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家族イベント「花見」を成功させる方法

今日はわが家のこの時期の恒例家族イベントである「花見」に行ってきた。
なかには満開の桜を横目で見ながら「まあ、家族そろっての花見なんかとても無理!うちの夫(子)は花より団子(お酒・休養・遊び・部活…だもの。」という方も多いのではないかと思う。そもそも家族そろって花見をする価値は何なのか。それができる条件とは何か考えてみた。

家族イベント「花見」を成功させる方法 2014年4月13日(日) 第1005号

ー「花見」の価値とできる条件ー

日曜日の午前中、この時期の恒例の家族イベント「花見」をした。
行き先は、穴場である自宅から車で15分の所である。
ちょうど8分咲きないし満開になったばかりで少々の風が吹いても花が散ることはなかった。
朝の9時30分に出発できるように、9時頃からサンドイッチを作り始め、結局9時45分に出発した。

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みんなで協力し合って準備するのも楽しさの一つ

教育価値のあることでもある

ちょうど10時頃に、花見会場に着いた。
天気は晴れで、春のあたたかい日差しの中で家族4人そろって花見をした。
手作りのサンドイッチを食べたり談笑したり、桜咲くのどかな春の日差しの中で心地よいひとときを家族みんなで共有したのである。

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食べることは花見の楽しさの重要なポイントである

残念ながら午後はクニコが新体操の関係でバレエの見学に行く予定が入っており、12時過ぎには花見会場を後にした。
それでも家族みんなで心地よいひとときを過ごし、満足した半日であった。

家族イベント「花見」の価値

 なかには満開の桜を通勤中の車中から見ながら「まあ、家族そろっての花見なんかとても無理!うちの夫(妻・子)は花より団子(お酒・休養・部活…だもの。」という方も多いのではないかと思う。

 そもそも家族そろって花見をする価値は何だろうか?

 第一に、楽しいということである。桜を見ながらみんなでお弁当(サンドイッチ)やおやつを食べることは、実に楽しい。つまり、それ自体に価値がある。
第二に、こうして楽しい時間を共有することで家族の一体感や所属感、絆が深まるということである。この家族でよかったという感じをもてるということでもある。
第三に、結果として 癒やし ないし リフレッシュになる ということである。つまり、仕事や学校の勉強からくるストレスが解消され、また1週間仕事(学業)を頑張るぞという元気をもらえるということである。

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お姉ちゃん(高1)に抱かれてご満悦の妹クニコ(小6)

抱かれているクニコはもちろん、お姉ちゃんにとっても癒やしのひととき

癒やしとリフレッシュのひとときは、子どもたちにとっても必要だろう

「休み中は体を休めて仕事に備えたいのに、休みは家族サービスか!とっても体がもたない。」という声も聞こえてきそうである。しかし、休み中いつも寝たり休んだりするだけではつまらないし、元気が半分しか回復しないと思う。時にはこのような家族イベントを企画することが癒やしになりリフレッシュになるのだ。いわゆる、積極的休養である。
これら三つの価値は、花見に限らず家族イベントに共通することであろう。
第四に、花見をすることで季節感を味わい、四季のある日本のすばらしさにふれることができるということだろう。
四季ある日本はよい。もう少しすれば、今度は新緑である。新緑の中を山歩きすることは、これまたとてもよいリフレッシュになる。

花見ができる条件

 「花見に行きたいのはやまやまだが、みんな忙しくて。」とか、「なかなか予定が合わなくて…。」。こんな家族も少なくないと思う。つまり、いくら価値のある家族イベントでも、条件がそろわないと実行できない。

 第一に、桜の花が咲いていること。かつ天候がよいことである。雨の中でできないことはないが、やっぱり天候がよいに越したことはない。

 第二に、花見という家族イベントに、家族全員が興味をもっていることである。これは小さい頃からわが家の伝統というようにしておけば、案外抵抗なく興味が保てるのではないかと思う。
さらに、サンドイッチを作ったり、大人にはお酒・子どもにはお菓子など好物をもっていったり、遊び道具を持っていってそこで遊んだり、遊具のある公園の桜を見ることにしたりするなど、桜を見る以外に食べる・遊ぶなどの要素も加味していけば、花より団子(お酒・お菓子・遊び…)の子ども(大人)も興味をもつはずである。あたたかい春の日差しを浴びて花を見ながら寝転んでいてもいいのである。そうすれば自然が癒やしてくれる。要するに、みんなが満足する花見になるように工夫していけばいいのである。

第三に、家族みんなの時間的な都合がよいことがあげられる。部活動や学校行事などとバッティングしていては、家族イベントはできない。
早めに家族の予定を把握し、空いている時間を確保しておくことである。1日使えるなら1日プラン、半日なら半日プラン、四分の一(たとえば夜2時間の花見)日なら四分の一日プランを立てればいいのである。 つまり、その気さえあれば、日中が部活動で無理でも、夜桜を見ることもできるし、朝早く見に行くこともできるのである。

 最終的には、家族みんなで花見をすることに、どれだけ価値をおいているかによると思う。昨年のわが家がそうであったが、雨の中でもやろうと思えばできるのだ。

 当県では花見まっさかり。もう少し楽しもうと思う。

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