◆1.地元で一番読まれている「新潟日報3月4日付けの記事」より
「カーブドッチ 温浴施設リニューアル」というタイトルの記事が載った。
総事業費1億円をかけたリニューアルの中身は、
①館内のいたる所に本棚を設置し、約4,000冊配架
②カフェ新設:ワインやコーヒーなどを楽しめるカフェカウンター
③中庭を一新
記事によれば、
「新たな客層の開拓を考える中、本に囲まれて過ごせる<ブックホテル>に着想を得てリニューアルを決めた」(新潟日報3月4日)のだそうだ。
「館内では飲み物とともに時間制限なしで読書を楽しめる。
本の購入もでき、1,2年ごとの入れ替えも検討している」(新潟日報3月4日)
とあったので、「図書館&書店へ」と書いた。
以前の記事にも書いたように、私は10年来のカーブドッチのファンで、コロナ期間を入れても、平均月2回訪れている大ファンである。
さすがに、1月、2月はオミクロン株の関係で自粛していた。
この記事を読んで、
「是非行ってみたい!」
となり、さっそく今日2022年3月4日行ってきた。
(リニューアルオープンは3月1日だった)
◆2.館内のいたる所に本棚を設置し、約4,000冊配架
■確かに入館してすぐの「和風レストラン『和楽』」までの間にも、すでに本棚が置かれていた。
*「和風レストラン『和楽』」はそのままである。
だから、午前中からいて、そのままここで食事をとれる。
■和楽を過ぎると、また本棚があり、すぐに新設されたカフェがあった。
写真↑の通り、いい感じである。
喫煙所はなくなっていて、その前面↑には本棚が置かれていた。
*奥へは宿泊施設もあるのだが、そこはそのままである。
■海側の2階には、リクライニングチェアが並んでいたが、それらが一掃されて、本棚と腰を下ろして本を読めるスペースになっていた。
近づいてみるとこうなっている!
丸テーブルのあり、ちょっぴり本もあったあのスペースは
こう↑なっていた!
■反対側の2階は、これまで女性専用のスペースで、男性の私には立ち入れぬ空間であったので、以前の様子はわからないが、現在は男女共用の本棚と本を読むスペースができていた。
↑本棚と本棚の間に、横になって本を読むスペースもある!
その向かいは通常の(机とイス)本を読むスペース
■温泉の入り口がある1階のサイト(和楽の反対側)も、本棚と本を読むスペースができていた。
男湯の両サイド↑
女湯のサイド↑
↑本棚の向かいには本を読むスペースがある
そこからは中庭が見える
このように、本棚と本を読むスペースがあちこちに、ゆったりとしたスペースでできていた。
◆3.カフェ新設:ワインやコーヒーなどを楽しめるカフェカウンター
さすがにワイナリーであるから、ワインも出る。
コーヒーや紅茶、ジェラードなど、簡単な料理も出るので、口が寂しくなっても大丈夫である。
もちろん、ワインの販売もしている!
◆4.中庭を一新
この噴水のある中庭の風景が、第一のお気に入りなのだが、バラの咲く緑豊かな雰囲気から、京都龍安寺の石庭のようなイメージに一新された。
これはこれでいいけれど、緑が好きな私としては、前が(も)よかったなあ。
あと、噴水を囲うようにして、本を読めるスペースができていた。
*全体のスペースを広げるべく、以前入り口脇にあったギャラリースペースもなくなっていた。
◆5.変わらない5点
―ステキな温泉・和風レストラン和楽・マッサージルーム・アヴェダサロン&宿泊施設―
整体・あしつぼ
◆6.入場するには
自動券売機で、入場料千円を払ってチケットを買う必要がある。
コースは2通りあって、
①入浴&読書コース
②コーヒー&読書コース
いずれも千円である。
■営業時間:
7:00〜22:00(木曜:10:00〜22:00)
カフェカウンターにて、7:30〜10:00までモーニングセットを提供している。
■ちなみに、本の選書は、各地の図書館や病院、学校などでライブラリーの制作に携わってきたブックディレクターの幅允孝(はぼ よしたか)さんに依頼している。
独自の分類で、次の10通りである。
よく見ると、分類ごとの看板が本棚の所に置いてある。
◆7.私の別荘プラス図書館&書斎へ
私は、今回①を選んだ。
入浴後、大好きな読書にはまり、結局、追加で飲み物を注文することになったが……。
私の場合、間違いなく滞在時間は延びそうである。
それに比例してお金も落とすことになりそうである。
以前の記事に書いたように、カーブドッチは私の別荘のように思ってきた。
▶別荘なんていらない!カーブドッチ その1
https://kazoku.blog.ss-blog.jp/2012-02-26-1
今度は、私の図書館&書斎にもなりそうである。
「左ページ:あつかったら ・ 右ページ:ぬげばいい」
「ほっとかれてるなとおもったら ・ おおきなこえでなけばいい」
(赤ちゃんの泣くイラスト・慌ててお母さんが来るイラスト)
「だいじなひとが いなくなったら ・ たっぷりかなしんでから べつの だいじなものを つくればいい」
このページを見てました。
4,000冊から選んで読んでいた本のいくつか。
右側の本↑『あやうく 一生懸命生きるところだった』
とは、「現在まで一生懸命生きてきた私はどうなる!?」
と思って、読み始めた。
ウクライナ民話「てぶくろ」
懐かしい、長女と次女に何十回も読み聞かせた本でもある。
読み返してみた。
こんな大型本もあったけど、幼児は入館禁止じゃなかったっけ?
それだったら、大人向けの子育て本を置いてあげた方がいいと思うけど。
そうだ!
子育て本の作家の私は、
拙著『うちの子、どうして言うこと聞かないの!と思ったら読む本』をプレゼントして、置いたもらおうかな。
ベトナム語、タイ語、中国語にも翻訳・出版されている子育て本!
です!(オチはここか?!)