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体験的本好きにする方法

「わが子を本好きにしたい!」と、私は強く願ってきた。その願いが叶って、アキコ、クニコは共に本好きになった。アキコについては、私の読み聞かせから自立し、自分で本を読むようになった。なぜそうなったか?!

本好きに成長したアキコ 2008.3. 558-461

2月24日(日)午後のこと。

私「タカちゃん、もうアキコ(小3、9歳)の読み聞かせはいいみたいだね。今度は、絵本の読み聞かせは、(専ら)クニコ(年中、5歳)にシフトしようかな。」

妻「そうね。アキコは自分でどんどん読んでいるみたいよ。」

「わが子を本好きにしたい!」という強い願いをもって始めた絵本の読み聞かせ。
以前のブログ記事にも紹介したが、アキコが生まれて1歳には、「ほるぷ」こども図書館の「めだかコース全58冊」(67319円)を、そして「ひよこコース全46冊」(62125円)を買い与え、私がほとんど毎日読み聞かせていた。

そして、ほぼ1年前には、ほるぷこども図書館「こじかコース全46冊」を読了した。全46冊のうち、2冊はアキコ自身で読み終えていたので、残り44冊が私の読み聞かせということになる。
こじかコースを読み始めたのが、昨年10月18日だから5ヶ月近くかかった。

もちろん、これ以外にも、図書館で借りてきた本や、書店で買い与えた本も読み聞かせてきた。

アキコへの読み聞かせの機会が減った理由etc.

しかし、最近アキコへの読み聞かせの機会が目に見えて減ってきた。

その一番の理由が、アキコ一人で絵本を読むことを好むようになってきたことである。最近は、江戸川乱歩の少年探偵シリーズに熱中しており、2月だけでも、「7透明怪人」「8怪奇四十面相」「9鉄塔王国の恐怖」…から「18奇面城の秘密」まで12冊も読んだ。アキコは、探偵シリーズ本読みに熱中しており、一人でじっくりと読みたいのである。

二番目の理由が、本自体が長くなっており、寝る少し前の10分、15分ぐらいでは、とても読み終わらないからである。ずっと以前は、15分もあれば3冊、4冊と読めたことと大違いである。(本ブログの愛読者のみなさん、この意味でも、小さいときこそが読み聞かせのチャンスです。)

三番目に、私自身が忙しいことやクニコへの読み聞かせなどがあげられるが、1番目、2番目が大きな理由である。

アキコ(9歳)を本好きにするために、私自身が絵本を読み聞かせるという役割は、その願いを達成して、基本的に終了したと判断していいだろう。(本ブログの愛読者のみなさん、この意味でも、小さいときこそが読み聞かせのチャンスです。)

一緒にふとんに入り、わが子を前に置き、後ろから抱くようにして絵本を読んであげるその時間は、

私にとって、わが子とふれあう心地よい時間であった。
一方、わが子にとっても、父親に抱かれながら、好きな絵本を読んでもらうことは、間違いなく楽しい時間であった。(「ねえ、続き読んで!」という絵本をリクエストする声を思い出す。)
つまり、まず何よりも親子の絆を深める時間であったのである。

そして、もちろんわが子の心と頭を育てる価値ある時間でもあった。

ナル・フジオカさん絵

体験的わが子を本好きにする方法

アキコを本好きにするという願いを達成したが、ここでわが子を本好きにする方法をまとめておきたい。言うなれば、「体験的わが子を本好きにする方法」である。

第一に、絵本の読み聞かせを小さいうちから徹底するということである。私は、アキコが1歳から読み聞かせをしていた。毎晩、私が読み聞かせをしていたのである。

第二に、発達段階に合った、子どもが興味をもつ絵本を用意するということである。発達段階に合った本は、多くの場合子どもは興味をもって読むし、逆に子どもが興味をもって読む本は、発達段階に合っていると言える。

私の場合、まず<「ほるぷ」こども図書館の各コース>を選んだ。多くの識者が良質の絵本を各ジャンルからバランス良く選び、かつ発達段階に合うようにコース化してあったからである。
そして、そこで絵本の選び方を学び、さらに同じ著者の別の絵本を読むなどして、読む絵本を広げていった。

この絵本を用意する仕方はいろいろある。基本的には、買うか借りるかである。今でこそ図書館から借りることも多いが、多くを買い与えておいた。いつも手に取れるように、繰り返し読めるように、身近に絵本を買い置いておいたのである。

買うと借りるどちらにしても、身近に良質の絵本をたくさん置いておくことは、とても大切な条件だと考える。

第三に本をプレゼントする習慣である。誕生日などのお祝いの折、ボーナスの折、ちょっと書店に寄った折など、機会をとらえて本をプレゼントしてきた。お祝いにプレゼントした本は、愛着がわくし、記念になる。(※ あとで写真をアップ)
これは、将来自分で本を買うことに抵抗を無くするにも、有効だろうと思う。

第四に図書館に行く習慣である。わが家は、月1回家族で図書館に行ってきた。今日も、私がアキコを図書館に連れて行って帰ってきたところである。
図書館には良い絵本がたくさんある。知的な空間であって、様々なジャンルのたくさんの本が並んでいる。それをすぐに借りて読めるのだからすばらしい。

欲しい本がすべて買える財力も、本を保管する空間もない。図書館に行く習慣は、これまた必須の習慣である。

第五に私自身が本好きであることである。私が本に親しむ姿を何回もアキコは目にしているのである。空気のようにである。
そればかりでなく、私が時折読んだ本の内容を話して聞かせるから、「本は面白く、ためになる」と、アキコは思っている。

ざっとこの五つをあげることができる。

この五つをとおして、子ども自身が(本人が)「本は面白くためになる」と心の底から実感できれば、すなわち「本好き」になるのである。言い換えれば、生涯にわたっての、読書の習慣が身に付くのである。

この五つの方法をやり通せばほぼ間違いなく本好きになるにしても、問題はなぜやり通せたかである。

それは「私が読書する習慣の価値を知っており、<わが子を読書好きにしたい!>と心底願っていた」からである。

「親の願いと決意」今思えば、これこそが、本好きにするための一番のポイントかもしれない。

※ ここまで本記事を書いて1日明けた今読み返して思うことは、「<親の願いと決意>だけでは続かなかった」だろうという実感である。

それでは、なぜやり続けられたか?!

それは、アキコに読み聞かせるその時間は、「アキコにとっても私にとっても価値ある楽しいひととき」であったからである。「わが子とふれあう心地よい時間」であったからである。

今後のアキコの読書生活へのサポート 

私「アキコ、もうお父さんが絵本を読み聞かせなくても、自分で読めるから、その方がいいだろ。お父さんは、クニコに(専ら)絵本を読んであげようと思うんだよ。」

こう言ってみた。アキコは、

「う~ん、『椋鳩十のシカ物語』は読んで欲しい。」

こう答えた。(私が薦めて買ってあげた本で、今私が読んであげている最中の本である。)

読み聞かせの重点は、クニコにシフトするにしても、全面撤退ではなく、時には良い本を見つけて読んであげたり、面白かった本の内容を話して聞かせたり(素話)しようと思う。

読むと良い本を推薦したり、読んだ本について感想を交流し合ったりすることにしようと思う。

そして、私自身が本を読んであげるというよりは、アキコの読書生活が豊かになるように、アキコの読書環境を整えることーよい本をたくさん用意すること、読む本についてアドバイスすること、感想など交流することーに重点を置こうと考えている。
言うなれば、「体験的わが子を本好きにする方法」の第二から第五までをしっかりとやるということである。

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・これ以外に、フィンランド・メソッドによる「100冊読書日記」の開始もあった。

・3月5日の昼の校内放送で、図書委員会から「今年3年生で一番図書室の本を借りた人」として、アキコが紹介されたそうだ。僅か2クラスの学年だが、読書好きに育っている証拠の一つである。

 

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