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きょうだい仲がよくなるほめ方

きょうだいのある家庭の場合、一人をほめることは、ほめられていない他方が自分が叱られているように感じることがよくある。ほめられていない他方は、嫉妬に駆られて、ほめられている一人を快く思わず、攻撃することすら生じる。とりわけ、年下の方をほめることは、注意を要する。上の子が嫉妬から親の見ていないところで年下の子を攻撃する場合があるからだ。

わが家では、そうならないように、公平にほめることはもちろんだが、年下の子をほめる場合も、必ず上の子を立てながらほめるようにしている。

具体例として、クニコ(年長)が「プールで背浮きバタ足ができた」ことをほめるケースを紹介する。決して「クニコ、すごいね。」とやらずに、教えた姉ちゃんのアキコ(小4)を立てながら、「クニコすごいね、お姉ちゃんのおかげだね。」とほめている。

妹に水泳を教えるアキコ 2008.7.22 1140-508

ー兄弟姉妹がいるメリット2ー 

プールに行くまで

アキコ「ねえ、お父さん、プールに連れて行って!」
クニコ「お願い。」
私「う~ん、とにかく今日は通知表とお便りを完成させないとね。3時過ぎか4時に終わらせられたら、連れて行ってあげるよ。」

「この忙しいのに…。」という思いがある一方で、「車で5分の市民温水プールだし、入水時間は1時間。祝日で1日24時間あるのに、1時間ちょっとの、子どもとのふれあいの時間がとれないようでは、仕事の段取りが悪いということだ。」と思い直した。

3時過ぎに通知表を終わらせ、4時少し前に大体便りを終わらせた。便りを終わらせる目途が立ったところで、子供たちをプールに連れて行くことにした。

私「よし。プールに行くぞ!」
アキコ・クニコ「わ~い。」

プールでの様子

プールに着き、着替えてプールサイドに行くと、アキコ、クニコは既に待っていた。
準備体操をした後、さっそく泳ぎ始める。

昨日、「父親が少し目を離した間に、小学校3年生児童がプールで水死」というニュースを、家族で見た。「決して目を離さず、気をつけよう。」と、家族で言い合っていた
だから、私はもちろんアキコも自分の泳ぎにかまけて、クニコをおざなりにすることは決してなかった。(アキコがそんな様子だったら、厳しく注意するつもりだった。)

私「クニコ、勝手に大きなプールに行ってはだめだよ。お父さんかお姉ちゃんに断って行くんだよ。」
クニコ「うん。」

アキコと私のどちらかが、必ずクニコをしっかりと見ていた

さて、クニコの水泳の伸びは早い。既にけのび、バタ足ができている。
ぞうさん滑り台も、ひとりで何回も滑った。

昔、私が親亀になって、クニコを子亀のようにして乗せて泳いだり、ぞうさん滑り台から何回も何回もすべってきたクニコを胸で受けとめたhttp://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2006-07-04のが懐かしい。

アキコ「クニコ、このビート板をつけて、こんなふうに逆さに泳ぐとおもしろいよ。」

背浮きバタ足をやってみせるアキコ。ビート板も持ってきてあげていた

クニコ「うん、やってみる!」

ビート板をつけて、仰向けにバタ足をするクニコ。

私「クニコ、息がそのままできて、楽ちんだろう。」

しばしビート板をつけて、背浮きをしながらバタ足を続けたクニコ。
要領がつかめたようで、ビート板無しで背浮きをし、バタ足をし始めた。

私「クニコ、すごい。背浮きバタ足ができたじゃないか!」

クニコの水泳の伸びの早さにまた驚いた。

5時になったので、水泳を止め、5時20分頃自宅に着いた。

プールから帰宅後

私「クニコはすごいんだよアキコが背浮きバタ足を教えたら、できるようになったんだよ。お姉ちゃんのおかげだね。」

妻「すごいね。お姉ちゃんのおかげだね。」

これを聞いて、にこにこするアキコ。そして、クニコ

少し補足しておくと、ただ単に、「クニコすごいね。」と言うのと、大きな違いがある。

クニコがすごいのは、お姉ちゃんが教えたから。」と言っているわけで、お姉ちゃんもほめているわけだ。
それに、教えてくれた人ーこの場合はお姉ちゃんーがいたからできるようになったのだと、クニコに教えているのである。これは、お姉ちゃんへの感謝の気持ちを育てると同時に、クニコの思い上がりを防止している。アキコの嫉妬も防止している。
かくてお姉ちゃんのアキコが教え、その結果としてクニコができるようになり、お姉ちゃんに感謝し尊敬するという理想的な展開となる。

兄弟姉妹がいると、よいものだ。

年上の子が、年下の子の

①遊び相手になったり、
②世話をしたり、(水着への着替え、安全管理…)
③教えたり、

するからだ。
年上の子にとっても、5歳未満の違いなら、最も身近なよい遊び相手となるのである。

関連

自分からお手伝いをした子供たちー年上の子を立てながらほめるー

兄弟・姉妹関係の基本ーイソップ寓話『北風と太陽』に学ぶー

兄弟姉妹がいるメリットー

・21日「海の日」は、夏休みの子供のめあてを立てたり(家族会議)、通知表や便りを書いたり、プールに連れて行ったりと、せわしい中にも充実した1日であった。

・このプールの後、子供たちは、「母と子の料理教室」ということで、日曜日に収穫したジャガイモを使って、妻と一緒にカレー&野菜サラダ作りとなった。
私は、便りを仕上げた。

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