クリスマスツリーを組み立てた。
ほとんどアキコ(小4)とクニコ(年長)だけで組み立てた。そこに子供たちの成長を感じた。
子供たちだけで組み立てたクリスマスツリー 2008.12.7 1767-540
12月7日(日)夜、恒例のクリスマスツリーをセッティングした。
既製品を組み立てるだけだが、今回は初めてアキコ、クニコだけでほとんどやり遂げた。
①もみの木の組み立て
②イルミネーションの取り付け
③雪やりんご、ベル、プレゼント、リボン、くつ、ぬいぐるみなどのグッズの飾り付け
私が手伝ったのは、①のもみの木の組み立ての力がいる部分を少しだけ、②イルミネーションの取り付け、③の部分でもみの木のてっぺんにある大きな星の取り付けだけであった。あと、それぞれのグッズを飾り付ける意味(付記を参照のこと)を話したぐらいである。
ちなみに妻は、納戸からクリスマスツリーセットを出してきただけであった。
つまり、ほとんどアキコ(小4)とクニコ(年長)だけで組み立てた。
クリスマスツリーにみるわが子の成長の足跡
思い起こせば、アキコ、クニコが生まれた頃は、当然だが見ているだけだった。おそらくは、ツリーの意味などわからず、ただ「きれいだな~」と思っていただけだっただろう。
そのうち、クリスマスはケーキが食べられたり、プレゼントをもらえたりしてとても楽しいイベントであることに気づいてくる。
そして、その雰囲気作りとして、クリスマスツリーは大切なグッズであることがわかってくる。父や母が楽しそうに飾り付けをしている様子を見て、自分もやってみたいと思うようになる。
やがて2歳、3歳となり、少しだけ飾り付けをするようになる。さらに進んで、姉妹で飾りたいグッズを取り合ったりするぐらいになる。
かくて、今年のように、ほとんど自分たちでできるようになるわけである。
そして、いつかは親として自分の子どもに同じように教えていくことになるだろう。
アキコも、クニコも、クリスマスツリーで飾ると、クリスマスの雰囲気が出てくるということを知っており(意味・目的の理解)、飾る手順を理解しかつできる(やり方の理解・能力の体得)ようになっている。
楽しそうに、しかもお互いに飾りたいものを言い合い協力し合いながら、テキパキとクリスマスツリーを組み立てていくアキコ、クニコを見て、頼もしくなった。
そういえば、今年の七夕飾りも、アキコ、クニコたちがほとんど作っていた。私と妻が一つ一つ七夕飾りを作って見せていたのが、懐かしいくらいである。
いずれ旅行の計画も、家族会議の進行も、料理も、自分たちでできるようになっていくだろう。基本的には、このクリスマスツリーの飾り付けと同じようなステップで。
子どもは成長し、やがて自立していく。それを促すのにふさわしい環境(もちろん親自身を含めて)を提供し続けることが、親の役割なのだろう。
付記
・「七田小学生新聞」12月号「春夏秋冬 あれこれ通信」は、「クリスマスの巻」であった。そこには、クリスマスツリーの飾りについて、次のような記述があった。
クリスマスツリーの飾りにはそれぞれ意味がある。ツリーを飾るなら、わかっていた方がいい。