★クニコ(年少、4歳)が罰ゲームが嫌で泣いてしまった。社会ではそうした機会があり、雰囲気を壊さないためにも、罰ゲームを受け入れられるようにしたい。妻は、罰ゲームをクリアーできるようにあるサポートをした。その顛末記。
3月17日の今日は「家族の日」。家の中で3時間ほど遊んだ。ビーチバレーボール、ボーリング遊び、積み木、SOZのブロック遊び……。ボーリング遊びでは、X本しか倒せなかった場合、罰としてノックアウトハンマーで叩くことにした。クニコ(4歳)は2本しか倒せず、アキコ(8歳、小2)にノックアウトハンマーでピコッと叩かれた。クニコは大泣きした。そして……。
罰ゲームに大泣きしたクニコ! 2007.3.17
◆1 親子でビーチバレー、ボーリング遊び
午後は家の中で家族4人アキコ(小2、8歳)、クニコ(年少、4歳)、妻と私で、3時間ほど遊んだ。
まず、和室(寝室)でビーチバレーボール。
次に、ボーリング遊びをした。
ペットボトル、貯金箱、キューピーちゃんをピン7本に見立て、軟らかいボールが球だ。
ピン7本をほぼ三角形のように並べて、2M余り先から球を転がすのだ。
アキコ「よし、4本(倒したぞ)!」
私「もう1回投げられるよ。」
アキコ「えい! あー1本残った。」
私「すごいもんだよ。」
こんな感じで、クニコ、妻、私と2回ずつ球を投げていった。
3巡ぐらいした頃。納戸でノックアウトハンマーを発見した私。
◆2 罰ゲームを導入で泣いたクニコ!
私「あ、これおもしろい。昔お父さんが劇で使うために買ったやつだ。」
こう言って、パコッとアキコの頭を叩く。
アキコ「あっ、アキコに貸して。」
私「ほら。」
アキコは、さっそくパコッと私を叩く。
私「おもしろいだろ。よし3本しか倒せなかったら、これでパコッと叩くことにしよう。う~ん、クニコだけは1本しか倒せなかったらにしてあげよう。(まだ小さいから)」
自分の番をやり、ちょっと書斎へと行ったところ、クニコの泣き声が聞こえてきた。
クニコ「わーん、お姉ちゃんがこれでクニコを叩いた。」(泣いている。)
妻「罰ゲームなんだよ。どうってことないんだよ。」
優しくなだめる妻。
◆3 賢い妻の対応
そして、妻の番。妻は、わざとピンをたくさん残した。
妻「あ~、お母さんも罰ゲームだ。 じゃ、クニコに叩いてもらおうかな~。」
いつの間にか笑顔が戻っているクニコ。本当に優しく(弱く)お母さんを叩いていた。
この後、積み木、SOZのブロック遊び……と、ティータイムも入れて3時間ほど続いた室内遊び。
この罰ゲームの一コマは、ほんの5分足らずのことである。
クニコにとっては、罰ゲームで叩かれるという経験は大泣きに値することだった。
しかし、その後の妻のこのような対応で、平気になった。
このような一つ一つの経験が社会性を育てていくのだろうと思う。
ところで、そのときも思ったのだが、妻はけっこう教育者としての才能があるのではないかと思う。