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★高1の長女と進路をめぐっての会話

子育ての夢が叶う

長女が小1の時に立てた、私の夢。
それは、わが子が高校生・大学生になっても、楽しく会話したり、将来のことについて語り合ったりする関係をつくるというものだった。
それが叶って嬉しい!

高1の長女と進路をめぐっての会話  2015年3月29日  228-1030号

原則月1回の親子ランチデート

原則として月1回父と子(娘)のツーウエイ(会話)。月1回行ってきた「父と子塾」を発展的に解消して、ランチをいっしょに食べながら、「父親として生き方や、わが子にその都度その都度必要と思われることを話したり、学校での様子などを聞いたりする」形式である。ランチをいっしょに食べながら、日常的なことから将来の就きたい仕事のことまで楽しく会話するわけである。

当初は月2回と思ったが、アキコ(高1)も勉強やら友達とのつきあいやらで忙しく、月1回が限界のようである。

今回の会話 ーディズニーシーから将来のことまでー

長女アキコ(高1、15歳)と市内のレストランB店に行った。月1回のランチデートである。
10分ほど待ったが、昼食をいっしょに取りながら1時間余り話すことができた。

まずは近況報告から

10分ほど待ちで席が空いたので、さっそく好きな料理を注文した。
アキコはドリア。私はスパゲティ。 野菜サラダは好きなサラダを食べ放題なので、とりあえずメインディッシュがくるまでにいろいろなサラダを食べていた。

私「今回、Aさんと二人で行ったディズニーシーはどうだった?」

アキコは、金曜日の深夜に当市の駅を出発し、翌土曜日の朝8時過ぎにはディズニーシーに着いたのだ。その後、夜10時までそこにいて、その後舞浜駅を出発して朝の7時頃に帰ってきたわけだ。
私と二人で初めてディズニーシーに行ったときには、「恐いから乗りたくない!」と言っていたタワー・オブ・テラーにAさんと乗ったそうだ。恐いからもう二度と乗りたくないと言っていた。

将来就きたい仕事の話など

私「やっぱり将来、ディズニーランドで働きたいの?」
アキコ「うーん、正社員になれるなら。お父さんは、どうしてほしいの?」
私「(間)お父さんは、本音を言えば(間)、本音は二つあって、一つはアキコが思うとおりに翔んでほしい。
私は、ノーベル平和賞を受賞したマララの父親のように、娘の翼を折りたくないという気持ちがある。
(ここでイスラム教の話をして、翼を折ることの意味を説明した。)
もう一つの本音は、(東京でなく)地元で仕事を見つけて帰ってきてほしいということだ。」
(さらっと書いているが、きわめて重大なテーマだ!)

アキコ(ふむふむという感じで聞いている。)

私「いずれにしても、大学受験と同じで望む通りの会社に勤められるとは限らないから、3つか4つ希望の仕事を見つけておく必要はあるよね。
それに、アキコはどうしてディズニーランドに勤めたいのかな?」
アキコ(なかなか応えない。)
私「もしエンターテインメントのようなことでみんなを喜ばせたいなら、そこが根本的な願いならディズニーランドでなくても、いろいろな選択肢があるはずだよ。(間)教員なんてアキコは向いていると思うよ。」
アキコ「教員の免許はできたら取ろうと思う。あと外国人に日本語を教える仕事もいいかなって思ってる。」…

こんな感じで将来のことを話し合った。高校の同級生でのちにT市長になったSさんは、高校時代に上級国家公務員試験を将来受けることを宣言していたことなどを話したり、私の兄が歌手をめざしたことを話したりした。

私の兄は(26歳で亡くなったが)、将来歌手になることを本気でめざしていて、「スター誕生」(という人気番組が当時あった。番組の中で本当にスターが誕生するのだ。)でも二次面接までパスしたが、最終選考でダメで番組には出られなかった。大学もわざと留年して5年目にプロ歌手の布施明の前座を務めるほどがんばったが結局ダメ。東京でF企業に勤めたが、あまりの厳しさに地元に帰ってきてある新聞社の広告代理店に勤めた。

親のことはクニコと二人でみなくてはならない

私「将来、お父さんとお母さんのことをみる気はあるの。」
アキコ「うん。」
私「アキコが東京で働こうが、どういう形になっても、親のことは将来みなくてはいけないぞ。お父さんが<人の役に立つ立派な仕事をして給料も十分稼いでくるから、子育ては母親のお前にまかせた>と言って、お母さんに子育てをまかせっきりだったら、どう思う。それはおかしいだろう。それはいろいろな事情があるから、形はいろいろあるだろう。遠洋漁業に就いている人は、数ヶ月に1回ぐらいしか帰宅できない。でもおかげでカツオとかマグロとか食べられるわけだ。世の中に必要な仕事だ。だから、家族の形はいろいろだけど、妹のクニコに親のことを丸投げなどできないぞ!それは、二人が責任をもってやることだ。」(2年ほど前、夕食時の会話だったかで、アキコはクニコに親のことは頼むと少し笑いながら言っていたのを記憶していて、とても気になっていた。その考え方は根本的に間違っていると、私は考えている。)

アキコ(うなずく)

私「それにクニコだってどうなるかわからない。お父さんは、兄がいたけど、26歳で亡くなったもの。だから、あーちゃん(実母)をお父さんがみているだろ。」

結婚する! それとも独身!

私「それにアキコが結婚する相手がどんな人かにもよるんだよな。」
アキコ「アキコは別に好きな人がいなかったら、独身でもいいと思ってる。」
私(えっ!)
アキコ「でも、結婚式は挙げたいと思ってる。」
私「えっどういう意味。独身なら結婚式挙げないだろ。」
アキコ「ディズニーシーで結婚式を挙げているカップルを見ちゃったんだよね。」
私「だから、憧れちゃったわけ。」
アキコ「うん。」

私「子どもはほしくないの?子どもができると幸せだよ。人生の幸せが倍になる!お父さん、アキコとクニコがいるおかげで本当に幸せが倍になってるもん!」(おそらくここでは自然と満面の笑みになったと思う。「お前バカなこと言ってるな!」などと説教するよりも、百倍も効果があったと思う。)
アキコ(笑う)…

食後のデザートのアイスクリームを食べ、二人でレストランを後にした。

子育ての夢が叶う

実は今回、親のことを妹のクニコにまかせっきりにすることはできないということを教えるつもりだった。実際、そのことを言えてよかった。
それ以外にも、将来就きたい仕事のことや、結婚のことなども、話せてよかった。

このように、親の本音を伝えたり、将来のことを話し合ったりする月1回の父と子のツーウエイデート。とてもよいコミュニケーションの機会だと思っている。

実はこうした機会をもてるようになることが、アキコが小学校1年生だった頃からの夢で、父と子塾を幼い頃から始めた大きな理由だった。それが叶ってうれしい!

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