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母の代わりに料理を作る子に育てる方法

「母の代わりに料理を作れる子に育てる方法」だって!

「ねえ、ご飯まだできないの?」と不平はよく言うけど、いっしょにご飯を作ったり、手伝ったりしてくれることもないのに、そんなの夢のまた夢。

でも、体の調子がよくなかったり、PTAの会合があったりして、ご飯を作れそうにないとき、代わりに作ってくれるような思いやりのある子、自立した子に育てくれたらいいなあ。

もし本当にそのような願いがあるなら、実証済みのとっておきの方法をお伝えします。

それは、「親子料理教室のススメ」という記事に書いたように、月1回親子でいっしょに料理をつくることです。親が子どもに教えながら、いっしょに料理作りを楽しめばいいのです。

論より証拠、わが家の例をお届けします。妻が日中お出かけなので、ランチをアキコ(小4、10歳)、クニコ(年長、6歳)が作ってくれた記録です。

読んでみると、意外と簡単で、そうしたいと望むならどんな家庭でもできることに気づくでしょう。

母の代わりに昼食づくりをする子供たち 2008.12.21 1280-541
ー子供たちだけで作ったのり巻きー

12月21日(日)、妻が外出するので、アキコとクニコが二人で、お父さんの分もふくめて昼食を作ることになった。メニューは、何回か母と子の料理教室で作ってきた、のり巻きである。

妻「今日10時30分頃からずっと、○△さんのお家に行くから、お昼はアキコ、クニコと食べてね。」
私「お昼のメニューは?」
妻「のりまきまっきーで、アキコとクニコ二人がのり巻き作るから。」
私「えっ、そうなの!?」

次女クニコ6歳の誕生日プレゼントとして、「のりまきまっきー」を贈った。それ以来、何度か「母と子の料理教室」でそれを使って、カッパ巻き、卵焼き巻きなどを作っていた。
のりまきまっきーで、初めてのり巻きを作った際、

クニコ「今度お母さんが仕事で遅いときは、クニコがのり巻き作れるよ!」

とクニコは言っていた。
それを聞いて、「そうなるといいね。」と言いつつも、思わず妻と笑ってしまったことを思い出す。
その後、何度か妻と一緒にのり巻きを作ったアキコとクニコ妻はもう大丈夫と判断したようで、この日の子供たちだけの調理となった。

卵焼きを作る、キュウリを切る…

12時過ぎ、図書館から帰ってきたところで、調理が始まった。

アキコ「クニコ、アラスカ(カニ風味のかまぼこ)を裂いておいて。」
クニコ「うん、わかった。」

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こう言いながら、卵焼きを作り始めるアキコ。油をしいて、火を使い始めた。
クニコは、お姉ちゃんに言われた通り、アラスカを手で裂いていた。

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アキコ「それから、キュウリを洗っておいて。」
クニコ「うん。」

クニコ「クニコがキュウリを切る。」
アキコ「クニコはよく切り方を知らないからダメだ。」
クニコ「じゃあ、お姉ちゃんが先にやって教えてね。」

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こんなやりとりがあって、アキコがキュウリを切った。少しでよかったので、全部アキコが切った。

クニコ「クニコは、のりまきまっきーを洗う。」

クニコは、こう言って片づけてある、のりまきまっきーを持ってきて洗い始めた。
ご飯をもり、のり巻きに挟む材料をテーブルの上に運び終え、いよいよのり巻き作りである。

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ここからは(も)、慣れたもので、アキコ、クニコが順番にのり巻きを作ってくれた。
作り方は、以前のブログ記事で紹介したとおりである。
アキコがまずお父さんの分を作ってくれ、それから自分の分を作った。そして、クニコは自分の分を作った。

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ツナマヨ、キュウリとアラスカ、卵焼きとアラスカなどいろいろなのり巻きを作ってくれた。保育園に通っているクニコでも、簡単にのり巻きが作れてしまう「のりまきまっきー」は、本当によくできている
調理器具玩具)だと思った。
私はと言えば、おもしろそうだったので、1回だけ自分でのり巻きを作った。あとは、アキコに作ってもらっていた。
ただ、野菜類が不足だと思ったので、私がニンジン&リンゴジュースをジューサーで作った
後半は、作りながら食べるという形で、楽しみながら食事ができた。

ところで、この不景気でも、食べること、寝ること、着ることはしないわけにはいかない。家で料理を親子で作って楽しむということが、不景気下での一つのトレンドになるような気がする。なぜなら、家で調理すれば節約できるし、保存料等のない安全な食事を作れるから。そして何より親子での調理は、子供たちにとって一つの楽しいイベントであり、親子のふれあいとなるから。旅行などに比べてお金のかからない、一つのレクリエーションとなるだろうから。

片付けもテキパキとする子供たち

ほどなくして楽しい昼食が終わり、片付けに入った。
私は、ニンジン&リンゴジュースを作ったジューサーを洗った。
クニコは、使った食器類を中心に、油のついていないものを洗った

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アキコは、油のついたフライパンや包丁・まな板などを洗った

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さらに、クニコは、テーブルを拭いたり、ゴミ捨てをしたりした。

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 アキコは、洗った食器を拭いた

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かくて、食器を片づけ、すべてが終わった。
準備・食事・片付けを入れて、1時間と少しであった。

クニコの「お母さんが仕事で遅いとき、クニコがのり巻きを作る」という一言は、思いの外、早く達成できた。ちょうど半年後に達成したことになる。

妻は食事の準備を心配することなく、しかもカップラーメンのようなものー簡単にできるが栄養的には問題のあるものーでなく、栄養的にもまずまずのもの(カップラーメンに比べて)を子供たちだけで準備できた。

なぜできたか。

それは、やっぱり「母と子の料理教室」での積み上げが大きい。ずっと一緒に料理をしながら教えてきたからである。料理教室を始めた頃は、「一人で作るよりも、倍疲れるわー」と言っていた妻。ここにきて、ようやくペイするようになってきたわけである。
片付けなどについては、母と子の料理教室に限らず、毎日させてきたからである。
現在、食後の食器運びはもちろん、テーブル拭きも、アキコとクニコがすることになっている。

料理をすることは、子供にとって本来興味あることで、やりたいことではないだろうか。
何といっても、好きなものを作って、それを食べられるわけだから。食べることは愉しみなのである。(アキコ・クニコは「料理することが楽しい。切ったりすることが楽しい」と言っていた。)

自分で料理を作れるということは、深いところで自信をもてる気がしている。なぜなら、食べなければ人は生きていけないから。

それに、大人に近づいた感じがするだろうし、自分のためばかりでなく、家族のために料理を作ることで家族の役に立っているという誇りも生じるだろう。
お母さんの大変さというかありがたみがわかるという効用もあろう。

 アキコ・クニコの成長に、うれしくなった一件であったが、「母と子の料理教室」を継続する中で、今後さらにいろいろな料理ができるようになり、お母さんをもっと助けるようになるに違いない。
そして、お母さんのレパートリーにない新しいメニューができるようになったら、とっても楽しいだろうなと、今思う。

以上、2008.12.21に書いた、ブログ「あったかい家族日記」からの引用です。

このように、「母と子の料理教室」で教えて、わずか半年後にできるようになりました。

あなたの家庭でも、月1回親子でいっしょに料理をつくるならば、つまり親が子どもに教えながら、いっしょに料理作りを楽しめば、きっとできるようになります。

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・包丁は、子供用のものを購入し使っていました。

・ずっと前の記事で、お母さんの調理のお手伝いをしようとしない、日本の子供たちの問題を憂えた記事を書いたことがありました。(弱い日本の子供を脱する!~外国の貧しい子供に学ぶ~)それは、子どもが悪いのではなくて、その面について育てようとしていない親の問題ではないかと考えます。本記事に書いたように、子どもは本来調理が好きです。好きになる資質をもって生まれています。

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