―次女とのランチデートー
月一回の次女とのランチデート❤️
今日の会食のテーマは、もちろん大学入学先、推薦入学先はどこかだ。 2199
1.K大商学部は凄いけど…
入店後すぐにステーキランチを注文した後、さっそく推薦入学先について会話を始めた。
二大候補の一つ、K大商学部。ここは、会計士の資格が取れる。経営者として成功できるためのカリキュラムが組まれていて、単に会計士になるための学部じゃない。経営者の相談に乗れる、そんな会計士を目指している感じがする。
会計士になれなくても、K大のブランド力は最高。
就職には強い。M会の力もすごい。
長女が推薦入学先を決める際に、僕もよく調べたので、記憶ですらすらと出てくる。
こんな話を一応してみたが、次女の腹はすでにW大学教育学部に固まっていた。
2.W大学教育学部で、教員免許を取る!
本命のW大学。中国のエリートが学んだ大学で、中国でのブランド力は凄いらしい。これから中国の力はますます強くなる(米中冷戦であやしい面もでてきたが)。だから、第二外国語で中国語を学んでおくときっと役立つなどと話す。
ただ中国は、ウイグル族を弾圧したり、尖閣諸島を奪い取ろうとしたり、あまり記事にはならないけど*臓器売買の闇があったりして問題がある国だとは思うけど。
念のために、もう一度教員免許を取ることを次女に確認する。
教員社会は、30年以上も前から男女平等な職場で、その意味でも安心であること。英文学科を卒業すれば、中学か高校の英語の先生になれるわけだけれど、小学校にはなくて中学・高校にあるものは何か?
それは「青春」だよ、などと話す。
職場には、モンスターペアレントとかモンスターチャイルドとかいて大変だろうけれど、やりがいのある仕事だよとも。
あと公務員になる道だってある。市役所レベルではなかなかキャリアを生かせなくても、県レベルなら生かせると思うとも。
3.残りの半年の高校3年生をどう過ごすか?!
僕:W大学なら、アパートもお姉ちゃんの後をそのまま引き継げば良いから、お姉ちゃん的には引っ越しもいらない。普通は1月から受験だ、宿探しだとバタバタするのだろうけれど、推薦入学が決まればバタバタする必要がない。その余裕の半年をどう過ごすかな?
次女:ダラダラと半年過ごす道と、一生懸命頑張る道とあるけれど、英文学科になったから、受験で合格して入ってくる人に負けないように一生懸命勉強する。準英検1級目指して頑張る。
僕:お父さんもこれから7ヶ月で「子育てプログラム」(onlineで学べるように作る)を作るのに全力をあげるよ。
4.大学卒業後、どうするか?!
僕:卒業後は、できれば県内就職で戻ってきてほしい
昨日お母さんとディナーデートしたよ。1時間位話したんだけど、クニコにはできれば大学卒業後、県内に戻ってきてほしい。お姉ちゃんがクニコに「お父さんとお母さんを頼む。」と言ったことがあったよね。その後で、お父さんはどんな状況であろうと、その状況の中で2人で協力して親の面倒を見なくてはいけない。」と注意したんだよ。
でも、現実問題として急に親が倒れた場合など、東京ではすぐに来れないし、県内ならすぐに来れる。同じ市内とまでは言わないけど、できれば県内に就職して欲しいと、お父さんとお母さんは思っているんだよ。
次女:わかっている。
僕:大学は東京でいいんだよ。東京で広い世界を見てくればいい。
あーちゃん(実母)が「今度は、クニコを県内に留めてしっかりと後を継いでもらわないと。教師になりたいんだったら地元の教育学部に入れて先生にしよう!」と言っていたけど、
あーちゃんに「クニコだって、お姉ちゃんと同じように東京に出て、広い世界を見たいこて。」と言ったら、長い沈黙があって、あーちゃんはうなずいたよ。
だから、あーちゃんは説得できるよ。
次女:クニコも説得できる。
僕:だったらクニコからあーちゃんに直接言ったほうがいいね。
5.東京の大学で広い世界を見てこよう!
次女:「広い視野」と言ったけど、中学から高校に行っただけで、凄い人といっぱい出会えた。だから東京の大学に行ったら、もっと凄い人にいっぱい出会うと思う。
僕:大学に行く価値の半分は、人と出会うことだよ。お姉ちゃんもそう言っていた。
ただ、自分が何も一生懸命勉強しないでいるのに、良い友達を得ようと思っても無理だよね。一生懸命学ぶ者同士でいれば、良い友達ができる。
次女はうなずいて聞いていた。
僕:県内に戻ってきたとしても、テレワークうんぬんで、今は世界展開することすらできる。
お母さんもお父さんも、恋人ができてどうしても無理だって言うならしょうがないけど、県内に戻って就職することを願ってるよ。
次女:わかっている。
僕:おばあちゃんやTおじさんもそうだよ。
次女:わかっている。
かくて1時間余りのランチデートが終わった。
6.W大学教育学部に決定! そして、あーちゃんの了解を得る
そして、火曜日の夜、あーちゃんを交えて、最終的な話し合いをした。
教育学部に入ること。教員の免許も取ること。そして、広い世界を見たいから、東京で学びたいことを話した。
あーちゃん:クニコちゃん、あーちゃんも若い頃東京の一流どころで学んだけど、すごくためになったよ。クニコちゃんも、東京で学んでいらっしゃい。
東京にやれるのは、お父さんとお母さんのおかげだよ。お父さんとお母さんに感謝しなさい。
あーちゃんは、このように答えて賛成してくれた。
翌日、晴れて次女は、私の印を押した、推薦入学の申込用紙を学級担任に提出した。
■義母・義兄の了解を得る!
日曜日の午後、妻は次女を連れて義母・義兄のところへ行った。
結局のところ、次女の意志が尊重された。自分で決めたならどんな結果になったとしても納得できるけど、(問題があってから)●●がああ言ったからそうしたと言われても困ると。
僕はそれを聞いてなるほどと思った。ただ、「卒業後どうなるかは、選んだ大学もさることながら、そこでの過ごし方だと思う。」とは、次女に話した。
■追記
2020/09/16の夜、推薦入学をめぐるいろいろなことで延び延びになっていた、月例家族会議を行った。夜8時から30分ほど。
次女が晴れて学校から内定をもらったので、とてもいい雰囲気で行えた。次女は終始笑顔で、自分からたくさん話した。逆に、大学進学をめぐるいろいろなことが、いかにストレスになっているかがわかった。
家族イベントとしては、21日夜のPレストランでの外食が決まった。27日には妻と外食デートが決まった。