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夫と娘二人から母への誕生日プレゼント

今年の妻の誕生日プレゼントは、夫である私からは、妻の希望で靴下、そして感謝のメッセージカード子供たちからは夕食を作ることであった。アキコ(高1)、クニコ(小6)協力してオムライスとスープを作り、後片づけ(食器洗い)までした

子供たちから母への誕生日プレゼント 2014年12月16日 1777-1027
ー夕食作り・片づけー

妻への誕生日プレゼント

今年も12月となり、妻の誕生日が来る。誕生日の1週間ほど前、

私「誕生日プレゼントは何がいい?」

妻は、あれこれ考えた後、

妻「この靴下3足セットがほしいわ。」

新聞広告に入ってきたのだが、とってもあたたかいそうだ。チェックの柄で、1足千円あまりで、3足買うと1足サービスするそうだ。全部で黒・茶・アイボリー・グレーの4色である。

誕生日プレゼントの靴下.JPG

誕生日プレゼントの靴下


それではということで、誕生日に間に合うようにさっそく注文しておいた。
当日、下のようなメッセージカードと合わせてプレゼントした。

妻へのメッセージカード.jpg

妻への感謝のメッセージ

子供たちからの誕生日プレゼント

さて、「子供たちはどんな誕生日プレゼントを考えているのかな。」と思い、クニコに聞いてみた。

クニコ「お姉ちゃんといっしょに夕食を作る。」

なんと夕食作りであった。下の付記2<当時の近況>にも書いたように、妻の誕生日は火曜日で、家族みんながそろって夕食ができる日なので好都合なのである。
クニコはそれにちょっとしたプレゼントを買ってあった。
アキコは、この週の土曜日に母と2人でディズニーランドに出かけ、そこで特別のプレゼントを考えているそうだ。

夕食作りの実際


この日は、<妻の誕生日を祝う日>と考えて、早めの6時頃帰宅。
クニコは、エプロンを着て夕食作りの準備を始めていた。

クニコ調理1.jpg

1人で料理の準備をするクニコ

ほどなくアキコも帰宅し、いっしょに夕食作りを始めた。

お姉ちゃん炒める.JPG

料理をする姉妹1

姉妹で調理.jpg

料理をする姉妹2


メニューは、オムライスとスープである。

その間、妻は2階で休んでいた。

会食


「誕生日おめでとう!」

これを合図に夕食を食べ始めた。

完成したスープとオムライス.JPG

できあがったオムライスとスープ

「おいしいね!」

かくておいしく会食を楽しんだ。

ケーキでお祝い


その後は、おきまりのバースディケーキである。大人の場合は、いつもショートケーキである。アキコが選んで買ってきておいた。

お祝いのショートケーキ.JPG

アキコが買ってきたショートケーキ


わが家では、誕生日の人から順番に選ぶことになっている。
妻、祖母、私、アキコ、クニコの順に選んだ。クニコとお母さんは、ケーキを半分ずつシェアし合うことにしてそれぞれに満足である。

「ハーピィバースディツーユー、ハーピィバースディツーユー、ハーピィバースディディア タカちゃん、ハーピィバースディツーユー、おめでとう!」

こう言った後、みんなでお祝いのケーキを食べた。

ケーキでお祝い.jpg

ショートケーキでお祝い

片づけ


さて、後片づけー食器洗いーである。習い事や学習が忙しいこともあり、食器洗いは普段は妻と祖母がしている場合がほとんどである。

誕生日プレゼントだから、当然食器洗いも子供たちである。

食器洗いをする姉妹.JPG

食器洗いをする姉妹

ケーキ皿などを洗うクニコ.jpg

ケーキ皿などを洗うクニコ


ところが、祖母が食器洗いを手伝おうとした。(食事の準備も手伝おうとしたので、誕生日プレゼントだという意図を話して止めた。祖母はリンゴだけ切った。)

私「お母さん、食器洗いもお母さんへのプレゼントなんだよ。だから、やらなくていいんだよ。」

かくて子供たちだけで夕食の準備から片づけまでするという<誕生日プレゼント>が終わった。

お母さんへの誕生日プレゼントであるが、実は<毎日の食事を準備するというお母さんの大変さをわかり、お母さんへの感謝の気持ちをもつこと>が最大のプレゼントとなる。作った料理そのものよりも、こちらの方がはるかに価値がある。
だから、準備も片づけも自分たちでした方がよいのである。
「感謝の気持ちをもちましょう。」などと言わなくても、自分たちでやってみればお母さんの大変さが実感としてわかり、自ずと感謝の気持ちが生じるのである。
そうした感謝の気持ちをもってほしくて、祖母が手伝おうとしたのを止めたわけである。

「たった1食作ったぐらいでわかるか!?」という声が聞こえてきそうである。確かに1食では不十分であろう。しかし、0と1ではすごい差がある。0ではあくまで想像に過ぎないことが、1では実感としてイメージできるから。

この感謝の気持ちをもつという意味で、今年の誕生日プレゼントもとてもよかったのではないかと思う。

付記

・クニコは昨年の夏休み自由研究「料理体験」をした。cf.クニコ(小5)がまとめた実物「料理体験集」
料理をするのは嫌いではなく、時折料理を作ったり作るのを手伝ったりすることはある。
アキコは、勉強で忙しくめったに作ることはない。むしろ小学生だった時の方が<母と子の料理教室>で料理を作っていた
こうしてみると、小学生の方が料理のしつけはやりやすいことがわかる。時間的なゆとりがあるし、素直に言うことを聞くし、そもそも料理に興味をもっているからだ。

・2人とも、料理本を見ながら手際よく調理できたのも、これまでの<母と子の料理教室>などでの蓄積があったからである。

付記2(当時の近況)

・アキコ(高1)、クニコ(小6)、祖母(私からは実母)、妻と私の5人家族のわが家である。
・アキコは、今年6月から生け花を習い始めた。これが月曜日夜。少林寺拳法は中学卒業と同時にやめた(黒帯まではとった)が、ヤマハ音楽教室でのエレクトーンは続けている。これが木曜日夜。あと、金曜日の夜は、祖母の習字教室のことが多い。それでも、空いている曜日は、土曜日を含めて学習塾のことが多い。

・クニコは、ソロバン教室が月・水曜日。新体操教室が月・水・木・土または日曜日。金曜日は習字とヤマハ音楽教室でのエレクトーンである。
かくてウイークディは、火曜日の夜のみ家族全員がそろっての夕食なのである。この日は、7時20分頃夕食開始で、原則テレビは消している。そのうえで、近況を聴き合ったり、週末を含めて1週間の予定を確認し合ったりしている。

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