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日本の伝統行事を生かした家族イベント

四季折々の日本の伝統行事の素晴らしさを味わおう

毎年決まった時期に繰り返される、四季折々の日本の伝統行事ー初詣、書き初め、豆まき、ひな祭り、お花見…ーに、家族みんなで親しむことは、何より楽しいふれあいの機会となり、生活に潤いをもたらします。

そればかりでなく、日本の伝統行事のもつ意味に触れたり、四季のすばらしさにふれたりする中で、日本のよさに気づき、大きく言えば日本人としての自覚や誇りを育むことにつながっていくことでしょう。

「日本の伝統行事を生かした家族イベント」

ー四季折々の季節感を味わうー

定番たり得る「家族イベント」その1は、「日本の伝統行事を活かした家族イベント」とです。幸いなことに日本には、四季折々さまざまな伝統行事があります。

たとえば、

 

一月「正月」「初詣」「書き初め」

二月「豆まき」

三月「ひな祭り」

四月「お花見」

五月「端午の節句」

六月「衣替え」

七月「七夕」…あったかい家族日記901号

八月「お盆」

九月「お月見」

一〇月「重陽の節句」(旧暦九月九日)     ※「紅葉狩り」

十一月「七五三」

十二月「大晦日」

などです。

 

日本の伝統行事を活かした、わが家の家族イベントの例を三つ紹介します。

 

  • 一月「書き初め」

一月二日は、わが家恒例の伝統行事「書き初め」を行います。年頭に一年間こう過ごしたい・こうありたいという心構え(何を大切にして一年を過ごすか)や願いなどを、家族一人一人が決め、それを書くのです。その後は、寝室となる和室に一年間飾り、寝るとき、起きるとき眺めることになります。

わが家の場合、せっかく実母が書家なのだから、それを活かすと同時に、一年間をどんな心構えで過ごすかを書いておくことは、意味があると思ったから始めました。もう一〇年以上続けています。

三年目からは、家族みんながこの一年どんな心構えで過ごすのか」についても、書くようにしてきた。たとえば、「チームワーク」(443号)とか、「安全第一」のようにです。

新年にふさわしい、お勧めの家族行事です。

できあがった作品は、1年間ずっと2階の和室(寝室)に貼り、寝る前と起きる前に目に入るようにしています。

「一年の計は元旦にあり」という格言通り、年頭に家族が一つになって「書き初め」をすること。家族一人一人が一年間こう過ごしたい・こうありたいという心構え(今年1年をどんな心構えで何を大切にして一年を過ごすか)や願いなどを考え、それにちなんだ字を書くことは、大変意味があります。約半年後の七月七日「七夕」に、短冊に一人ひとりが願い事を書くことなどもそうです。

実は、日本の伝統行事は、ふさわしい時期にふさわしい行事が配置されているのです。そこに知恵が詰まっており、日本の伝統行事を家族イベントとして取り入れることで、それを活かすことができるのです。

  • 二月「豆まき」

家族全員「福は内! 鬼は外!」

家中の部屋を回って、こう唱えながら、豆をまきました。

妻「玄関の戸は開けて『鬼は外!』と言わないと、鬼が出て行かないわよ。」

私「そうか。じゃあ、戸を開けて『鬼は外!』だ。」

去年は私、一昨年は妻が鬼になりました。今年は、クニコが保育園で作ってきた鬼のお面をかぶって鬼になりました。

やり終えたら、本当に邪気が払われた感じがして、すっきりとした気分となりました。

「邪気を払い、福を招き入れる」という豆まきに込めた願いを、家族で共有したこと。そして、ほんの短い時間であっても、心を一つにして一つの行事を、家族全員でやり遂げたことからくる心地よさだと思いました。

伝統行事のよさは、たとえば豆まき「邪気を払い、福を招き入れる」というように、ねらいが明確で、やり方もほぼ決まっていることです。時期になれば、豆や鬼のお面すら店頭に出回り、案外手軽にできるものです。つまり、実行しすいのです。それでいて、長い歴史を経ているだけあって、結構満足感が得られるんですね。

わが家では、子どもたちが高校生、中学生になっても続けていますから、15年ほど続いていることになります。

  • 三月「ひな祭り」

ひな祭りは、わが子が女の子だけあって、大切な家族イベントとして祝ってきました。家族みんなだけでなく、妻の母(義母)・兄(義兄)も招待して祝ってきたのです。

当日は、ごちそうをみんなで食べて祝いますが、事前のひな壇飾り(写真)を欠かしたことはありません。

雛人形を飾ること、これ自体とっても素敵です。

そして、「女の子の成長としあわせを願い、祝う行事です。『桃の節句』ともいわれ、雛人形や桃の花を飾って祝います。むかしから『桃は邪気(病気などをおこすと考えられる悪い気)をはらう力がある』と考えられていました。また、旧暦の三月三日ごろは桃の花の季節だったことから、雛祭りにはかかせない花になりました。……」(『和の行事えほん1春と夏の巻』六ページより引用)というように、その伝統行事の意味やいわれを語ったらもっと素敵でしょう!かくて、わが家では伝統行事を祝うことと合わせてその意味や言われも話すようにしています。

日本の伝統行事にあるねらい、これも子どもにぜひ話してあげたいところです。そうすれば、伝統行事にこめられた親の願いも伝わることでしょう。

毎年決まった時期に繰り返される、四季折々の日本の伝統行事ー初詣、書き初め、豆まき、ひな祭り、お花見…ーに、家族みんなで親しむことは、何より楽しいふれあいの機会となり、生活に潤いをもたらします。

そればかりでなく、日本の伝統行事のもつ意味に触れたり、四季のすばらしさにふれたりする中で、日本のよさに気づき、大きく言えば日本人としての自覚や誇りを育むことにつながっていくことでしょう。

端午の節句以下は省略しますが、このように日本の伝統行事を取り入れることで、家族イベントのかなりの部分を埋めることができます。

  • 運動会や修学旅行、スポーツ大会などの学校行事が学校生活に不可欠なように、家庭にも家族の一員であることの所属感や一体感をもち、家族との絆を強める、楽しい家族イベントが必要です。

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