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③テレビ・コンピューターゲーム・スマホ・SNS(LINEなど)依存症

③テレビ・コンピューターゲーム・スマホ・SNS(LINEなど)依存症

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③テレビ・コンピューターゲーム・スマホ・SNS(LINE、Facebookなど)依存症 → P183へ

 

●帰宅後ずっとコンピューターゲームばかりしています。夕食後もすぐに部屋に入ってゲームにはまっています。「1日1時間まで」と注意しても、聞き入れません。勉強時間も親子の会話の時間もほとんどなく、子どもをゲーム機に奪われた感じがします。視力まで急に落ちました。(10歳男児の母)

 

●スマホを買い与えたところ、学校の友達とLINEばかりやっています。心配です。 (12歳女児の母)

『うちの子、どうして言うこと聞かないの!と思ったら読む本』より

こうした問題に悩んでいる親御さんも少なくないでしょう。

私が担任した例で、「ふとんに入って隠れて夜中の12時過ぎまでゲームをやり、それでも足りずにゲーム機の続きをやりたくて学校を早退してしまった子」がいます。これは、かれこれ10年前の話ですが、昨今の現状は、スマホ・SNSのいっそうの普及により、悪化の一途をたどっています。「ネット依存の中高生51万人、8%が「病的」睡眠障害や体調不良」うんぬんの調査結果を厚生労働省研究班が公表しています(2013年)。

 

もちろん、日本だけでなく先進国では共通した問題です。2016年、お隣の韓国でコンピューターにはまり不登校になった子どもたちが専門の治療院などで治療を受け改善しいていくまでを追った映像を、NHKのドキュメンタリー番組で見ました。

夫婦でコンビニを経営しているあるお母さんの最近の実話です。なかなか子どもをかまってやれず、代わりにコンピューターゲームを買い与えたところ、平日で4時間以上もはまるようになりました。お母さんが仕事から帰宅すると、その男の子は、お母さんに飛びつくのではなくて、お母さんのスマホに飛びついた(スマホのオンラインゲームをしたいから)という話です。私はその話を聞いて、本当に心が痛みました。

私はこうした現状を深く憂いています。それで、「原則6 教育環境を整え、現代の凶器から子どもを守りましょう」という項目を立てて、現状に警鐘を鳴らし、「恐るべきテレビ・ゲーム機・スマホ・SNSの弊害」について書いたのです。

代表的な弊害だけでも、5つもあるのです。

1 学習時間が奪われる
2 睡眠時間が奪われる
3 友達といっしょに体を使って遊ぶ時間が奪われる
4 ゲームソフト内容面の悪影響を受ける
5 孤立・引きこもり・不登校につながる  『うちの子、どうして言うこと聞かないの!と思ったら読む本』より

こうした弊害を知ってか知らずか、少なくない親御さんがいとも簡単に子どもの求めに応じて買い与えてしまうのです。その結果、子どもはこうした弊害をまともに受けて、学習時間が奪われ低学力になったり、睡眠時間が奪われてイライラして学校で対人関係のトラブルを起こしたり、社会性が育たず引きこもり・不登校になったりしているのです。

そうした現状を改善するべく、『うちの子、どうして~本』では、「『子どもの成長のため』という判断基準を守りましょう」と呼びかけています。

●親は、判断基準を「子どもが喜ぶか、喜ばないか」、あるいは「子どもが反発する(子どもに嫌われる)か、しないか」「他の家庭がどうしているか」から、「子どもの成長にとってよいものかどうか」に変える必要があるのです(同書104ページ)

そして、依存対策として次の3つを紹介しています。

1 そもそも買い与えない
2 買い与える前にルールを決める
3 もうすでに「はまっている」現状からの脱出方法

それぞれ実証済みの、効果のある対策ばかりです。

買い与えようかどうか迷っている親御さん、買うことにしたけれどルールをどう決めたらいいかよくわからない親御さん、すでにわが子がゲーム機にはまり過ぎて困っている親御さんなど、そうした問題に悩む親御さんは『うちの子、どうして~本』を手に取られるとよいでしょう。

なお、次の記事にゲーム機の一つ「たまごっち」のルールを守らせた家族の実践例が紹介されていますから、参考にされるとよいでしょう。

■ゲーム機使用のルールを守らせるには?

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