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子どもの失敗を「叱る」のではなくて「ほめる」

叱るときには、したことと動機を分ける必要がある 

次女クニコ(小1)は、自分の食器を片付けた後、食器洗いを始めた。

ところが、誤って小皿を割ってしまった。

次女はお母さんを助けようと思って食器洗いをしたのだが…。

そんなとき、頭ごなしに叱って、

その尊い動機まで失わせるような愚を犯してはいけない!

子どもが食器を割ったときの対応 2010.3.18

母親がPTA会合に出かけたときの暗黙のルール

今晩、妻はPTAの会合があり、速やかに夕食をとり、学校へ出かけて行った。

妻がPTAなどの会合で出かけたとき、暗黙のルールが、わが家にはある。それは、妻のものも含めて、自分たちの食器を洗って片付けておくというルールだ。

仕事を終えて疲れた帰宅してきた妻(母)が、夕ご飯を作り、さらにPTAの会合に出かけていく。夜遅くその会合から疲れて帰ってくるであろう妻(母)を喜ばせようと始めたものだった。今では、暗黙のルールとしてわが家に定着している。

クニコは、私が働きかけるまでもなく、自分が食べた食器を片付け、さらに食器洗いに始めていた。少しすると…

クニコ「お父さん、お皿を割っちゃった。」

小声でしまった!という表情で、私に伝えるクニコ。

さて、どう対応したものか。

食器を洗う人が食器を割る

私は、すぐに流しに向かった。

ガラス製の小皿が割れて、かけらが流しに散乱していた。

私「クニコは、お母さんが楽になるように自分のお皿を洗っていたんだよね。クニコは、優しいいい子だね。クニコは優しいいい子だったから、皿を割ることができたんだよ。もともと優しくない子は、食器を洗おうとしないんだから、割ることはないんだよ。」

叱られると思っていたクニコは、表情がぱっと明るくなった。

私「ケガがなくてよかった。」

私「でも、(お皿を割って)ごめんなさいは、言う必要があるね。」

クニコ(言えずにしばらくもじもじしていたが)「ごめんなさい。」

私「クニコは偉いよ。自分で食器を運んで、洗って拭いて、食器棚に片付けたんだから。お母さんは助かるよ。」

こう言われて、クニコはにこにこしていた。

お母さんが帰宅した後、クニコは、食器を割ったことをにこにこと報告し、「ごめんなさい。」と言えていた。

「食器を洗う人が食器を割るのよ!」

実は、ずっとずっと以前に実母に言われた言葉である。

茶碗を割った母を、私が「あわてないでゆっくりやれば。」というような言葉をかけた直後にそう言われた。

気をつけて食器を洗っていた母にしてみれば、そもそも食器を洗っていないあなたに言う資格あるの!?ということだったのだろう。

したことと動機を分ける

叱るときには、したことと動機を分ける必要がある。

確かに不注意で小皿を割ったのは、よくないことかもしれない。

しかし、動機は「夜遅く疲れて帰ってくるお母さんの負担を減らすために、自分の食器ぐらい自分で洗おう」というものである。小さいながら立派なものだと思うし、大いにほめられるべきことだ。

そこがしっかりとわかっていれば、頭ごなしに叱って、その尊い動機まで失わせるような愚は犯さないだろう。

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