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よい本を見つける眼の磨き方

◆1.読み聞かせを成功させるために大事なこと

◎絵本の読み聞かせで、次のうちどちらが大切か?

①読み聞かせ方ー朗読の技術ー

②絵本の内容

もちろん、どちらも大切である。

料理にたとえると、①が料理の技術で、②が食材 に当たるだろうか。

「材料七分に腕三分」という言葉がある。食材の大切さを強調した言葉である。

絵本の読み聞かせの場合も、私は、これが当てはまると考えている。大切なことは、まずよい絵本を選ぶことである。

いくら腕のよいコックでも、材料がよくないとその力を発揮できないように、いくら読み方がうまくても、絵本の内容がよくないとだめである。

逆に腕のよいコックが食材の力を知っており、よい食材の見分け方を知っている。

◆2.よい本をどうやって見分けるか!?

では、よい絵本をどうやって見分けるか。

産まれてまだ何ヶ月かの、初めての我が子を前にして、私は、「読書好きにしたい!」と思った。しかし、そうした強い願いがあったものの、どんな本を与えたらよいのかよくわからなかったというのが正直なところだ。つまり、本当にまだ幼い子供にとっての良い絵本の見分け方を知らなかったのである。

そこで、どうしたか。

ほるぶの「めだかコース全58冊 67,319円」、そして「ひよこコース全46冊 62,125円」をど~んと買い与えたのだった!(この金額、決断がいった!)

つまり、絵本選びのプロ中のプロ達が、その発達段階にふさわしく興味のもてるもので、かつ心の成長を促すよい絵本であるとして、選び抜いたものをそのまま買い与えたのである。

値は張ったが、非常に価値ある投資(決断)だったと、今にしてしみじみ思う。

おかげで、子供たちは読書環境に恵まれ本好きになったばかりでなく、親の私も、乳幼児期の絵本の選択眼、見分け方が磨かれたのである。

簡単なよい本の見つけ方として、以前に本ブログでも紹介した「芋づる式読書」をしていった。たとえば、『しろくまちゃんのほっとけーき』(こぐま社、わかやまけん)がよい絵本だと感じたら(子供が喜んで読んでいて、内容的にもよい)、めだかコースにはない、わかやまけんさんの他の絵本を買い与えるという具合である。

繰り返し繰り返し同じ絵本を読んであげ、どっぷりとその絵本シリーズに浸るうちに、同じ作者でなくても、よい絵本が感覚としてわかるようになってきた。

ここが大事なポイントだ!

骨董品を鑑定する人を育てるには、まず本物のよいものだけ繰り返し繰り返し見せる・触れさせるそうである。そうしていくと、本物でないものがくると、感覚でわかるそうである。

絵本も同じだと思う。プロ中のプロたちが選んだよい本に触れていくうちに、シリーズにない他の本でも感覚としてよい本だとわかるようになっていく。

私は、こうして絵本の選択眼、見分け方を磨いていった。

おそらく、子供たち自身もそうであろう。

我が家では、2週間に一度、図書館に本を借りに行くが、子供たち自身で5冊選ぶ。その時の本の選び方に反映されているのは間違いない。

◆3.小学生向けのよい絵本の感覚の学びへ

さて、最近(といっても1年生から)アキコ(小2,8歳)は、『かいけつゾロリ』シリーズをよく借りてきて、楽しんでいる。私も学校で子供たちの希望に応じて何冊も読み聞かせてあげたが、たしかにおもしろい。アキコが「おもしろい!」というのもよくわかる。

私としては、他にもっとよい本がないかと探している。めだかコース、ひよこコースで磨いた感覚は、乳幼児期のよい絵本の感覚だ。

仕事上、ある程度の小学生向けのよい本の選択眼はあるつもりだが、ここらで小学校中学年向けのコースを買ってみるものいいなと、最近思っている。

そして、小学生向けのよい本の感覚を学びたいと思っている。

(あったかい家族日記 2006.5.16 よい本を見つける眼の磨き方 第192号

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