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片付けの習慣を身に付けさせる秘訣

片付けの習慣を身に付けさせる秘訣は、まずは一緒に徹底的に整理・整頓してあげ、心地よさを体感させること!
そして、片づける場所を、ラベルを貼りはっきりとしてあげること。ラベルを貼ってあげると、「ラベルがあって(分かり)いい。こんな整理棚がほしかったんだ!」と、クニコ(5歳)言いました。

次に紹介するのは、ものがあちこちに散らばっていて、大変になっていたクニコが、整理棚にきちんと整理するまでの事例です。

お片付けの躾 2007.11.3 264-417

クニコ(5歳)の整理棚等の整理・整頓・大掃除ー

10月半ばからずっと気になっていたことがある。我が家族4人は、2階で基本的に生活しているのだが、その居間が少し汚いのである。クニコのものが8畳の狭い居間なのに、あちこちにあるのである。テーブルの上にあったり、下にあったり、床の上にあったりした。しかも、段ボール箱の中にまでクニコのものが集められて、それも3つも、居間の隅っこにいつも置かれていた。整理棚の中は、目一杯つまっている。一応4つの引き出しごとに分類されているのだが、かなりあやしくなっている。

整理できていない悪影響

このような状態の悪影響を整理してみると、

1.床やテーブルの上まで、第二整理棚のようになってしまい、見た目が悪く、居心地が悪い。

2.「当然、こんなところに置かないで片づけて!」と注意することが多くなる。注意する方もされる方もストレスである。

3.クニコ自身、溢れかえる整理棚を前にして、どこに片づければいいのかよくわからず、出しっぱなしだったり、注意されれば取りあえず棚に押し込むという感じであった。つまり、結果として片付けの習慣が身に付かない。

4.当然の結果として、必要なもの、取り出したいものがどこにあるかよくわからず、ロスが多い。取りやすい上にある玩具で遊んだり、探すのに手間どり、遊びや学習にも支障をきたしていた。

クニコの部屋はなく、この居間にクニコのものが置かれていることになっているのだが、私は、「う~ん、この状態をなんとかしなくてはならない。」と、ここ最近ずっと思ってきたのである。

そこで、今週の土曜日に、居間ークニコの整理棚・玩具棚を整理・整頓・大掃除すると宣言していたのである。

11月3日(土)午前10時30分頃。
私「よし!クニコ、お父さんといっしょに整理・整頓・大掃除をするぞ!」
クニコ「うん。」

やり方は、以前アキコの部屋を掃除したときと基本的には同じ。

1.四つの引き出しを出し、要らないものを捨てる。
2.似ているもの同士を分類してグルーピングする。
3.位置を決めてラベル貼りをする。

1 四つの引き出しを出し、要らないものを捨てる


予想通り、あちこちの棚から人形のような玩具、シール、筆記用具(色鉛筆やクレヨンの山)がたくさん出てきた。

私「このシール(の山)は、本当に要るの? 本当に要るものだけ残して捨てれば。」
クニコ「うん。」(こう言って、3分の1くらいに減らす。)

こんな感じで、いろいろなキャラクターものの小さい人形、町の祭りのくじで当てた玩具の類をずいぶん捨てた。
捨てはしなかったが、マクドナルドのハッピィセットの玩具(おまけ)が多いことに驚いた。
中には、年少時代の作品や保育園の先生に作ってもらった折り紙作品などもあった。これらは、もう使わないものであるが、愛着のあるものでもあった。

私「これは、<思い出>の箱に取っておくかい?」
クニコ「うん。」

こうして、当面要らないものも、まとめた。
ひらがなやカタカナの読み方の学習教材など、もう習得したものは使わないので捨てることにした。(そのうちいくつかのものは、後で妻が拾い上げ、知り合いにあげることにした。)

こうして捨てられたものは、整理棚の3分の1余りに及んだ。(5分の2かも)

2 分類してグルーピングする

色鉛筆、クレヨンの類はお姉ちゃんからもらった古いものもあり、半端なものが多いのだが、たくさんあった。鉛筆、のり、はさみ、筆入れなどこれも、筆記用具ということで一つにまとめた。

学習に使うものは、本や教材のドリル・プリント類などで一つにまとめた。

細々した人形やキャラクターものの類は、「たからもの」として一つにまとめた。
あと、ベネッセの教材、玩具、カードの類もそれぞれにまとめた。
予想していたとおりと言おうか、予想以上にと言おうか、学習に関係するものよりも、玩具や人形等の方が多かった。

3 位置を決めてラベル貼りをする


要らないものを捨て、要るものだけ集めてグルーピングし、整理が付いたところで、しまう位置を決めて、ラベル貼りをした。

私「ここの引き出しの名前は、<がくしゅう>でいいかな。」
クニコ「うん。」

こんなふうに、確認しながらレベルに名前を付けた。(ここは大きなポイントである。1年前にクニコの棚を整理をしたとき、ここまでしなかったことも、整理がくずれた原因である。)

結局次のようになった。

1 1一番上の取りやすいところは、教材などの「がくしゅう」に関係するもの。

2 上から2番目は、「ひっきようぐ・ノート・ぬりえ・カード」

3 3番目は、「ベネッセ(付録)、おもちゃ、てがみ」

4 4番目の一番下は、「たからもの」であった。

また、保育園年少時代の作品などは、「ほいくえんのおもいで」のタイトルで納戸にしまった。

タイトルを書き終えたとき、クニコは笑顔で思わずこう言った。

クニコ「ラベルがあって(分かり)いい。こんな整理棚がほしかったんだ!」

ここまで、10時30分から12時30分まで2時間かかった。

昼食後、また隣のおもちゃ箱(アキコとクニコのもの)を3人で整理した。こちらは、1時間ほどで終わった。その後、居間にある本棚の整理をした。こちらも1時間近くかかった。

整理したらすっきりして気持ちいい!

全部終わった土曜日の夕食の席で、いつものようにグッド&ニューが始まった。開口一番、クニコはこう言った。

クニコ「今日のグッドは、整理したらすっきりして気持ちよかったです!」

部屋はきれいになり、すっきりとしている。床にあった段ボール箱もなくなった。テーブルの上のすっきりしている。クニコ自身(もちろん、他の家族も)、何より居心地がよいのである。

整理が終わった後、久しぶりに英語の教材で遊ぶクニコの姿が見られた。すぐ取り出せるように整理したからである。

ところが、整理が終わったのに、さっそくキャラクターものが机の上に置かれていた。
私「クニコ、何のために整理したの! きちんと片づけるためだろ!」
こうきつく言ったが、クニコは整理棚のタイトルを見ながら、
クニコ「これは<たからもの>の引き出しだな。」と言って、さっと片づけていた。

これまでの良くない習慣が出たのだと思うが、少し経てばよくなるはずである。何せ、どこにしまえばいいか、はっきりとしているから。何よりも、整理する心地よさを感じているから。

片付けの習慣を身に付けさせるコツは、まずは一緒に徹底的に整理・整頓してあげ、心地よさを体感させること。そして、片づける場所を、ラベルを貼りはっきりとしてあげることだろう。

●アキコの場合は、昨年10月29日に徹底してやった。それ以来、整理整頓、お片付けはぐっとよくなった。

●今後は、定期的にある程度の整理・整頓・お片付けの時間を確保すればよい。それでも、1年に1回は大掃除をする必要がありそうである。

追記

クニコの場合、一緒に相談しながら「ひっきようぐ・ノート・ぬりえ・カード」のように文字で書いていきました。子どもによっては、絵文字や写真が有効な場合があります。ラベルの書き方にも一工夫要りますね。(2019/09/30)

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