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帰宅後、わが子と遊びを楽しむ条件

あと1週間ほどで10歳になるクニコだが、最近ずっと帰宅後クニコと遊べている。室内野球、キャッチボール、室内サッカー、トランプのスピード…といった具合である。クニコは、なぜ最近こんなに父親である私と遊ぶようになったのか。

帰宅後わが子と遊びを楽しむ条件 (2012.6.14) 第896号

ー室内野球、スピード、お風呂、読み聞かせ……ー

昨夜のこと

9時就寝前のクニコが

「お父さん、来て。」

と、私の手をとって、布団を敷いている和室(妻とクニコと私の3人で川の字で寝ている。)へ誘ってきた。一緒に寝てほしいと言う。

私「<お父さんと結婚する>って言ってくれたら行く。」

クニコ「それはいや。 でも、来てくれないと、お父さんのこと嫌いになるよ!」

私「(ということは、今は好きなんだな。)だったら、お母さんも来ないわけだから、お母さんのことも嫌いになるんだ。 <お父さんと結婚する>って言ってくれるなら行く。」

自室で勉強していたアキコ(中2)にまでこの声が聞こえたようで、

アキコ「あはははっ!(どうせ結婚なんてできないんだし、言えば来るんだから)別に言えばいいじゃないか。」

と言った。
お姉ちゃんに、こう言われたのが効いたのか、めずらしく(初めて)クニコは、

「じゃあ、結婚するから来て。」

と言った。それじゃあ、ということで、クニコと和室へ行って添い寝してあげた。
週末で疲れが貯まっていたのか、ものの5分でクニコはすやすやと寝てしまった。
私は、それではということで、また書斎へ戻り、本を読み始めた。

クニコが誘ってきて野球、スピード、お風呂、読み聞かせ

今週月曜日のこと。

クニコ「お父さん、(室内)野球しよう。」

私「やるか。」

こう言って、室内野球をし始めた。プラスチック製のバットとスポンジボールを使った室内野球である。10回程度打ったら、あるいライナーを捕られたら、ピッチャーとバッターを交代するという単純なルールである。場所は六畳の和室と廊下である。廊下にいるピッチャーが六畳和室にいるバッターにボールを投げるのである。これを10分余り楽しんだ。

楽しそうに野球をしている私とクニコを見ながら、洗濯物を干している妻。

妻「以前はアキコも私もいっしょに野球をしたり、サッカーをしたりしていたわね。」

妻はなつかしそうにそう言った。

私「よくこんな狭いところ(和室六畳)でできたな。」

クニコ「このタンスは、(その当時は)ここになかったよ。」

今のアキコは自室で勉強中だが、私はアキコとクニコの三人で野球をしたことを鮮やかに思い出した。当時は、楽しかった!

クニコ「今度は、スピードをしよう!」

私は、誘われるままに(トランプの)スピードを2回やった。2度目は引き分け。これがまた、楽しかった。
その後、クニコと入浴をして、「世界のわらい話」の読み聞かせをした。
楽しかった。

私から誘ってお風呂、野球、読み聞かせ、添い寝

翌火曜日は、私からクニコを誘って、一緒にお風呂に入った後、野球、読み聞かせ、添い寝をした。
翌水曜日は、またクニコとキャッチボール、室内サッカー、室内野球、入浴であった。
妻は、食器を洗いながら、

「昔は、アキコも入れて4人でよくサッカーをやっていたわね。」

となつかしそうに言った。

私「あのときは本当に楽しかったな~。(アキコは、今は部活や勉強で忙しくてだめだけど。)」

当時は、<ふれあいタイム>と称して、家族4人で夕食後によく遊んでいたものだった。
それが、アキコが中学に入る頃から、自然とアキコは抜けていった。部活も忙しくなり、夜は勉強という生活スタイルのアキコは、ふれあいタイムをとる時間がなくなったのだ。それに、親とよりも友達とのかかわりを好むようになったから(小5からアキコは、親よりも友達といっしょに文化祭を回っていた。)。
小5半ばから、アキコは一人で寝るようになった。クニコも、あと1年ほどで川の字に寝ることは完了であろう。

ふれあいタイムは賞味期限あり

親子のふれあい、これには賞味期限がある。家から出て独立する前に、やってくるのである。
今、中2のアキコは、夜の<親子ふれあいタイム>はすでに修了している。夜は、親との遊びよりも、習い事(エレクトーン・少林寺拳法・習字)や部活の続き(家でバットの素振りをしている)、勉強・読書、お手伝い(食器洗い、ご飯炊き、風呂掃除、トイレ掃除をしている)である。テレビも夜はほとんど見ない。(食事の時に、天気やニュースを親と一緒に少し見ているぐらい。)
アキコとの普段のふれあいは、夕食時の会話ぐらいである(テレビはニュースのあらましがわかったら消している。)。あとは、少林寺拳法へ週2回車で送るときぐらいである。

こうしたアキコの実態を見るにつけ、私はやがてクニコもこのようになると予想している。つまり、夜の<親子ふれあいタイム>の修了まであとわずかなのである。

最近クニコと遊べるようになった一番の理由

最近、読み聞かせをほとんど毎日楽しみ、6月に入ってからは毎日のように、クニコと15分ほどだが遊んでいる。クニコも、私もいっしょに遊ぶのを楽しみにしている。

こうなったのはなぜか?!

クニコといっしょに遊べる期間(クニコが親と遊ぶのを楽しむ期間)は限られており、残り1年ぐらいだと、私がはっきりと自覚したこと。だから、残された時間をクニコと思い切り楽しもうと決めたからである。

5月までの手帳(いつもメモ欄に今日1日でやることリストが書いてある)には、<クニコ:読み聞かせ> としか書いていなかったが、6月からの手帳には<クニコ:遊び&読み聞かせ> と書いてあった。

私が深いところでそのように決めて手帳に書いたから、クニコはそのことを知らないはずなのに、おそらくは遊びに誘ってきたのである。

深いところで、心から子どもとのふれあいを楽しむことを決めること

これこそがクニコと遊べる一番の理由である。

もちろん、それ以外にも理由というか条件はある。たとえば、

・現在の勤務校に2年目で慣れてきて、時間的にも気分的にもゆとりが生まれたこと。
・クニコの帰宅後の生活の中に、テレビやDS、部活といった親子のふれあいの時間を奪うものがほとんどあるいは全くないということも大きい。
・室内野球、トランプといった楽しい遊びのレパートリーや、
・そのためのグッズ(トランプ、バット、ボール…)がある。
・クニコ自身がまだ親との遊びを喜ぶ段階であったこと
……等々もある。

しかし、いくらそのような条件が整っていても、肝心の私がその気がないなら絶対に親子のふれあい遊びなどできない。逆に、その気があれば、何とかふれあいの時間は(少なくとも週1回は)もてるはずである。

賞味期間は限られているという自覚があればこそ、その気になった私である。時間は待ってくれない。そのまま家で一人ゆったり過ごしても、クニコといっしょに遊んでも、テレビを見ても、仕事をしても、あるいは何もしなくても、この賞味期間は終わってしまうのだ。

残り1年間、たっぷりとクニコとかかわり、太い絆を創るつもりである。

土曜日の今日は、クニコを七田チャイルドアカデミーに連れて行き、学習参観する予定である。(してきた。)

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