★親に対する言葉遣い。馬鹿にするような言い様は決して容認しない。これは、躾の基本だと思っている。これは、夫婦で共同して当たるべきことだが、父親こそがこの役割を担うべきだと考える。2007.3.4 次女4歳・長女8歳
◆1 母親に「なにボケてんの」と言った次女
夕食時、いつものように家族で1日のグッド&ニューを言い合っていた。
私は、7時30分近くになる時計の針にふと気付いて
私「タカちゃん、チャングム(人気番組)録画予約してあるだろ?」
妻「あっ忘れてた!」
クニコ「なにボケてんの。」
私「クニコ! お母さんに対して、その言葉遣いは何だ!」(強く叱責)
妻「よ~く、言うてくれた。」(私の叱責への感謝)
私「お母さんに、謝りなさい!」
クニコ「ごめんなさい。」
クニコ(思わぬ私の強い叱責に目を白黒させ、泣き出さんばかりのクニコ)
そんなクニコの表情を察知した妻は、
妻「もう言わないよね~。」
と優しく言ったのだった。
そして、妻はチャングムの録画予約をし、家族全体はまた元の会話に戻った。
クニコは、いつしか安心したように、元の表情に戻っていた。
◆2 さらっと解決してあげ、いつまでも引きずらない
この後は、アキコ・クニコと一緒に「もの鬼」(「テレビ」と鬼が言ったら、テレビを触ると鬼に捕まえられない。鬼はテレビに触るまでに捕まえる。)、「だるまさんがころんだ」をし、家族四人で「俳句がるた」をして楽しく遊んだ。
何事も無かったように……。
叱るべきことはしっかりと叱り、謝るべきことは謝りで、既に解決済み。コミュニケーションが完了しているので、引きずる必要がないのである。(さらっと解決してやることも大切だ。)
◆3 親への「敬」は大切 ー躾の基本ー
親への言葉遣い。馬鹿にするような言い様は、わが家では厳禁である。私が決して許さない。
それは、私に対してばかりでなく、今回の場合のように妻や、実母に対してもそうである。
逆に私に対してよくない言葉遣いの場合は、私自身はもちろん、妻や実母も注意するだろう。
親への「敬」は、大切である。
馬鹿にするような言い様は絶対許さないとして、断固たる対応をすること。これは、父親の大事な役割だと考えている。