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本好きに育てる ー読み聞かせという心地よい時間の復活!ー

◆リード:「ほるぷ」こども図書館こじかコースが来た。アキコは大喜び。再び私の読み聞かせが復活した。それは、私にとっても心地よいひとときの復活でもあった。

◆1.本好きに育てる価値

我が子を本好きに育てたい! それは、私の育児方針の中で、とても大きな位置を占めている。今アキコ(小2、8歳)が塾で習っているエレクトーン・習字・ソロバンよりも、大切なことだと思っている。習っているわけではないが、英語やスイミングよりも、大切だと思っている。

なぜなら、本にはいろいろな人の経験からくる知恵がつまっており、かしこくなるにも、心が豊かになるにも、読書経験によるところが多大だと思っているからだ。個人の経験は限られており、他人の経験に学ぶことなしに大きな成長はないと思っているからだ。

実際、本ほど安く価値あるものはなかなかないと思う。わずか数千円で、専門家(その道のプロ)の貴重な考えや情報、生き方を聞くことができ、学べるのだ。

私自身、本から実に多くのことを学んできたので、その価値の大きさを実感しており、絶対に我が子を本好きにしたいと思っていた。

◆2.読み聞かせが中断していた原因

以前のブログ記事にも紹介したが、アキコが生まれて1歳には、「ほるぷ」こども図書館の「めだかコース全58冊」(67319円)を、そして「ひよこコース全46冊」(62125円)を買い与え、私がほとんど毎日読み聞かせていたのである。

おかげで、アキコは本好きになり、毎月家族で1回は行く市立図書館で本を借りて喜んで読んでいるし、学校の図書館からも本を借りて読んでいる。

しかし、ここ3、4ヶ月も、私の読み聞かせがほとんど中断していた。原因がいくつかある。

①読んであげたくなるようなよい本が身近にない……アキコが「かいけつゾロリ」のような本を多く借りてきて読んでいるので、どうも読んであげる気がしなかった。

②私が読んであげるまでもなく自分で読んでいた……アキコが好きな本を自分で借りてくるわけで、毎日のように自分一人で読んでいたので、私が読まなくてもよかった。

③私自身忙しかった。

忙しいことは以前も同じ。以前はきちんと読んであげていたのだから、主な原因は「私が手間ひまかけて読んであげたいと思う本が身近にない」ということである。

正直言って、小学生2年生のアキコによいと思う本を選ぶ眼力が足りないのだ! 「めだかコース」「ひよこコース」のおかげで、幼児向けの本を選ぶ眼力はあったが、小学生向けのよい本を見つける眼力が足りないのである。

もちろん小学校教育は自分の専門であるから、小学生向けに薦める本を集めた本は、数冊持っている。それを読み返して選ぶこともできる。しかし、整理・整頓の結果、自宅から離れた倉庫のどこかに眠っている。それを探して、さらに良さそうな本をチョイスするのは、また手間だ。

というわけで、ここ3、4ヶ月も父親による読み聞かせがほとんど中断していた。

「いけない!こうしていく間にも、時間が過ぎていく。」読み聞かせの時間は、父と子の貴重なふれあいの場でもあるのに……。

◆3.「ほるぷ」へ電話で相談・「こじかコース」を注文!と

そこで、「ほるぷ」こども図書館のHP見つけ、そこで調べて注文することにした。

「こぐまコースだな。」と思って、ほるぷフォーラム社の本社に電話した。

これまで「めだかコース」「ひよこコース」を読んで、我が子は読書好きに育っていること。でも、小学生になって、どんな本を与えていいかよくわからないので、また「こぐまコース」でも買い与えようかと思っていることなどを話した。

担当者「(小学生になって、どんな本を与えていいかよくわからない)そういうお客さんが多いんですよ。」
私「今、小学校2年生ですから『こぐまコース』でしょうか?」

この後、アキコの読書経験を詳しく聞かれ、「(こぐまコースの一つ下)こじかコース」と「こぐまコース」の両方を薦められた。(商売うまいな~。)

悩んだ末、「こじかコース」にした。

理由は、次の通りである。

①アキコとの絆を深めることを第一に考えると、楽しい雰囲気が一番大切だ。それには、今の読書力以上の本であっぷあっぷして読むよりも、少し平易なくらいが丁度よい。「お父さんに読んでもらえる本は、楽しい。」の方が「ためにはなるけれど、むずかしくて……。」よりも、ずっとよい。

②本好きするには、楽しいことが第一であるから。既に本好きに育ってはいるが、それを確実なものにするには、やっぱり少し平易なくらいが丁度よい。担当者によれば、「ついつい欲張ってレベル以上のものを買い与えがち」だそうであるが、それはかえってマイナスとなる。(「本ってむずかしいばかりで、つまらないんだ。」ではまずい。)

③パンフレットをアキコにも見せて、どっちがいいと聞いたら、こじかコースを選んだから。

こんなわけで、こじかコースに決めた。支払いは、1月の一括払いである。金利は付かない。

◆4.読み聞かせという心地よい時間の復活!

かくて、10月18日ほるぷこども図書館こじかコースが来た。アキコ(小2、8歳)は大喜び。アキコは、46冊の本を、私と一緒に一冊一冊手に取ってみた。読んだことのある本は、約1割であった。

さっそくアキコの求めに応じて、『夏のわすれもの』という本を読み聞かせた。アキコを膝の上にのせながら……。私の読み聞かせの速度で、30分近くかかるかなりの文字数の本であった。内容はすばらしく、やっぱりこのコースにしてよかったと思った。

次の日は『かわ』、昨夜は『みえないって どんなこと?』を読み聞かせた。

やっぱりよい本だ!

かくてアキコに良質の絵本を読んであげるという、アキコにとっても私にとっても価値ある楽しいひとときが復活した!

とても価値あるお金の使い方をしたと思っている。

【関連記事】「よい本を見つける眼の磨き方」

◆留意点・その他:
・読書も積み上げである。実はある学年向けの本というのは、あるようでいてないのである。それくらい個人差が大きいのだ。ほるぷの担当者の話では、このコースをずっと読んでいる子は、小学校入学前にして中・高学年向けの『きりんコース』を読んでしまうそうである。英語の学習をイメージすると分かり易い。毎日本を読んでいること読んでいない子は、おそろしいばかりの差が付いており、読める本には大きな違いがあるのである。

・国語力を付ける要は、読書である。算数の力はステップを踏んで学んでいけば、割合すぐに身に付けることができる。しかし、国語力は短期間で飛躍的にはつかない。読書量がものをいうのであって、それはまさに積み上げなのである。

・読書の習慣を身に付けるには、身近によい本がいっぱいあること。そして、それを読み聞かせ続けることである。「本っておもしろいな! 本ってためになるんだな!」と、子供が腹の底から実感するまで。

(あったかい家族日記 2006.10.21 第263号

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