長女アキコ(小1)が
危ないからダメだと言っていたジャングルジムに乗っていた。
強でく叱責したら、アキコは泣き出した。
そんなアキコを見て、私自身嫌な気がした。
叱り方の工夫、叱った後のケアー、叱っても壊れないような関係づくり、
そもそも叱らないで済む工夫…どれも大切だ。
★長女(小1)を叱る!(2005.6.18)26号
朝食後、ふと長女のアキコ(小1)を見たら、居間にあるジャングルジム(堅めのダンボールのような材質でできている。)の3段目で横になっていた。アキコが2才頃から使っていたもので、アキコが小学校に入学してからは、「これは、本当は5才までしか乗れないよ。アキコはもう1年生だから重くて折れてしまうかもしれないんだよ。危ないから、もう乗ってはダメだよ。」と言い渡していた。なのに、この間ものぼっていたので、注意したばかりだった。
命(安全)にかかわることについては、強く言った方がよいと信じていたので、強い調子で
「アキコ! 降りろ! 危ないからだめだっていったろう。」
と叱責した。(手は出してはいない。念のため)
そしたら、アキコは泣き出した。
祖母は、「危ないから降りなさい。」と言いつつも、「だいたいこんなところに置いておく方も悪い。乗りたくなるのも当たり前だ。」と言った。確かにそうだと思ったので、すぐにジャングルジムを別の部屋に移動した。
叱ったこと自体は正しかったと今でも思うが、やはり叱り方というか注意の仕方は工夫が必要だったなと思った。なぜかというと、泣いているアキコの姿を見て、私自身嫌な気がしたからだ。
しばらくして、泣いているアキコを抱きながら、「お父さんは、アキコがけがすると大変だと思って注意したんだよ。アキコがもう大きくなって重いんだよ。あれは紙でできているから折れるんだよ。折れてけがをしてからじゃ遅いんだよ。でも、強く叱ってごめんね。」と諭すように話し、かつ謝った。そしたらアキコも落ち着き、私も気分が落ち着いた。
叱ることも、教え方・育て方の一つであって、これからも何度もあるだろう。叱り方は工夫する必要があるし、また叱った後のケアーも大切だ。そして、叱っても関係が壊れないような、普段の信頼関係作りはもっと大切だと思う。
そして、そもそも叱らないで済む工夫も(そもそもジャングルジムを置かないという祖母の指摘は正しい)。