◆1 今が一番母のために役立つこと=恩返しができる時期
★2022年10月に87歳の誕生日を迎えた実母。
認知症のため要介護1だけど、いたって元気です。
この健康寿命の期間をできるだけ長く続けられるように、私の手の届く範囲で最高の医師のもとに通い、週2回デイサービスも使って対応しています。
これ以外にも、一月半に1回、車で片道1時間かかる歯科医にも通っています。
その帰りも、一緒にランチをしたり、買い物や花屋などに寄り道しています。
今が一番、私が母のために活躍できる=恩返しできる時期だと思うから。
母が怪我をしたり体調が悪くなったり認知症が悪化したりして入院したり、施設に入るなりするようになったら、私ができることは、お見舞いぐらいになります。
そう考えた時、今が一番母のために恩返しできる時期であり、ふれあえる時期なのです。
その時期を精一杯大切にしたい。
この構えで、ここ5年間以上実母と関わってきました。
以下、今週の実母の介護・ふれあいの様子です。
◆2 今週の実母の介護・ふれあいの様子
▶︎①7日(月):母の同級生の自宅へ送迎
・車で30分余りのところにある、同級生で親類筋でもある、Hさんのところへ車で送迎。
「帰りは一人で電車で帰れる」というのですが、心配なので帰りも迎えに行きました。
行く途中、お菓子を買っていきました。お弁当を買っていくこともあります。
約束したことも忘れてしまうので、私がカレンダーに書き入れたりして、スケジュール管理しています。
母のような高齢になると、友達が次々と亡くなっていき、おしゃべり仲間がなくなってきます。
それは、Hさんも全く同じで、二人ともとても楽しいひと時を過ごしました。
▶︎② 8日(火):市内のM整形外科に連れていく
・膝に注射を打ち、骨粗鬆症の薬を5週間分もらっています。
つまり、5週間に1回通院しています。
9時からなのですが、8時半ごろに診察券・保険証だけ置いてきています。
そうすると、待ち時間が少ないから。そうしないと、1時間半待ちはザラ。
車で7分ところだから助かるのですが、9時頃もう一度、母を乗せて通院となります。
帰りは、「健康のために自分で歩きたい」というので、本人の希望に沿っています。
▶︎③9日(水):デイサービスへ(朝9時頃から夕方5時頃まで)
施設との連絡帳に、近況や体調を書いています。
出かける準備を手伝ったり、出かける前15分間ぐらいは、一緒にお茶しています。
帰ってくると出迎えて、少しお茶して様子を聞くようにしています。
夕食は7時なのでそれまで2時間あり、体に良い間食(さつまいも・果物とか)を出しています。
実母は、喜んで食べています。
▶︎④10日(木):M市のOクリニックに連れていく
このクリニックは、脳神経外科と認知症の専門医。県内で唯一「コウノ療法」を実践しています。
*コウノ療法で処方される、サプリは「日本認知症予防学会 第1号認定サプリメント」です。詳しくは末尾の*追記をご覧ください。
母が認知症らしいと思った時、20冊ほど認知症関連の本を読んだのですが、その中でほとんど唯一「認知症は治る・良くなる」と書いていた「コウノ療法」を知りました。
コウノ療法を実践しているのは県内でここしかないので、車で片道45分かけて、もう約5年通っています。こちらは、4週間に1回の通院です。今は退職したので、平日に通っていますが、現職の教員時代は土曜日に連れて行っていました。
この後は、たいていランチを一緒にしています。
実母の求めに応じて買い物をすることも多いです。
この日は、帰りがけに途中の公園に寄って、紅葉を楽しみました。
▶︎⑤11日(金):初ショートステイへ(朝9時頃から翌日の夕方5時頃まで)
このショートステイについては、前回の記事に詳しく書きました。
初の一泊2日のショートステイなので、一緒に準備をしました。
着替えなどの入ったカバン
▶︎⑥12日(土):初ショートステイから帰宅(夕方5時頃)
帰宅した母と妻と3人でお茶。
旅行で買ってきた、温泉まんじゅうを一緒に食べました。
ママ友も同じ施設で、ショートステイしていることもあり、大丈夫でした。
これ以外に、母は、新潟市のH歯科医に1ヶ月半に1度のペースでここ2年半ほど通っています。
私が送迎するのですが、車で片道1時間かけて通っています。
遠くからわざわざ来てくれるということで、1回1時間半ほど治療してくれます。とても技術力のある歯科医なので、遠くてもこの歯科医に通っています。
歯医者に連れて行った帰りに寄った↑花屋さん
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👉ゼロから要介護認定、デイサービスを受けるまでの10のステップ
*追記
●2018年1月の今から約5年前、M医師のところへ初めて母を連れて行きました。その時も、連れて行くのは困難を極めました。母の姉の説得もあり、ようやく行くことになったのですが、説得等で4時間ほどもかかっりました。M医師は、コウノ療法も行う医師で、NLPプラクティショナーの資格も持っていました。このM医師のおかげで、フェルガードという日本認知予防学会認定のサプリメントも処方してもらえた。母はこれを飲み始めたとき、「今まで頭にモヤがかかっていたような感じだったけど、よくなった!」と言いました。あれだけ抵抗した母が、そのサプリメントはそれ以来欠かさず飲んでいます。60包入りで6千円、1日2包ずつ飲むので1ヶ月6千円かかります。私は、このサプリおかげで、ずいぶん認知症の進行は食い止められたと確信しています。