◆1 「子育てゴールデンタイム」とは何か
★「子育てゴールデンタイム」とは、
=親がミッキーマウス、親のいるところがディズニーランド
と言えるぐらい、親のことが大好きで、子どもの方から親とのかかわりを積極的に求める時期のこと。
(泉河潤一の定義です! 2019年『親子でつくる「宝物の時間」』より)
◆2 「賞味期間限定」とはどういうことか
「子育てゴールデンタイム」といえる期間は、
子どもが産まれてから8歳・9歳・10歳(小4)ぐらいまでの約10年間の賞味期間限定です。
幅があるのは、個人差・家庭差があるからです。つまり、8年から長くても10年間のですね。
その期間を過ぎると、子どもは、親とのかかわりよりも、友達とのかかわりを強く求めるようになっていきます。
■わが家の場合もそうでした
川の字で親子4人で寝ていたのが、長女がぬけ、次女がぬけ、今ではそれぞれが部屋で寝ています。
入浴だって、一緒に入ってお話ししたり、背中にひらがなを書いて当てっこしたりして遊んでいたのが、
今では私一人で入浴しています。お祭りは、家族4人そろって行っていたのが、長女が「友達と行くから」と言ってぬけ、
やがて次女も同じようにぬけました。
肩車しながら、手をつなぎながら行けていたのが夢のようです。
◆3 「子育てゴールデンタイム」はなぜあるか
◆4 「子育てゴールデンタイム」に気づかない親たち
ところが、子育てが初めての親は、今がまさに「子育てゴールデンタイム」で、親として最も子育てを楽しめる時期ー最も幸せな時期ーであることに気づきません。あるいは、実感としてわかりません。
だから、
・子育ての大変さ
・思うようにいかないこと
・自分の時間を取られること・・・
▶︎負の側面ばかりに目がいきがちなんですよね。
「大変だ」「仕事・家事が忙しい」「時間がない」…といっているうちに、子どもは成長し、いつのまにか親とのかかわりを欲しなくなっています。
気がつけば子育てゴールデンタイムの終了というわけです。
◆5 ある作家の子育てアンケートの結果の物語ること
ある作家が子育てを終えたママ、パパ百人ほどにインタビューしました。
「子育てで後悔していることは何ですか?」とインタビューして回ったんですね。
その作家は、英語を教えておけばよかったとか、子どもを叱り過ぎたなどが返ってくるかと予想していたのですが、ほとんどのママ、パパの後悔は、
「子どもが小さいとき、もっと関わってあげればよかった」というものだったんです。
ところが、子育て真っ最中のママ、パパは、
いつまでも「ママ、パパ、ねえ、遊んで!」と、子どもがまとわりついてくると思っているんです。
▶︎大変だ、仕事・家事が忙しい、時間がないと言っているうちに、子育てゴールデンタイムは終了し、もっとかかわってあげればよかったと後悔してしまう。
これがほとんどのママ、パパの現実なんですね。
あーもったいない!
◉この記事を読んでいる、子育て真っ最中のあなた!
今、この記事を読んで本当にラッキーでした!
二度とない、賞味期間限定の、子育てゴールデンタイムを思う存分、楽しんでくださいね!