★この4月から晴れて新採用となった長女。
勤めの関係から、車(軽乗用車)を買うことになった。
購入に当たって、長女(22歳)からアドバイスを求められた。
◎私のアドバイス結果、ドラレコがワンランク上となり、さらに雨除けとETCを付けても、実質10万円ほど安くなった。その顛末記。
新車といえば、軽乗用車といえども、高価な買い物。それに初めての買い物である。
本人がいろいろ調べて決めるというならそれでもよいと思うが、
アドバイスを求めていたのだから、親として当然応えることになる。
◆1 長女、アドバイスを求めてくる(LINEでやりとり)
長女:車選ぶ時どんな基準で選ぶといいかな??
ホンダN-WGNがいいなと思ってるんだけど、(車高が)高いと風にあおられて大変かな?
僕:お父さんが車を選んだ時は、本田、トヨタ、スバルの各販売店を回り、いろいろな車に乗ってみたけどね。
そして、予算と相談しながら、しっくりくるというか、かっこいいというか、実際の乗り心地が良い車にしたね。
僕:オプションも大事で、多分山がちだと4輪駆動かな。バックもモニターで見れるやつがいいと思う。先輩にも聞いてみるといいと思うよ。
僕:高いと風にあおられてうんぬんは、走る場所にもよるだろうね。例えば、浜辺の風が強いところを走ることが多いならちょっとそれも考えなきゃいけないとか。それは現地の販売店の人に聞いてみるといいよ。
僕:〇〇な、運の良い、安全な車が手に入ると決めることが最高の秘訣かな。〇〇なには、本人のいろいろな願いが入る。きれいなとか、かっこいいとか、安いとか、乗り心地が最高なとか。
僕:軽乗用車ならダイハツもいいよ。
僕:今1部自動運転になってる可能性があるけど、安全に直関係しそうなものは、ちょっと値が張っても入れといたほうがいいかもね。
僕:バックカメラも入れるといいよ。(「バックカメラ車載、義務化」読売6月10日付の記事と合わせて送った)
義務付けられるということは、それだけ必要な安全装置ということだよね。
長女:車のことありがとう😊
先輩にも聞きながら色々調べてみる。
今度、試乗してみる。
◆2 長女、試乗した後、見積もりを取ってもらう
試乗した結果、長女は、ダイハツのとある軽乗用車を選んだ。
長女「この車の乗り心地がよかった!」
そして、見積もりまでもらってきていた。
「見積もりは複数から取るのがデフォルト。10万、20万ぐらいの違いはざらにあるから」と、長女に話した。
しかし、忙しそうなので、僕の方で地元の自動車屋さんからもう一つの見積もりを取ることにした。
◆3 地元の自動車屋さんからのアドバイス
餅は餅屋で地元の懇意にしている自動車屋さんに、この見積書を見てアドバイスをもらった。
①ワンダフルパスポート(要するに車検のようなもの)…114200円は要らない。
②雨よけが付いていない。
③ドラレコは、ワンランク上のバックも記録するタイプがいい。(5万円高くなる)
④ETCが付いていない
⑤割賦手数料が高い(91,622円)
→ 銀行で自動車ローンで借りて支払った方が安くあがる。
⑥値引きがない。少なくとも、5,6万はできるはず。
→ ダイハツに電話をかけたら、7月1から特別値引きが始まるという。
そして、同じ車種で別途見積もりを作ってもらった。
大まかに言うと、ドラレコがワンランク上となり、さらに②と④を付けても、実質15万円ほど安くなった。
新しい見積書と共に、このアドバイスの内容を伝えた。
長女は、あまりに金額の違いに驚いていた。(だから、10万、20万の違いはざらだと言ったのだが)
◆4 最終的な契約
これだけ違うならということで、一旦は地元の懇意にしている自動車屋さんに決めた!
ところが、7月から納車は県外へはできないことになり、別途送料が発生した。(約5万)
懇意にしている自動車屋さんは、長女のいるディラーさんにこの見積書を見せて、もう一度交渉してみたらと言った。
言われるままに、長女に伝えた。
結果、当初よりドラレコがワンランク上となり、さらに②と④を付けても、実質10万円ほど安くなった。
それならば、ということで、長女の地元のディラーさんでの契約となった。(僕も電話で立ち会った。)
なお、割賦購入は使わず、さらにワンダフルパスポートはなしにした。
*地元の自動車屋さんへは、別途商品券1万円をお礼に贈った。
◆5 もしアドバイスに応えなかったら……
もしアドバイスに応えず、放っておいたら、おそらくは5,6万ぐらいしか安くならなかった可能性がある。
しかも、結構な割賦手数料を取られて、新車の場合、そんなに要らない「ワンダフルパスポート(要するに車検のようなもの)」に入ることになっただろう。
長女は、今回、高価な買い物ー自動車購入ーについて実地で学ぶことができた。
いずれは、自分で交渉しながら、ぼられることなく、適切な価格で購入できるようになると思う。
かつて、小学校時代は科学研究のまとめ方を、僕が教えていたのだが、中学校では僕から聞くことなしに一人でやり遂げたように。