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お父さんの退職祝い

2023年9月23日(土)に、コロナ下で延び延びになっていた退職祝いをやってもらいました。

🔸1 色紙のメッセージ&プレゼント

予定通り11時半到着で、部屋に通されました。
このお店はランチでよく使うのですが、今回のお部屋は「退職を祝う会」ということで、とても良いお部屋でした。

まずは、長女からメッセージを書いた色紙をプレゼントされました。

それを読みながら、思わず感動してしてしまいました。あまりにも文章(メッセージ)が良かったからです。

◼️色紙のメッセージ

あたたかい家族
それをつくり出した
お父さん
何か問題が
あったとき
いつも支えてくれて
ありがとう
これからも家族みんなで
はげまし合おうね

色紙の裏面には、一人一人のメッセージが貼られていました。

◼️実母

お仕事 ごくろうさま でした

◼️妻

長い間 お仕事
おつかれ様でした。
これからも、体に気をつけて
過ごして下さい。

◼️長女

長年お仕事お疲れ様でした。
仕事が嫌な時も
毎日働いてくれてありがとう。
ゆっくり休んでください。

◼️次女

長年の教師生活
お疲れ様でした。
お父さんの天職だったと思います。
これからは第2の人生を楽しんでください。

メッセージは、一人一人が読んでくれました。
最初の色紙の表のメッセージは、長女に読んでもらいました。
さすがに感動しました。

◼️プレゼントは、

この色紙の他に、ハンカチが二つ入っていました。
「Father」と刺繍されていました。

🔸2 写真撮影&会食

プレゼントの色紙とハンカチをもって、記念撮影をしました。

 

そのあとは、会食(お喋り)です。刺身はもちろん、鰻なども出て、さすがに豪華でした。

問題は、会話です。

私:家族の思い出てとても心に残っているのは何かな?

こう問うたところ、しばし考えた後で、

長女:バスタオルに入れてもらって、ブラブラ揺らしてもらったこと

こう答えていました。同じように、旅先で一番良かったところを問うたところ

長女:東北一周旅行の白神山地(サンタランド)

と答えていました。

ちなみに次女は、東北一周旅行の際、気仙沼のホテルでダンスをしたことや、ホオポノポノ・ガヤトリーマントラの話などが心に残っていました。

小学校時代毎日のように親子で夜遊んでいたのですが、特に何が楽しかったか聞いてみると、室内サッカーと言っていました。あと、室内バレーも室内野球も楽しかったそうです。

毎年夏休みには泊を伴う家族旅行をしており、旅行でのエピソードなど話は尽きませんでした。

姉妹同士、久しぶりに会ったこともあり、楽しそうでした。

かくて、約二時間、楽しい会食「退職を祝う会」が終わりました。

その後、自宅により、妻の実家にもよって、14:39燕三条駅発の新幹線まで送りました。

🔸3 色紙を改めて見返して

退職して、2年余り、コロナ下ということで延び延びになっていた「退職を祝う会」をようやくやってもらえました。

改めて、色紙に書かれたメッセージを読むと、感慨深いものがあります。

>あたたかい家族 それをつくり出した お父さん

まさに「あったかい家族」を目指して家族経営をしてきたのですが、
「それが達成できています」という、長女からの証言ですから、ジーンときました。

>何か問題が あったとき いつも支えてくれて ありがとう

このことで真っ先に思い出したのは、長女が生徒会副会長の選挙に立候補したことです。
演説の原稿作りからさまざまなアドバイスをしたのですが、結局落選。
そのあとで、ケーキでお祝い(元気づける)をしたことを思い出しました。

>これからも家族みんなで はげまし合おうね

やはり私と妻の子育ては成功したなと確信しました。

拙著『うちの子、どうして言うこと聞かないの!と思ったら読む本』
「親だけが受け取ることができる最高の贈り物」として、次のように書いています。

子どもが巣立った後に、親そして子どもにはいったい何が残るのでしょうか。
筆者は、次の5つが残ると考えます。

①親子でのたくさんの触れ合いの思い出(きっと宝物のような思い出でしょう)、親が大切にしている価値観、生き方をわが子に受け継がせることができます。

②親から本当に愛され、大切にされたという自尊心がわが子に育まれることになります(自分は愛され大切にされるに値する価値ある人間だと言う深いところから来る自尊心が育まれるわけです)。

③親として、わが子を精一杯大切にして育てる過程での醍醐味、育ってきた充実感が残ります。

④ともに子どもを最優先事項として子育てをしてきた夫婦なら、子育ての醍醐味をともに味わったパートナーとして、お互いに相手を大切な存在と思い、子どもが巣立った後も助け合っていくことができます。

⑤親子の間で深い絆が残ります。そして、この絆を土台にして、子どもが大人になって、いつの日か親が衰えても、しっかりとした交流が続きます。『うちの子、どうして言うこと聞かないの!と思ったら読む本』55-56ppより

①、②、③、④に加えて、⑤の前半についてまでクリアーできたと確信しました。ただ、まだ妻も私も衰えてまではいっていないので、前半と書きました。
きっと衰えてても、しっかりとした交流が続くものと確信しています。

あと、今回の「退職を祝う会」は、区切りの意味はもちろんですが、祝う役をたくさんしてきたので、祝ってもらうことで自分自身が元気をもらいたいという気持ちが強かったのです。
幸い祝ってもらい、自分の子育てが成功したことにも、改めて確信が持てて元気ももらえました

追伸

この退職を祝う会は、私の方で随分前からやってほしいとリクエストしていたのですが、今回、長女アキコを中心に企画してもらい、やってもらうことになったのです。

とは言っても、長女は山梨なので、会場は、妻が自宅から近い割烹を予約してくれました。

日程は、9月22日(日)の「米寿を祝う会」の翌日にする関係で、この日に決まりました。

実際には、「退職を祝う会」のお祝いのメッセージとプレゼントを企画したというところです。

途中、大丈夫かなと心配したら、妻から「任せたんだから、任せたら。」と言われて、心配することをやめました。

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