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要介護申請に向けて ―ケアマネジャーと話すー

★7日に倒れて救急車で脳外科へ搬送・入院。脳梗塞・認知症と診断。その後、要介護申請・デイサービスの利用まで、怒濤の3週間の記録【その3】
医師に「認知症がひどいね。よく家で介護できていたね。介護申請した方がいいよ」と言われた私は、言われるままに市役所の相談窓口「市介護・看護支援センター」へ立ち寄った。

1.ケアマネジャーと話す ―市介護・看護支援センターでー

私の地区担当のケアマネジャーのTさん(男性)がすぐに現れた。
 
▶Tケアマネ:G地区担当のケアマネジャーTと申します。
C病院から連絡をいただいています。お母様はどんな感じなんでしょうか。
私:今回、自宅で真夜中に倒れてC病院に救急車で運ばれたんですけど、その医師から「認知症がひどいね。よく家で介護できていたね。介護申請した方がいいよ」と言われて……。
 
 このように切り出し、
・物忘れはひどく、今日だれが来たかも思い出せないこと。
・歯科医、眼科医、整形外科医…など5つも医者に通っていること。
・できるだけ家で見たいと思ってきたことなど話した。
 
▶Tケアマネ:自分で着替えたり、トイレに行けたりしますかね。あと、入浴とかも一人でできますかね。
私:身辺自立はしているんです。着替えも、トイレも、入浴も一人で大丈夫です。
 
▶Tケアマネ:そうすると、予防的な介護でしょうかね。たとえば、デイサービスとか、ショートステイとか。
(パンフレットを見せながら大まかな説明を始めるTさん)
 

■デイサービス:

・朝9時頃、車で自宅まで迎えに来てくれる。
・健康診断や軽い体操をする。
・昼食が出る。
・午後は、そのまま好きなことをしたり、おしゃべりをしたりして過ごす。
・4時頃、自宅まで車で送る。
・お風呂も入れる。
 
家に一人でこもりっぱなしよりも、退屈しないでいいですよ。
まずは週1回程度から使っていただけるといいかと思います。
 

■ショートステイ

ショートステイは、1泊2日で泊まれるんです。家にだれもいなくなるときなど、活用していただければと思います。
ただ、いきなりは本人が不安がるといけないので、一度予行練習をされてからがよいと思います。
 

■介護用品の貸与、購入について

ベットや杖など割安で借りられますし、購入するよりもずっといいですよ。
 
私:(うなずきながら説明を聞いていた。)
 
▶Tケアマネ:
退院したら本人様と話し合って、結果を教えてください。
その後、日程調整して私の方で本人様の様子を確認します。
要介護認定の審査は、そこでの様子に基づいて、評価した項目をコンピューターにかけると要介護・要支援の認定ランクが決まります。今の感じだと要支援でしょうかね。
朝8時半から夕方6時の間に電話をください。
 
私:わかりました。明後日金曜日に退院しますから、その後家族で相談します。
 
以上、4時から4時20分までの20分間の話であった。
 

2.ケアマネジャーTさんの話を聞いて

 医師の勧めるまま要介護申請を受けるために市役所の相談窓口へ行った私。
 ケアマネジャーTさんの話を聞きながら、母の介護について考えてみた。
 
・私は母を家でみることばかり考えていた。
・少なくとも私が「息子」であることを、母がわかっている間は、身辺自立を基本できている間は、施設などにやらずに自宅で実母を介護しようと思っていた。家にいた方が自由だし、親友のTさんも週2,3回訪ねてくるし、その方が母は幸せだろうと思っていたから。
・特にこのコロナ下では施設に入れると面会できない。すると、認知症が進むことは間違いないので、身辺自立ができている現在、介護申請など選択肢としてまったく頭にない状態であった。
・しかし、予防的な介護というしくみがあるなら、日中一人でいるよりもデイサービスを受けた方がいいではないか。送り迎えもしてくれると言うし。
・親友と言える人がここ10年でつぎつぎと亡くなった。今、母の元を訪ねてくるのは、幼なじみで親友のTさんぐらいである。(あと私が迎えに行って連れてくるMさんぐらい。)Tさんが生きている間は大丈夫だけど、そのTさんもいつどうなるかわからない。
・それに日中は妻も私も共働きで、今回のように一人で倒れていたら、どうしようもない。
 
実は4年前、夜中の11時過ぎ一人で車を運転して電信柱にぶつかる自損事故を起こして救急車に運ばれたことがある。硬膜下出血が見られ、10日間入院したものの後遺症は全く残らずにすんだ。車は全壊で修理不能。結果としてこれを機に運転免許証を返納することになった。まるで母に運転免許証を返納させるために仕組まれたような自損事故だった。
 
今回は、同じようにまるで母に要介護申請をしてもらうために仕組まれているような、そんな気がしてきた。
そのまま私は今回の入院について知らせるべく本家に立ち寄った。(続く)

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