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子どもの成長を止める、親の対応

這えば立て立てば歩めの親心」と言われるように、子どもの成長を願うことは、親の本能的な願いと言ってもいいくらい、自然なものでしょう。
その一方で、「いつまでも幼いままで(かわいいままで)いてほしい。かわいがっていたい。」という願望がどの親にも大なり小なりあるのではないでしょうか。

以前の記事「子どものペット化をやめよう!」で書いたように、そうした親の願望が子どもの成長を止めているケースがあります。
わが家の場合、次に紹介する、次女クニコ3歳が自分で寝間着に着替えるケースがそうでした。
親が一歩背中を押せば、自分でできるようになるのです。

親が変われば子どもも変わる(次女編)2005.9.22 1603-91

そして、以前の記事で長女が食器洗いを始めたことを書いた。

実は、次女クニコ3才も大きく変容した。

一人で寝間着に着替えるようになったクニコ

9月19日敬老の日のことである。夜、クニコは寝間着に着替えようとしていた。
クニコ「お父さん、脱がして。」

ほんの少し前ならいつものことだ。「ああ、かわいい。」と思いつつ、脱がしてやっただろう。そして、そのまま「ああ、かわいい。」と思いつつ、寝間着を着せてやっただろう。今しかできないとも、思いつつ……。

私「クニコ、自分で脱げるだろ。」といって取り合わないでいた。
クニコ「ねえ、やって。」と繰り返す。

私は、少し難しいところだけ手伝ってやり、あとは自分でと突き放した。
クニコは、(今までやってくれていたのに……と思ったのだろう)少し怒った。そして、何とか脱いだ後、上着を投げつけてきた。

当然、叱った。叱られたクニコは、お母さんのところへ行き、お母さんの足に巻き付いて泣いた。
一部始終を見ていた妻は、
「お父さんは、クニコに一人で着替えるようになってほしいんだよ。」
と言ってくれた。(何とありがたい!)

すると、少ししてクニコは泣き止み、表情が少し和らいだ。そして、自分で寝間着を着た。私は、「よくできたな~。」といって、クニコを抱き上げた。妻も「がんばったね。」と言って喜んだ。(クニコに喜んで見せた。)

一件落着! これ以来次女クニコは、ボタンなど難しいところを除いて、自分で寝間着に着替えるようになった。

かわいがっていたいという願望を抑制する

子どもの成長を止めるものに、親の「いつまでも幼いままで(かわいいままで)いてほしい。かわいがっていたい。」という願望があるような気がする。言葉は悪いが、「子どもをペット(着せ替え人形)としてかわいがっていたい。」というようなものだ。おそらく大なり小なりどの親にもあるのではないだろうか。

一方、「わが子を成長させたい。」という願いも、どの親にもあるだろう。

服を脱がせ寝間着を着せること。これは確かに以前はクニコにはとてもできないことであり、親のサポートが必要であった。しかし、子どもの成長に伴い、必要でなくなれば、丁度自転車の助け車のようにはずさなければならない。

子どもがかわいいからこそ、その子の成長を願って突き放す。かわいがっていたいという願望は抑制しなければいけない。

でも、心配ない。親がサポートすることは、たくさんある。だって子どもの成長は限りがないのだから。そう、もう一段子どもが成長したところで、それに応じてランクアップしたサポート(かわいがり方)をしていけばよいのだ。そう、今のその子に本当に必要なサポートを!

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追記

以前の号で食器洗いを始めた長女の姿を報告した。昨晩は、次女も洗いたがり困った。妹は、本当に姉のまねをしたがる。
今晩は、長女が洗った食器を片付けることを、次女は率先してやっていた。(洗うのはだめと言われたので。)
ほんの1週間程前は、子供たちは食べ終わると食器もさげずに「お父さん、遊ぼ。」と言ってきたり、好きな本などを見始めたりしていたのに……。お母さんが片付ける人で我関せずだったのに……。
親の意識が変わると本当に変わるものだとつくづく思う。

追記Ⅱ

今現在(2019/10/15)ふり返ってみると、その時期その時期の課題にいっしょに向き合ってあげる(たとえば、寝間着に着替える)ことは、楽しいことだった。せかす必要もなく(いずれ着替えなど一人でできるようになる)、もう少し自然に自立していく形で、もう半年ぐらいこのヘルプの時期を楽しんでもよかったかなと思う。

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