小学生になり、10歳頃になると、
「サンタクロースなんて、本当はいないんだよ。プレゼントは、お父さんとお母さんなんからなんだよ。サンタクロースは、本当はお父さんなんだよ。」
などという会話が、友達同士の間でかわされてくる。
アキコ(小5、11歳)がそうであった。
クニコ(小1、7歳)はまだそういうことはないが、アキコと一緒にいる分、どうしてもそうしたアキコの影響を受けてしまう。
疑問「サンタクロースは本当はお父さんではないのか?」
こうしたクリスマスをめぐる疑問にていねいに答えてくれるのが、この本である。
「今週読んだ本の紹介コーナー」で紹介し、わが子に読み聞かせてあげた。
今週読んだ本の紹介コーナー 2009.12.8 1754−673
ークリスマスをめぐる7つのふしぎー
「今週読んだ本の紹介コーナー」
2005年9月10日(土)に第1回「父と子の勉強会」を開いて以来、原則として毎週1回1時間ほどやっている父と子塾。
そこでは、ほんの3分ほどのことなのだが、「今週読んだ本の紹介コーナー」がある。
アキコ(小5、11歳)、クニコ(小1、7歳)、私の3人が、今週読んだ本を紹介し合い、おもしろかったところなど感想を簡潔に言い合うコーナーである。
わが家の方針として、とても大事に考えている読書の習慣を身につける意味で大事なコーナーである。毎週(毎日)本を読むということが、当たり前という知的な家の雰囲気をつくり出すうえでも価値あるコーナーである。
私としては、アキコやクニコが今はまっている本などを知る上でも、価値あるコーナーである。
「今週読んだ本の紹介コーナー」でわかったクニコの実態
12月6日(日)の父と子塾で、「今週読んだ本の紹介コーナー」をやった。
アキコは、予想通りハリーポッターの本であった。が、クニコは、私が読み聞かせた本以外は、わかやまけんの『さよなら さんかく』などのこぐまシリーズであった。
アキコ「クニコは、ずっと前に読んだ『さよなら さんかく』みたいな簡単な本ばかり読んでいるんだよ。」
クニコ(笑いながら否定しない。)
私「そっか、お父さんも悪かったな。読み聞かせ時間がないと言って、ずっと前に読んであげた、いわむら かずおの『14ひきのあさごはん』」(2分ほどで1冊読める。)シリーズみたいな本ばかり読んであげていたからな。今度は、もっと長い、きちんとした本を読んで聞かせよう。」
『クリスマスをめぐる7つのふしぎ』
そこで、この日読んであげた2冊のうち、1冊がこの『クリスマスをめぐる7つのふしぎ』である。
小学生になり、10歳頃になると、
「サンタクロースなんて、本当はいないんだよ。プレゼントは、お父さんとお母さんなんからなんだよ。サンタクロースは、本当はお父さんなんだよ。」
などという会話が、友達同士の間でかわされてくる。
アキコ(小5、11歳)がそうであった。
クニコ(小1、7歳)はまだそういうことはないが、アキコと一緒にいる分、どうしてもそうしたアキコの影響を受けてしまう。
疑問「サンタクロースは本当はお父さんではないのか?」
こうしたクリスマスをめぐる疑問にていねいに答えてくれるのが、この本である。
よく考えてみれば、
疑問「たった一人のサンタクロースが世界中の子供たちにどうやって、プレゼントを配ることができるのか?!」
疑問「どうしてそりで空を飛べるんだ?!空を飛べるトナカイなんているのか?!」
など、誰しも一度は考えた疑問ではないだろうか。
そうした疑問、不思議にていねにかつ論理的に答えているのが、この『クリスマスをめぐる7つのふしぎ』という本である。
○1つめのふしぎ「サンタクロースはパパ?」
○2つめのふしぎ「カリカリ山のクリスマスの木」
○3つめのふしぎ「サンタクロースはひとりなの?」
○4つめのふしぎ「トナカイたちはふつうのトナカイ?」
…以下、7つのふしぎについて、子どもの疑問に答える形で話が進んでいく。
私は、「カリカリ山のクリスマスの木」の話が一番よかった。
読み聞かせこそが、読書の習慣を形成する王道
さて、本題に戻る。
わずか3分ほどのことだが、「今週読んだ本の紹介コーナー」はやっぱり大事だ。
おかげで、わが子の読書の質や量が確認できるし、今回のようなケースでは、すぐに対応できる。
私は、読み聞かせの本を充実させるように対応したし、妻は明日にも図書館に行き本をたくさん借りてくるという。
身近に読みたい本を充実させておくこと、そして読み聞かせること。これこそが読書の習慣を形成する王道だ。
そのうえで、わずか3分でも「今週読んだ本の紹介コーナー」を今後も継続していこうと思う。
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