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★家族の日のススメ

父と子塾、母と子の料理教室、夕食時の団らん、絵本の読み聞かせ、日々のふれあいタイム…等々、あったかい家族をつくるために、さまざまな工夫をしてきました。
その中で「親子の絆を強め、家族としての幸福を享受するために最も大切なことは何でしたか?と問われたら、1週間に1日は家族を優先する日すなわち「家族の日」をもつという習慣(伝統)でしたと答えると思います。

週に1回の家族の日で、お花見・公園で遊ぶ・登山・魚捕り・温泉・野菜の苗植えと収穫・調理・紅葉を見る・ボーリング・雪遊び・映画鑑賞・絵画展・学習発表会・試合の応援…数え切れないほど、たくさんの楽しい経験を親子で共有することができました。それら一つ一つは、家族みんなの、宝物のような思い出となっています。

仕事に忙しい父親、母親にしてみれば、「ゆっくりと休みたい」あるいは「仕事続きをしたい」という気持ちもあるでしょう。週1回、それも2時間でいいのです。家族を優先する時間をもつことで、本当に癒やされ、リフレッシュします。

子どもがシングルエイジの場合は、子どもは親といっしょに過ごすことを積極的に求め、それで大いにリフレッシュしています。そして、生涯にわたる親子の絆を築いているのです。

今回紹介するのは、仕事をしながらも「家族の日」だからと何とか2時間をつくり出して、みんなで温水プールに行ったケースです。ぞうさん滑り台から10回、20回、30回と父親である私の胸に飛び込んできたクニコ(4歳)は、とても楽しそうでした。そんなわが子の笑顔をつくり出せたのも、週1回の「家族の日」を大切にしてきたからでした。

家族の日のススメ 2006.7.4  第223号

◆1 温水プールに向けて学習をがんばるアキコとクニコ

この土・日はかなり忙しく、初めて「父と子塾」をそんな理由でお休みした。
だが、週1回の家族の日は、どうしてもやりたかった。

そこで、朝食をとりながら、

私「雨が続いて川が増水していて危ないから、魚釣りは今回はだめだ。」
「お父さんは、午前中はずっと仕事でがんばるから、午後3時になったら、みんなで温水プールにでも行くか。」と提案した。

アキコ(小2、7歳)クニコ(4歳)「うん、行く、行く!」

というわけで、私は3時に向けて精一杯仕事をがんばった
アキコもエレクトーンの練習や、チャレンジの学習などがんばった。父と子塾の学習の部分で、私がいなくてもできるものは、やっておくように言っておいたのだ。
クニコもそれにつられて、お母さんと学習していたようだ。
つまり、アキコもクニコも午前中は、まず学習をがんばっていた。その後、しっかり二人で遊んでいた。

◆2 温水プールで遊ぶ

さて、3時。
私「準備はできたかな。プールへ行くぞ!」
妻「私、どうしようかしら。また、入らないでプールサイドで待っていようかしら。」
私「(体調がよくないらしい。)いっそのこと、終わりに迎えてくるだけで、家で休んでいてもいいよ。」
妻「行かなくても、(安全面など)大丈夫?」
私「大丈夫。ぼくがクニコに付けばいいから。」

というわけで、クニコは家から水着に着替えとなり、終わりに妻が着て、クニコを着替えさせることになった。

小プールには、ゾウさん滑り台がある。クニコは大のお気に入り。

クニコ「お父さん、そこで(滑り台の少し先)待ってて!」
私「ああ、いいよ。」
私をめがけて、すっとゾウさん滑り台を滑ってくるクニコ。

バシャーン! 水しぶきとともに、私の胸に飛び込んでくる
と同時に、「キャッキャッ。」と笑うクニコ。

クニコ「おもしろい! また、やろ。」

というわけで、10回、20回……少なくとも30回はやったと思う。

私は、その度に胸に飛び込んでくるクニコを抱き留め、腕の中でクニコの笑い声を聞いていた

本当に心地よかった。

アキコはと言えば、クニコと一緒にゾウ滑り台に乗ったり、ずっと大きいスパイラルスライダーに乗ったりしていた。

これを書いている今気づいたのだが、アキコは「お父さん、そこで待ってて!」とは言わなかった。もうお父さんの支えがなくても、一人で安全にできるから。

おまけであるが、これを読んでいるお父さん方、娘を胸で受け止めることのできる期間は決して長くはありませんよ。今のうちに楽しみましょう。絆を創りましょう。

時には、大プールへ行き、クニコを子亀のように背中に乗せながら、泳ぐこともした。

そんなこんなで、3時30分からプールで遊び始めたのだが、丁度1時間たって4時30分となった。1時間でもたっぷり、十分遊べた。妻が4時15分頃来ていたのだが、もう十分ということで、帰ることにした。

プールから来るまで10分足らず、丁度5時頃に帰宅である。帰宅後、
アキコ「あ~楽しかった! また来週も行きたい。」
クニコ「また、行きたい。
私「よかったね。来週かどうかわからないけど、また行こうね。」

お母さんがいないのもいいものだ。おかげで、クニコは全面的に私を頼りにしてずっとふれあえた。クニコとの一対一のデートタイムとほとんど同じであった。

◆3 わが家の伝統になった「家族の日」

この週1回の家族の時間、確かアキコが1歳頃から既に始めていた。始めてしばらくは、
妻「今日は、週1回の家族の日なんでしょう!」
「やらないんだっら、週1回の家族の日なんて言わないで!」
と、何度も叱られていた。
私「わかったよ。やるよ。」

私が言い出したものだから、そう言われると、しぶしぶというか、何とか重い腰を上げてということも何度もあった。

しかし、4、5年程前から完全に定着した。習慣化というか完全にわが家の伝統になった。

何も1日全部、家族の時間として使う必要はないのである。今回のように、2時間で十分ふれあえる。ちなみに、先週は近くの川へ「ザリガニ取り&魚釣り」であった。これも2時間であった。

企画力は大事である。それ以上に、毎週続けることがもっと大切だ。続けていれば、そのうち、みんなで楽しめる企画力も自然と身に付いてくる。

慣れるまでは、しばらくかかるかもしれないが、週1回の家族の日(ふれ合う日)は、絶対オススメの習慣(伝統)である。

*付記

翌7月3日(月)早朝4時頃。
私は、寝ていたのだが、クニコ(4歳)の笑顔が迫ってきた。
何て素敵な笑顔なんだろう! 光り輝いている! と思いきや、夢の中の出来事であった。
すっと目覚めて、「これは昨日の『家族の日』で、クニコと一緒にプールで遊んだことが余程楽しかったのだな。(クニコも私も)」と直観した。

*追記

これを書いている今(2019/09/23)は、妻と高校2年の次女クニコと私の3人で、温泉に行って帰ってきたところである。この温泉&ランチは、月1回の家族イベントとして企画・実行したものである。次女は、今週木曜日からテスト期間に入るので、本来それどころではないのだろうが、半分は私のために応じてくれたのだと思う。このために、昨日、一昨日と高校に行って1日中勉強していた。帰宅は夜8時過ぎであった。これも、小さいときから家族のふれあいを大切にしてきたから可能になったと思う。

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