を貸すということ。
これなら間違いなく喜ばれる。

親が元気なうちに親孝行 (2006.11.5)

今朝起きて階下に行くと、今に実母の習字紙(約縦2m×横50cm)が目に入った。

「これから、書道の作品を作るんだな。」と思った私は、実母に自分から声をかけた。

私「お母さん、紙を折るの手伝おうかね。」
実母「手伝ってくれるかい。助かる。」

およそ10分間のちょっとした仕事だが、ずれないように神経を使う仕事でもある。
縦2mもあるのだから、一人で紙を折ることは無理なのである。私や妻、最近は長女のアキコまで手伝うことがある。

私は、手伝いながら、「こうして手伝えることは、親が元気で生きている間だけなんだ。」と、ふと思った。

さて、1時間後、また階下にいったら、実母が
実母「お前、今日外へ行くかい?」
私「ほとんど家にいると思うけれど、何かしてほしい用事があるの?」

実母「外へ行くなら、ついでにこのはがきを出してもらおうかと思って。今日中に出さないとだめなんだて。」
私「それくらい、散歩がてらに今出してきてやるよ。」

こう言って、はがきを受け取り、投函してきた。

私「出してきたよ。」
実母「ありがとう。」

こうして実母のために、ちょっとした親切をできるのも、実母が生きていればこそである。以前にも書いたが、実母がガンではないかと一時疑われてから、実母の死を急に身近に感じるようになった。

母が私にしてくれたことに比べれば、百万分の1にも満たないことだろう。それでも、こうして少しでも恩返しし、母の喜ぶ姿を見られることはうれしい。

●親がしてくれたことをわが子に返すこと。これが親の恩に報いることだという考え方は、確かに一理ある。しかし、半分は違っている。親から受けた愛情をわが子に返すと同時に、親にも返すのが当然だ。
●親が必要としているときに手を貸すということ。これなら間違いなく喜ばれる。

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