★「わが子を本好きに育てたい!そして、賢く、心豊かに育てたい!」
そう願う親御さんのために、この記事では、とっても有効な方法を1つお伝えします。
それは、父親のボクが、二人の娘に2歳頃からずっとやり続けてきたことです。
何かと言いますと、それは
◎わが子の誕生日に「本」をプレゼントすること
しかも、わが子へのメッセージ付きの「本」をプレゼントすること
です!
◆1 成功するポイント2つ
このことが本好きにつながるポイントは、
▶ポイント1.子どもの発達段階または興味(生活)に合った本をプレゼントすること
・子どもが理解できる本ばかりでなく、生活を豊かにする本、子どもが進んで「読みたい」と思う興味に合った本であることが重要です。たとえば、カブトムシに興味をもっているなら「カブトムシ」の本、野球が好きで熱中しているなら「イチローの伝記」とか「野球に強くなる」という感じです。
▶ポイント2.親のメッセージ(願い)を本の裏表紙などに書いて贈ること
・「誕生日おめでとう」のメッセージに加えて、
この本をプレゼントした理由・子どもへの願い等を書く。
今、手元には、『うさぎのユック』という本があります。
この本は、2008年6月19日次女クニコが6歳になった時に贈った本です。
裏表紙には、次のように書きました。
■贈ったメッセージ
2008.6.19
クニコへ
6歳の誕生日 おめでとう!
この『うさぎのユック』を贈るよ。
お父さん、お母さんにとって、クニコは
とってもとっても大切な宝物だよ。
だから、どんなときも「命」を
大切にしてほしいんだ。
うさぎのユックがライオンにおそわれそうに
なったときのように、世の中には危険が
たくさんある。どんなときでも、
うさぎのユックたちのように、けっして
あきらめないで、はげましあって、
知恵とチームワークでのりこえていって
ほしいんだ。そんな願いをこめて、
この『うさぎのユック』を贈るね。
毎年毎年続けていくと、子どもは、親のメッセージに込めた願いや愛を汲み取ってくれるようになってきます。
◆2 高校生・大学生・社会人になっても続けている伝統
この誕生日に親のメッセージ付きの本を贈るということをずっと続けています。
社会人1年生の長女も、大学1年生の次女も、現在までずっと続いています。
たとえば、今年、長女の誕生日プレゼントとして贈った本は、長谷部誠『心を整える』でした。
■社会人1年生になった長女に贈ったメッセージ
誕生日おめでとう。社会人1年生おめでとう。
この本は、集団の中ー特に上司ーでの身の振り方等
たくさんのヒントをくれると思う。
ぜひ生活にいかしてほしいと思う。
2021年9月20日
父より
愛を込めて
◆3 親のメッセージ付きの本を贈る特別な価値
「誕生日に親のメッセージ付きの本を贈る」ことは、当初、本好きに育てたいという願いから始めました。
ところが、続けるうちに、親の願いや価値観、親の愛を伝えるために書いている自分がいました。誕生日に親のメッセージを伝えるというのは、
◎子どもに親の願いや価値観、愛を伝えるまたとない機会となる
と言えると思います。
この意味でも、超お勧めの習慣です!
*追記
本好きに育てることは、学力を伸ばすためにも、とっても有効です。
長女も次女も、おかげで読書好きになり、賢く育ちました。
小冊子『わが子の学力を伸ばす17の秘訣 その10』にも
「第十に、読み聞かせで、読書好きにしたこと」をあげています。
*長女の4歳にお誕生日の贈った本&メッセージ