2016年11月3日・4日の2日間、気功家中健次郎氏による気功合宿in妙高に参加した。その中でやったエクササイズの一つ「天使の導き」(エンジェルガイド)がすばらしかった。その気になりさえすれば、「幸せというのは一瞬で創り出せる」のだと学んだ。
幸せな時間は一瞬で創り出せる 2016年11月4日 第1058号
ー エクササイズ『天使の導き』 ー
「天使の導き」とは
11月4日(金)気功合宿2日目の夜。中氏は、「天使の導き」というエクササイズをやってくれた。
■手順
①送別会の見送りのように、参加者が2列になり、その間に道をつくる。
今回は、約40名いたので、20名ずつの列ができた。
②その2列の間を、一人ずつ「目をつむって」通っていく。
通って行く間、その人は両脇の参加者(天使)のガイドを信頼し全託する。
③両サイドの人たちは、頭や肩、背中、手などのふれながら、その人に慈しみ(愛)の波動をおくる。(※ 男女比が半々だったのだが、女性の胸に触るなどは厳禁された。当然である。)
全員が順番に2列の間を通っていく。全員が通って終了となる。おそらくは20分ほどではなかったと思う。
「天使の導き」をやってみて
まずは、通ってきた人に、男性であれ、女性であれ、肩や背中、腕や手にふれるようにしながら、中氏に言われたように、私は慈しみの波動をおくっていた。
10人ほどが過ぎた段階で、自分の番が来た。目をつむって、列の間を通っていった。
目をつむっているので、誰かはわからないが、両脇の参加者は、そっと頭や背中、腕にふれてくれたり、手を握ってガイドしてくれたりした。
それがとても心地よいのだ。そりゃそうだ。慈しみの心でふれていてくれるのだから。
このままずっと続いたらいいなと思ったぐらいである。
自分がやってもらってとても心地がよかったので、また導く側に回ったとき、自信を持って頭や背中、腕にふれたり、手を握ったりした。こっちの方だよというように。
歩きながら涙を流していた人も5,6名見た。
その間中、鬼塚氏がピアノで素敵な曲を演奏してくれていた。
最後は、その鬼塚氏も列の間を歩いて終わった。
拍手でいっぱいだった。
■シェアリング
その後にシェアリングでは、とてもよかったという感想がたくさんでた。
私は、シェアリングの後で、中氏に「とてもよかったです。」と話したら、「学校でも子供たちにやってみてください。」と言われた。
幸せな時間は一瞬で創り出せる
今回のエクササイズは、「気功」という範疇のものではないが、体験してみて、ある意味「気功」以上にとても心地がよかった。
列の間を歩いている間、自分の後半生がこのように、多くの天使の慈しみある導き(ガイド)があったら、とっても幸せだなと思えた。それぐらい心地よかった。そして、私はそうあることを信じた。
心地よさはガイドする側もそうであった。
幸せな時間(ひととき)は、お金もいらず手間もさほどいらない。その気さえあれば、「仕事の成功」などに比べたら、一瞬で創り出せるものだと思った。
考えてみれば、家族みんなで果物(デザート)を食べるという時間だって、子供たち・家族を喜ばせようと思って果物を切る母親の思い(ガイド側)、子供たち・家族がそれに気づいて感謝の気持ちをもって「おいしい」「ありがたい」と思って食べるならば、一瞬で幸せな時間になるんだろうなと思った。
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