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⑦外遊び・集団遊びをしない

⑦外遊び・集団遊びをしない

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●家に閉じこもってコンピューターゲームばかりしています。先日、友達が遊びに来たと思ったら、1時間もそれぞれにコンピューターゲームをしていました。これでは、体力も集団の中でやっていく社会性も身につかないのではないかと心配です。(9歳男児の父)
●外で体を使ったいろいろな遊びをさせたいのですが、本人がイヤがります。それに、近所の公園で不審者が出てという話も聞きますし、危なくて遊ばせられません。(6歳女児の母)
『うちの子、どうして言うこと聞かないの!と思ったら読む本』より
こうした問題に悩んでいる親御さんも少なくないでしょう。
まずは、一つ目の●についてです。私も同じような場面を見たことがあります。
この父親の心配するとおり、コンピューターゲームばかりでは、体力も社会性も外遊び・集団遊びに比べればほとんど身につかないでしょう。

 

「楽しさ・おもしろさ」という点では、コンピューターゲームもひけをとらないというか、勝っているかもしれません。それに、「一人で」できる、どこでもできるという手軽さという点ではずっと勝っていると言えます。だからこそ、電車の中でのちょっとした時間でもスマホのゲームにはまっている人(子どもから大人まで)をしばしば見かけるわけです。
しかし、この「一人で」できるという手軽さ・便利さこそが、社会性を育めないという点で致命的な欠点となるのです。

ほとんどの人がやったことがある「鬼ごっこ」を例にして考えてみましょう。
鬼ごっこは、鬼がいて追いかけ回します。急にストップして方向転換したり、スピードアップしたりダウンしたり、必死になって追いかける、裏返せば鬼から逃げるわけですね。すさまじい運動量になりますね。
遊びにもいろいろあり、どんな遊びにするか、鬼ごっこならどんなルールにするか話し合いが生じます。これはコミュニケーション能力や企画力を鍛えることになります。
ルールを破る子も出てきたり、けんかも生じます。「こう言えば、ルールを守らせることができるんだ」「けんかが生じたら、こんなふうに対応したら収まるんだ」「そもそもけんかが生じないように、ルールは守らないといけないんだ。」……こんなふうに、これらはかっこうの学びの機会となります。
鬼の二人で協力して挟み撃ちにしたり、逃がさないように守る役と捕まえる役に分かれて協力し合ったりします。あるいは、捕まった友達を助けたりします。頭もよくなりますし、協力し合うことも学べます。思いやりだって育むことができます。
最後まで投げ出さないで追いかけたりすることで粘り強さや集中力も身につきます。
何よりも楽しい時間を共有することで、仲のよい友達ができます。
このように、集団遊びには大きな教育力があるのです。これは、友達との間に限りません。親子でも全く同様です。ですから、子育てゴールデンタイムである、子どもが9歳頃までは、親子でたくさん遊ぶことを勧めます。さて、二つ目の●についてです。別にグラウンドも体育館も屋外プールも室内プールもあまり変わらないでしょう。外でなくても、遊べるだけのスペースがあればよいのです。それに、遊びのレパートリーの広がりにつれて、自然と室内から外へと広がるものです。
もちろん、それは安全なスペースである必要があります。単に不審者うんぬんばかりでなく、遊具がしっかりと固定してあるか、周囲にガラスなど危険なものはないか、危険を予想してそれを未然に防ぐのは、親の役割でもあります。「本人がイヤがる」ということですが、やっぱり好む遊びにも個性(好き嫌い)がありますし、遊び方にも段階があります。まずは、本人が好きな遊びをいっしょにやってあげ、遊びのレパートリーを徐々に広げてあげればいいのです。ですから、親はいろいろな遊びのレパートリーを知り、いろいろな遊びグッズを用意しておくのが望ましいですね。親子で遊ぶには、どんな遊びがよいのか、いっしょに遊ぶ際のポイントは何かなど知りたい場合は、『うちの子、どうして言うこと聞かないの!と思ったら読む本』を手にとってください。■参考1 仕事に疲れた時わが子に「遊んで」と言われたら…

■参考2 親子の交流・子ども同士の交流を深めるには

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